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小学生にキャリア教育の話をしてたら「オレは38歳まではとにかく好きなことして生きます」という男子。「だって、人間の本来の寿命は38歳でしょ。だから神様からもらった38年間はワガママに生きて、あとのオマケの人生は平和や地球のために尽くします」と。小学生のキャリアプランがカッコよすぎた
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知り合いの学校で、28歳が教務に就任。周りからは「なんて学校だ」と非難の声。ただ学校は大きく改革。「行事の削減」「時程の変更」「指導案の簡略化」等々。これ全て28歳が提案。その口グセが「とりあえずやってみましょう、ダメなら戻しましょう」と。 この若手に任せた人事と支えた同僚もすごい
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夕方妻からLINE「驚かないで聞いてほしいんだけど、、」から始まり、最後には「3つお願い。家では子ども寝るまでこの話はしない。ニュースもしばらくつけない。寝る前は読み聞かせ。以上よろしく!」と。衝撃すぎて職員室で声をあげてしまったし、子どもへの影響力を瞬時に判断した妻は名司令塔でした
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うちの市長の自慢もさせて。去年から給食費を無料化、おかげで集金や会計から解放され、教員も保護者もwin-win。子どもたちも市長に感謝、政治に興味持った子もいる。給食も税金だよと伝えると「おれも将来、給食食べさせるために納税する!」と胃袋で税金マインド鷲掴み。全国でもやったらいいのに
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学力トップの中国。その秘訣を現地の先生に尋ねたら「中国では、教員は授業のプロとして尊重され、それ以外の仕事はアウトソーシングされてます。登下校はバス会社、昼食は宅配か帰宅。掃除は専属スタッフ、宿題はAIやオンライン教員。SEも雇ってる」と。予算をかけない日本は戦う前から負けている。。
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英語がペラペラで、何でもできる超優秀な若手の先生が辞表を出した。学校がざわつき、職員みんなで説得しようと理由を尋ねたら「来年からシンガポールで教員をします!そっちの方が条件がいいんで」と爽やかな一言。誰にも止められませんでした。これで2人目、貴重な先生が海外にとられてくやしい、、
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アメリカには、教員が休んだ時に駆けつけてくれる『助っ人先生』が待機してる。だからみんなが気軽に休めるし、年休も100%消化できる。日本の教員は、自分が休んだら他に迷惑がかかる。だから熱が出ても休めないし、年休は5日も使えない人も多い。コロナを機に、教員が休める仕組みを輸入してほしい。
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29歳の大臣が変えたフィンランド教育
・指導要領を3分の1にカット
・学校や教員に裁量権を譲渡
・ペーパーテストを廃止
・教員資格を大学院卒に
・採用は職員とPTAが決める
・任期を3〜5年に
・問題教師は即解雇
・勤務終了は3時→自己研鑽の時間に
・副業を許可
結果、世界中があこがれる教育大国に
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何度も言いますが、スウェーデンでは6年生まで成績をつけません。まだ自己調整力の低い子どもが◎や△だと評価されることの弊害を知っているから。代わりに一人一人面談をして、何を学んだか、これからどう学ぶのか方針を決める。「他者評価」より「自己評価」を大事にする北欧教育を日本でも
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田中角栄は言った
「教育で一番大切なのは義務教育だ。小中の教育をしっかりやればいいのだ。それにはいい先生を集めなければならない。そのためには月給を高くしなければならない。一般公務員よりも先生の給料を3割高くしろ」と。
結果、倍率は上がり現場もやる気に溢れ経済も安定したという話。
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スウェーデンでは6年生まで成績をつけない。まだ自己調整力の低い子どもが◎や△だと評価されることの弊害を知っているから。その代わり一人一人面談をして、何を学んだか、これからどう学ぶのかの方針を決める。他者評価より自己評価を大事にする北欧教育を日本でも取り入れたい。
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『ググる力』と『ほめる人』がいれば、子どもは勝手に勉強ができるようになる。これはインドの有名な実験結果。スラム街にネット環境とパソコンを置いただけで学力が30%向上、さらにほめる近所のおばさん役を加えた結果、学力は50%向上した。子どもに必要なのは教える人ではなく、パソコンとおばさん
