ある時代だけ美しいアーティストならたくさんいました。これからもいるでしょう。しかし、どの時代も美しくあろうとして、そして美しかったアーティストはボウイしかいなかった。これからもいない。DAVID BOWIE is… ぼくの星だった。 ーー上條淳士(漫画家) ✳︎写真:上條氏の手で描かれたボウイ
(04年自身が出演したヴィッテルのCMについて) あれだけのキャラを一辺に見せる事ができるなんてね。ユーモアのあるCMになったと思うよ。もちろん、僕はずっとヴィッテルしか飲まないよ(笑)。
(04年ボウイをモチーフに『ニール・ゲイマン氏=物語/天野喜孝氏=イラスト』のコラボが行われた) D.ボウイにはまだお会いしてないのですが、妻のイマンさんにはお会いしました。(イマンがボウイを千年待つというストーリーを伝えると)現実には起こらないわね、と(笑)。 ーー天野喜孝
(73年の初来日を振り返って) コンサートの合間に訪れた京都。その日本の古都で見た満開の桜は見事だった。そんな風にして僕は日本と恋に落ちたんだ。
(80年TV番組インタビューより) 日々を無駄に過ごさないで下さい。時間を無駄にしないで下さい。
18とか19くらいの時、仏教、それもチベット仏教に物凄く入れ込んだ時期が有って、特に惹かれたというか、素晴らしい考え方だと思ったのは「人生はすごく儚いものであるから、物事にあまり固執してもしょうがない」というものだったんだ。
(『スペース・オディティ』歌詞より) こちらトム少佐より管制塔へ ドアを開けて外に出たところだ 僕はとても奇妙な方法で浮かんでいる 沢山の星がまるで別物に見えるよ ✳︎13年宇宙飛行士クリス・ハドフィールド氏は、宇宙でボウイの『スペース・オディティ』を歌った #世界宇宙飛行の日
僕はいかなる失敗も恐れない。なぜなら、そのような不確実性の中から、何かが救い出され、何か価値あるものが生まれることが多いからだ。失敗なくして進歩はない。そして、各々の失敗から学ぶ教訓がある。
イギー・ポップは生まれつき演劇の要素を持っている男だ。ただ、芝居の常識やルールなんかとは、まるっきり縁が無いのが面白い。いわばイギー独自の『デトロイト劇場(デトロイトはイギーの活動拠点)』みたいなものさ。 ✳︎動画:テレビ番組で共演したイギー&ボウイ
ジギーの半分はSFロック・スターで、もう半分は日本の演劇(歌舞伎)だったよ。
たしか彼(ボウイ)が、化粧しているところを見せてほしいと言って楽屋に来て、僕の後ろに座って、顔をしているところをじっと観察していたのを思い出します。目の周りの紅のぼかしは海外の人にとっては特別なものだったのでしょう。 ー坂東玉三郎(女形歌舞伎俳優) ✳︎顔をする=化粧をする
京都にある新しいタイプの喫茶店に行くのが好きです。新しいタイプの京都の人々が集まるから。街から離れた市場でボケッと座っているのも好きだし、市電には一日中乗っても飽きません。僕は人間を眺めているのが好きなんです。人間観察者なんです(笑)。 ✳︎写真:80年京都市・阪急烏丸駅にて
僕は自分にはあまり価値がないと確信していた。僕には恐ろしい自己像や問題があったし、自尊心も非常に低かった。でも、僕は取り憑かれた様に作品を書いたり演じたりする事でそれを隠した。-今、僕は自分の事をかなり好きになり始めている。(97年)
(ボウイとの思い出) 私が個人的に触れ合った事は数回しかありませんが、一番心に残っているのは、幼かった娘をとても可愛がってくれ、六本木の街を肩車して歩くご機嫌な姿です。-矢野顕子 肩車とかはざんねんながら覚えてないけど、すっごく綺麗な男の人の事はボヤッと記憶にある。-坂本美雨
両方の考え方を同時に持つのは健康的なスタイルだよ。好きだからといって、それを批判できないわけでは無い。両方の立場を同時に持つ事は出来るよね。
いつ来ても日本は楽しいですよ。 #みどりの日
ヒーローズのジャケットは、77年ボウイがイギーのプロモで2人で来日した時に撮らせて貰った写真です。原宿の小さなスタジオで、横でイギーが冷やかしてました。あのシリーズはボウイの表情がむちゃくちゃ良い。空気がノッてるんです。 --鋤田正義 (写真家)
(写真家鋤田正義について) SUKITAは全く献身的で素晴らしいアーティストである。私は彼をマスター(巨匠)と呼ぶ。 ーーデヴィッド・ボウイ ✳︎5月19日より鋤田さんのドキュメンタリー映画『SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬』が全国公開されます!ぜひチェックを◎ トレーラーはコチラ↓
失敗しないと人間は成長しないからね。週に一度は何か失敗しているよ。そうでなきゃ、自分で自分を創造するような人間にはなれない。
生きることは難しくて、色々なものが僕達を少しずつ追い詰めているのは否定しようのない事実だけど、「この世はタフで厳しい所だ」という事実を受け入れてしまうと、遠くに光が見えてくるものなんだよ。
(ボウイが自身の死の7日前に、ブライアン・イーノへ宛てたメール) 僕らの紡いだ素晴らしい時間に感謝するよ、ブライアン。あの時間はこれからも決して朽ちることはない。 ーー ”夜明け”より ✳︎ボウイはいつも「ミスター・ショウビズ」「ミルトン・キーンズ」等、変名で署名をしていた
僕はいつも引き際を心得ている。楽しくなくなったら、そこでやめるべきなんだ。それで僕は何度も変身するわけだ。いくら成功してるからって、同じことを繰り返すだけならやめた方がいい。
覚えてる日本語?タバコヲクダサイ(笑)。もう煙草は吸わないんだけどね(笑)。(04年) ✳︎ボウイは娘の誕生をきっかけに、02年頃に煙草をやめた #世界禁煙デー
それに日本の人は皆とても親切で、道をたずねた時に英語で説明できない人は手を引っ張って、そこまで連れていってくれたりする。蕎麦屋やうどん屋に行きたいと思って道をたずねると、そこまで連れていってくれた事があるんだ。こんな経験ができるのは日本だけだね、ホントに素晴らしい国だよ。
ジョジョに出てくるスタンドの名前は、昔好きだったグループの名前やアルバム名から取ったりしています。 --荒木飛呂彦(漫画家) ✳︎写真:ヒーローズのジャケットのポーズをとる荒木氏。作品中では「スケアリー・モンスターズ」というスタンドも登場する