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教員免許を2年で取得可能にするよりも、教員免許が必要な仕事を明確にするべきだ。教室のWAXがけ、トイレ掃除、会計、システム管理、校庭の草むしり...こんなの教員の仕事じゃない。教員不足は、国がケチった結果。海外みたいに、免許がないとできない仕事以外を外注化すれば希望者はもっと増やせる
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教員不足は全国2000人。これを受けて「重く受け止める」と岸田総理。ただ来年度予算は増えてない。私たちは受け止めてほしいのではなく、動いてほしいすぐに。人を増やすために予算を増やす。なぜこれができないのか。軽く受け止めてるとしか思えない対策ばかり。教員不足にしたのは自民党の責任なのに
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田中角栄は言った
「教育で一番大切なのは義務教育だ。小中の教育をしっかりやればいいのだ。それにはいい先生を集めなければならない。そのためには月給を高くしなければならない。一般公務員よりも先生の給料を3割高くしろ」と。結果、倍率は上がり、現場はやる気に溢れ、経済も向上したという話
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たぶん昨日のNHKのクロ現を見て、「先生辞めよう」と心揺れた人多いんじゃないかな。「日本では仕事の時間がかなり長くて...」とオーストラリアに出稼ぎに出た元小学校教員が、ブルーベリー摘みのバイトで月収50万。午後2時までの勤務で英語力も不要。教員時代は、残業100時間で残業代0。そりゃ飛ぶわ
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デンマークの若者の選挙の投票率は85%
一方、日本の若者の選挙の投票率は34%
この差はどこにあるのか?
調べて、分かった8つの違い。
民主主義を育てるために、デンマークの家庭や学校で行われていること↓
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昨日の授業は驚いた。「今日の体育見学します」という児童。「暖かい格好しようね」とだけ伝えたのに、授業中休むことなくずっと立ち歩いてた。手にはノート、友だちを必死に観察してポイントをメモ。それをアピールする気配もない。こんな見学初めて見た。どうしたら自主性が育つのかこっちが学びたい
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中1の社会で「1人1授業をする」というお題があって、たしか飛鳥時代を担当した。「絶対いい授業してやる」って意気込んで、死ぬほど調べて、資料も自作したけど、いざ授業をしてみたら、途中から聞いてない奴いたり、予想外の質問きたりでパニック。思えばそれが人生で初めての授業だったんだけど、
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50分の授業がこんなにも難しいって初めて知った。それ以来「授業者の目」で授業を見れるようになったし、ちゃんと聞こうと思った。たぶんこの見方や考え方を先生はぼくらに学ばせたかったんだと思う。学校の社会を学ぶことができた20年たっても色あせない授業
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今年の国家予算は7兆円の増額で過去最多。防衛費は26%も増やせるのに、なんで教育費は0.2%しか増やせないのでしょうか。
現場は残業代も出ないし、人も足りないし、保護者からも上からも要望が増えてもう限界なんです。「教育が大事」とか見せかけのアピールより、予算をグローバル基準にしてほしい
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中国の軍事費が日本の約5倍って事実は報じるのに、中国の教育予算が日本の約16倍という事実はどのメディアも報じないのなんでだろう?