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懇談で、ウルトラ素敵な子の保護者に子育ての秘訣を尋ねたら、「特にないですけど『学校楽しかった』ではなく『学校楽しめた?』と毎日聞くようにしています」「他力ではなく自力で楽しめる人になってほしいんです」と。たった一言の違いだけど、心を大きく変える言葉。自立を育てる魔法の言葉がすごい
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若手のすごい実践。Googleサイトで学級ブログを作り、学級日誌の代わりに日番が毎日アップ。楽しみながらブログの書き方やリテラシーも学べる。欠席の子も学習履歴が分かる。子ども発信だから保護者も見る。学級通信よりコスパもいい。この発想はすごい。学級通信から学級サイトへのイノベーション
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唯一救われたのは、うちの校長。一番憤怒してくれた。
「できる先生、できない先生がいていいじゃないか、得意なことは人それぞれ違うんだから。できない人に合わせるんじゃなくて、今は出来ることやっていくことが大事なのに。ほんとうに申し訳ない」と。この人の元で働けてよかった。
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親への手紙が書けない6年生。「ご飯は?」「おばあちゃん」「朝起こしてくれるのは?」「おばあちゃん」「休みの日遊んだりとかは?」「おばあちゃん」。「じゃあおばあちゃんに書く?」「いや、ママがいい。でもママとの思い出がない...」母親は看護師さん。子どものこと大好きな人。切なくて悲しい
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短絡的だと指摘を受けましたが、短絡的なのは、学校のデザインです。「緑が多い方がいい」と安易に考え、日陰にもならないところに木を植えまくり、その後のメンテナンス費用まで考えない行政が短絡的なのです。その処理を子どもに押し付けず自分が責められる覚悟で切れる校長なんてそういないんですよ
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とある私立校に訪問。保護者との連絡がIT化され、健康カードや連絡帳もアプリで完結。入学退学時もスマホで申請。ペーパーレスを実現。他にもデータはcloud管理、出退勤はGPS打刻。予定はカレンダーで同期。「???」と聞くと「うちにはSEがいますから」と。公立にもシステムエンジニア配置してほしい
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世界一子どもが幸せな国オランダでは、先生も出勤日を自由に決めることができる。「子どもがいるので、先生は月、金は学校には来ません」ってクラスの子に話すらしい。これこそ最高の教育だと思う。「子どものために仕事をセーブするのは当たり前」って考えをみんなが持ってるオランダがすてき。
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カウンセラーさんが『今のなし権』を先に伝えてると聞き、生徒指導で取り入れている。子どもはつい口走っちゃうこともあるし、嘘をついちゃうこともある。だからそんな時は、怒らず「今のは本心?それともなしにする?」と聞く。「今のはなし」「OKじゃあ忘れる」子どもには黙秘権よりこっちの方がいい
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これは今でもクラスの子に配ってます。
#さかなのこ
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何がアウトか。こういうのをやると「何でうちの担任はしてくれないのか」と声があがる。担任が責められる。休養で休んでるのに休めなくなる。県教委は推奨するが、教職員の人権を守るためにもこれはすべきではないと。こういう意見も分かる。分かるからこそ、何がベストか分からない。
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「うわ、高っ‼︎」と中学校の制服やジャージの請求書を見た小6が驚いた。「うちの母ちゃん服ユニクロのセールでしか買わんし、いつも我慢してんのに悪いわこんな額」「先生、俺もユニクロでいいんやけど、ダメなん?」「学校オリジナル制服とか私立だけで良くない?」という小学生が正論すぎてごめん
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同僚の話。飲み屋でサラリーマンに絡まれた。たぶん企業のえらいさん。いきなり教員採用試験の真似事を始め「君はいい先生、お前はダメな先生」と値踏み。その後も教育の自論を展開、何度も詰問されとうとう若手が涙を流した。それを見て笑う取り巻き。怒り込み上げ立ちあがろうとした時、
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もう1つ懇談の話。賢くて博学で、どんなことも楽しそうに学んでる子がいて。その子のお父さんに子育ての秘訣を尋ねたら「特にないけど、毎週欠かさず図書館に連れていってます。図書館タダだし、子ども賢くなるし最高ですよ」って教えてもらってから真似してるけど、この効果はすごい。