ジギー時代の衣装は全て山本寛斎によるもので-そのころの衣装は今でもちゃんと持ってるんだけど-とにかく、あの当時2人でコラボレーションをしたら、絶対に誰も観たことが無いようなものを作れるって確信してたんだ。
『戦場のメリークリスマス』の撮影中に、一度ホテルのレストランでボウイとセッションをしたんです。僕がドラムで、彼はギターを弾きながら歌ってね。プレスリーとか、ああいう古いロックンロールが次々に出てくるんですよ。物凄く上手いの。ビックリしましたね。 ──坂本龍一
(山本寛斎氏がデザインした衣装『TOKYO POP』について) 僕が求めていたもの全て…斬新で挑発的で、照明の下で着るには信じがたいほど暑い。 ✳︎写真:『TOKYO POP』を着用したボウイ。鋤田正義氏の撮影
僕の衣装はほぼ全て日本製なんだ。歌舞伎みたいな服が大好きなんだよ。(74年) ✳︎山本寛斎氏による有名な『出火吐暴威』の衣装は、歌舞伎の早変わり技『引き抜き』を参考にしている
坂本龍一はメインストリーム、アヴァンギャルドと映画とを最も上手く乗りこなす。しかし一瞬たりとも器用貧乏に陥ることがない。その業はもはや匠の域に達しているように思う。 ✳︎動画:映画『戦場のメリークリスマス』で共演した坂本氏とボウイ
(『ジョジョの奇妙な冒険』におけるポージングについて) こういったポーズを描くことになったきっかけは、なんと言ってもデヴィッド・ボウイのアルバム『“HEROES”』のジャケットアートに衝撃を受けたからです。 ──荒木飛呂彦(漫画家) ✳︎ヒーローズのジャケットのポーズをとる荒木先生
かなりいい日本のバンドがいるよ。日本で外出したときに聴き始めたんだけど、「スーパーカー」というバンドで、とにかくいいんだ。
◾️坂本龍一氏がDJを担当したラジオ番組『サウンド・ストリート』に、デヴィッド・ボウイがゲスト出演。(1983年11月22日放送)
(漫画「ベルサイユのばら」の主人公オスカルの瞳について) 視線をちょっとずらす。どこを見ているのか分からないという神秘さ。私、デヴィッド・ボウイが大好きで、ボウイ様ってそういう眼をしてるのね。そこからなんです。 ーー池田理代子(漫画家)
(ボウイとの思い出) 私が個人的に触れ合った事は数回しかありませんが、一番心に残っているのは、幼かった娘をとても可愛がってくれ、六本木の街を肩車して歩くご機嫌な姿です。─矢野顕子 肩車とかはざんねんながら覚えてないけど、すっごく綺麗な男の人の事はボヤッと記憶にある。─坂本美雨
かなりいい日本のバンドがいるよ。日本で外出したときに聴き始めたんだけど、「スーパーカー」というバンドで、とにかくいいんだ。
(ボウイとの出会いを振り返って) ちょうど、ボウイも「世界に出るぞ」と意気込んでいた時期で、気持ちやタイミングが重なったんですね。まあ、お互いに生意気盛りですよ。当時は私もボウイも未来がどうなるか、まったく分からない状況だから、アグレッシブさが足し算された。 --山本寛斎
(『ジョジョの奇妙な冒険』におけるポージングについて) こういったポーズを描くことになったきっかけは、なんと言ってもデヴィッド・ボウイのアルバム『“HEROES”』のジャケットアートに衝撃を受けたからです。 ーー荒木飛呂彦(漫画家) ✳︎ヒーローズのジャケットのポーズをとる荒木先生
(96年ジェフ・ベックについて) 今でも僕は、彼のことを「最も過小評価されているギタリスト」の1人だと思っている。彼は本当に人並み外れているし、彼とは本当に一緒に仕事がしたい。 ✳︎動画:73年ボウイのライヴに客演したベック。曲は『ジーン・ジニー』
好きな本や音楽を見つけると、誰かに知らせたくなる。でも、もっと好きなやつになると、今度は逆になる。誰にも知らせたくない、と感じるんだ。「こんな凄い、素晴らしいものを、自分以外の誰かが分かるはずない」ってね(笑)。
若い子たちが「有名になる為に必要なら、何でもやっていい」なんて吹き込まれていることに驚いてしまう。非常に嘆かわしいよ。僕らの世代は、どんなに傲慢で野心的であろうとも、良い事を成し遂げて有名になりたいと思っていた。でも今は、有名になること自体が目的になってしまっているんだ。(03年)
僕は日本の"バランス"が好きだ。ごちゃまぜの刺激がとても。すべてが古くて、すべてが新しい。これは素晴らしいことだと思う。(79年) ✳︎写真:80年京都にて鋤田正義氏による撮影
(『戦場のメリークリスマス』公開時の広告より) 男たち美しく 密林ふかく 海原はてしなく 敵もなく 味方もなく 全ては、自然の 虜われ人。 哀しい目をした 彼等は兵士。
★★★★★★★★★★★★★★★★★ ***HAPPY BIRTHDAY*** ***DAVID BOWIE*** *愛と感謝と敬意を捧げます* ★★★★★★★★★★★★★★★★★
(漫画『ゴールデンカムイ』に登場する土方歳三の容姿について) デヴィッド・ボウイを意識して(描いている)。 ──野田サトル(漫画家)
(『ジョジョの奇妙な冒険』におけるポージングについて) こういったポーズを描くことになったきっかけは、なんと言ってもデヴィッド・ボウイのアルバム『“HEROES”』のジャケットアートに衝撃を受けたからです。 ーー荒木飛呂彦(漫画家) ✳︎ヒーローズのジャケットのポーズをとる荒木先生
たしか彼(ボウイ)が、化粧しているところを見せてほしいと言って楽屋に来て、僕の後ろに座って、顔をしているところをじっと観察していたのを思い出します。目の周りの紅のぼかしは海外の人にとっては特別なものだったのでしょう。 ──坂東玉三郎(歌舞伎役者)
去年(85年ライブエイド)、チャールズとダイアナに会った時は物凄く緊張した…俺はデヴィッド・ボウイの隣だったんだけど2人とも凄くナーヴァスになってて、彼なんか俺のマルボロをほぼ一箱吸っちまったんだ。 --ロジャー・テイラー(クイーン)
(74年 山本寛斎氏による衣装『因幡の素兎〈いなばのしろうさぎ〉』を手に取って) これが最初の日本製衣装だね。日本の芝居の中で山人が着ていたようなやつさ。だから動物の絵がプリントしてあるんだ。ほらここに書いてあるよ、山本寛斎って。あと『水洗い出来ません』だってさ(笑)。
「戦場のメリークリスマス」の撮影中に、一度ホテルのレストランでボウイとセッションをしたんです。僕がドラムで、彼はギターを弾きながら歌ってね。プレスリーとか、ああいう古いロックンロールが次々に出てくるんですよ。物凄く上手いの。ビックリしましたね。 --坂本龍一