(ボウイ自身が出演した映画『ラビリンス』について) 脚本自体が、背徳的だったり悪意的だったり、血なまぐさかったりすること無しに、本当に面白かった。それに他の多くの特撮映画より、もっと多くのハートが有った。それで僕は最初からかなり惹き付けられたんだ。
今の世の中って、余りにも沢山の情報が溢れている。本当なら何が適切なものなのか選択して生活の中に取り入れていくべきなのに、それが不可能になってるよ。それを解決するには、僕達がもっとシンプルな生活スタイルに戻らなくちゃいけない。(83年)
(これまでのキャリアでアートに果たした最大の功績は何だと思いますか?) ふーむ・・・ジャンルに対する節操の無さ、かな?
(1990年デヴィッド・ボウイ「SOUND+VISION TOUR」東京ドーム公演にて) 映ってしまった。 --今井寿(BUCK-TICK) ✳︎動画:カメラに映り込む今井氏。ご本人が認定(動画18秒ごろ)
選択の自由を取り上げることが幸福への道だとは思いませんが、選択の自由だけを与えて、どうやってこの自由を使えばいいのか教えないとしたら、自由など意味が無いかもしれませんね。
たしか彼(ボウイ)が、化粧しているところを見せてほしいと言って楽屋に来て、僕の後ろに座って、顔をしているところをじっと観察していたのを思い出します。目の周りの紅のぼかしは海外の人にとっては特別なものだったのでしょう。 ー坂東玉三郎(女形歌舞伎俳優) ✳︎顔をする=化粧をする
【明日4月7日放送 アナザーストーリーズ「ロックが壊したベルリンの壁」】 東西分断時代のベルリンで、ボウイが行った伝説のライヴが取り上げられるようです!どうぞご覧くださいね(^^) NHK BSプレミアム 2020年4月7日(火) 午後9:00〜午後10:00 amass.jp/133015/
(96年ジェフ・ベックについて) 今でも僕は、彼のことを「最も過小評価されているギタリスト」の1人だと思っている。彼は本当に人並み外れているし、彼とは本当に一緒に仕事がしたい。 ✳︎動画:73年ボウイのライヴに客演したベック。曲は『ジーン・ジニー』
もし子供がいたら小さいうちに2年間、世界中を旅行させたいね。人種の間に違いが有るとしたら、それは重んじるべき素晴らしいこと。それを楽しむように教えたい。 ✳︎97年妻イマンとの間に娘を授かる前のインタビュー
(画家アントニオ・ロペスが、日本のニッカポッカを描いた絵に触発されて) それをわたし風に直したのが、あのジャンプスーツ。ボウイが着用している衣装が、まさか土木作業員の服が出発点になっているとは誰も知らないんですよ(笑)。 --山本寛斎
(71年発表『Changes』の歌詞より) 変わるんだ。 変化するんだ。 大人になっても変化しろ。 あんたは厄介者なんだ。 時間は僕を変えていくが、 僕は時間をさかのぼれない。 ✳︎動画字幕:寺尾次郎氏による翻訳
自分のやっていることに、ちょっとまごついたり、何故これをやっているのかという疑問を抱いたりすると、僕は必ずその原点に戻るんだ。
(ボウイ53歳からボウイ23歳へ) これだけは言っておく。仕事にこだわりすぎて、実生活の質を落とすような真似だけはよせ。君は熱中しやすいタチだから、仕事に負けてしまうんだよ。
私とデヴィッド・ボウイの出会いは中学生の頃でした。ーデビュー初期もグラム・ロック時代もアメリカ時代もベルリン時代もその後の時代も全部好きで、デヴィッド・ボウイのファンの多くがそうであるように、私もまた彼の音楽だけでなく彼のアート、彼の存在そのもののファンでした。 ーー北川景子
(90年若者に対してのメッセージ) 完全な満足なんて無いんだ。夢は果たせないからこそ意味がある。逆に言うと、日々の充実感を大切にするべきだ。不満を抱いているならその原因を探すんだ。他の夢に逃げ込んだりしてはいけない。
僕はいかなる失敗も恐れない。なぜなら、そのような不確実性の中から、何かが救い出され、何か価値あるものが生まれることが多いからだ。失敗なくして進歩はない。そして、各々の失敗から学ぶ教訓がある。
【大回顧展『DAVID BOWIE is』】 昨年日本でも開催され、世界中で大反響を呼んだ大回顧展『DAVID BOWIE is』のデジタルコンテンツが、AR(拡張現実)/VR(仮想現実)にてリリースされます!スマートフォン・VR/AR機器に対応!あの感動と新たな感動が手元に!待ちきれません★ rockinon.com/blog/rockinon/…
(ボウイが自身の死の7日前に、ブライアン・イーノへ宛てたメール) 僕らの紡いだ素晴らしい時間に感謝するよ、ブライアン。あの時間はこれからも決して朽ちることはない。 ーー ”夜明け”より ✳︎ボウイはいつも「ミスター・ショウビズ」「ミルトン・キーンズ」等、変名で署名をしていた
もし君がこれらのうちのいずれかを手に取る事が出来れば、僕は君に「耳が喜ぶ夜」を保証するよ。でもこの中の1、2枚は君の年配の友達数人に「コイツは完全に頭がおかしい」と思わせてしまうかも。 ✳︎03年ボウイは「ロック以外を中心にした名盤LP25枚」を紹介した(画像2枚目) #レコードの日
アーティストとは、情報を提供するものだ。その情報が何かは僕にも分からないけど、おそらく何かを乗り越えて生きるという事だろうね。ロックンロールとは、その乗り越えて生きようとする本能が、何にもまして強いんだ。 #ロックの日
(87年のベルリンの壁の西側でのコンサートを振り返り) 忘れもしないよ。僕の音楽家人生で最も感情が高まったパフォーマンスの1つだと思う。ー東ベルリンの人達がこちら側の演奏を聴こうとしているのが分かった。…ああ、今思い出しても声が詰まってしまう。 ✳︎動画:当日の壁の両側の様子
虚無主義的な見方をしたり、否定的な立場を取るというのは実に容易な事です。しかし、私はそういう傾向を変えたいと願っているのです。「この世は問題だらけだ」「それならどうしたら問題を解決できるのか」、そういう考え方をするべきだと思うのです。
今は人間の興味が持続する時間はせいぜい3秒ですよ。3秒有れば人は何でも理解出来るし、3秒たったら違うことを聞きたがるんです。(73年)
自分の中ではアルバムごとに違う印象ってのが面白いと思うんです。デヴィッド・ボウイって、その時代によってまったく変わってたりするじゃないですか?─そういうのを平気で出来ちゃうのがかっこいいと思うし、自分たちもそういうバンドでありたいですね。 ──今井寿(BUCK-TICK)
(「世界を売った男」のアルバムジャケットについて) おもしろ過ぎて君は信じてくれないだろうけど、あれはゲイブリエル・ロセッティのパロディなんだよね。 ✳︎ゲイブリエル・ロセッティ:19世紀の英画家・詩人。ラファエル前派の一員