アメリカも中国も近年、教育予算を一気に増やしてる。一方日本は前年比0.2%増えただけ...GDP比も最下位争い。こっちの方がヤバくないか。
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ユネスコの調査によると、日本の教育予算のGDP比は3.42%で158カ国中113位という結果に。もちろん先進国の中でもぶっちぎりのワースト1位。他の調査でも、教育予算は毎回最下位争い。これを恥ずかしいって思う政治家はいないんでしょうか?防衛費を気にする前に、こっちを骨太な行動で何とかしてほしい
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小学生からの質問
「ねぇ先生。日本はなんで軍事費のために増税なの?コスタリカみたいに軍を持たず、そのお金を人や環境に使って世界にアピールすれば、周りの国も日本をもっと大事にしてくれると思うけど、まちがってる?」と。うまく答えられなかったけれど、こういう子が将来総理になってほしい
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スウェーデンには、心を豊かにする魔法の言葉がある。それが“ラーゴム“「ほどほどが一番」という意味で、おもてなしも贈り物もやり過ぎない。もちろん仕事も。「誰か1人がやりすぎると、それが基準になって、みんながしんどくなる」と考えるスウェーデン人。先生の間にもラーゴムが流行ればいいのにな
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「今日も研修行ってきます」と3日連続の出張に出かけた日、ALTの先生が突然「おかしいでしょ!ずっと思ってたけど、子どもを自習にして出張に行くなんて、先生も子どもも可哀想だよ。なんで日本には先生が学ぶ時間がないんだよ」と厚切りジェイソンばりにWHY!と声上げてくれた日を今でも覚えてる。
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カナダの成績は4段階らしいんだけど、その言葉がカッコいい。
・Beginning(はじまったばかり)
・Developing(発展中)
・Applying(応用中)
・Extending(その先へ)
これ全部、現在進行形(〜ing)
子どもはみんな成長の途中。評価の言葉にもエールを感じるカナダのセンスがカッコいい。
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カナダの小学校は「持ち物に名前を書かないで」と言うらしい。
学校で使うものは“シェア“するのがカナダ流。教科書も文房具もみんなで使う。だから、荷物パンパンになることも、忘れ物で困ることもない。保護者も超楽。学校もシェアする文化のほうが、ストレスフリーでサステナブルだと思う。
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カナダのALTに「校則って何?」と聞かれたので説明したら「それ本当に必要なの??カナダには校則がなくて、男らしさ、女らしさを強要することもない。髪型も制服も自由。むしろ『自分らしさ』とは何かを幼少期から考えさせることが教育だと捉えてるよ」と言われて、五臓六腑が苦しい。
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29歳の大臣が変えたフィンランド教育
・指導要領を3分の1にカット
・学校や教員に裁量権を譲渡
・ペーパーテストを廃止
・教員資格を大学院卒に
・採用は職員とPTAが決める
・任期を3〜5年に
・問題教師は即解雇
・勤務終了は3時→自己研鑽の時間
・副業を許可
結果、世界があこがれる教育に変わった
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知り合いの学校で、28歳が教務に就任。周りからは「なんて学校だ」と非難の声。ただ学校は大きく改革。「行事の削減」「時程の変更」「指導案の簡略化」等々。これ全て28歳が提案。その口グセが「とりあえずやってみましょう、ダメなら戻しましょう」と。 この若手に任せた人事と支えた同僚もすごい
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学校を変える神アプリ見つけた。 note.com/zikatu/n/ncbad…
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オランダの老人ホームが学生に月30時間ボランティアをすることを条件に無料で部屋を貸し出したところ、winwinすぎてこの仕組みが世界中で広がっている。学生は家賃がタダになり、お年寄りは手助けしてもらえる。介護士の負担も減り、世代間のコミュニテケーションの穴も埋まる。この仕組みを日本でも!
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3年間育休を取得した友人(男)が、
「『キャリアに傷がつく』とか散々説得されたけど、取ってよかった」と満足そうに職場復帰。たしかに3年前に比べて、「コミュ力の向上」「手際の良さ」そして何より「子どもを見る眼差し」が変わりまるで別人。これ、傷どころか先生として最高の研修じゃん
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ある実験で、「頭がいいね」と言われた子の多くは簡単な問題を選び、「一生懸命に取り組んだね」と言われた子の90%は難しい問題を選んだという結果がある。つまり、ほめ方一つで子どものやる気は変わる。努力をほめられると失敗を恐れずさらに努力するようになる。ほめ方って大事
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子どもにも『有休』って必要じゃない?学期に10日以上欠席すると不登校として報告することになってるけど、大人は有休100%消化や週休3日などウェルビーイングな働き方を目指してる。子どもにだって休みは必要。「皆勤賞」で休まないことに価値づけるより、休むことがあたりまえの文化を育てていきたい