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オランダの老人ホームが学生に月30時間ボランティアをすることを条件に無料で部屋を貸し出したところ、winwinすぎてこの仕組みが世界中で広がっている。学生は家賃がタダになり、お年寄りは手助けしてもらえる。介護士の負担も減り、世代間のコミュニテケーションの穴も埋まる。この仕組みを日本でも!
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「宿題もっと増やしてください」って要望する保護者。何度も言いますが、宿題は学校の義務ではなく、サービスです。ローソンで「唐揚げくんもっと増量してください」って言ってるのと同じです。少なかったら家で唐揚げあげてくださいって話。量を増やせばいいってもんでもないですけどね。
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「払い過ぎたお金が返ってくるかもしれません、まずはお電話を」ってよく見かけますが、教員免許更新にかかった費用や学校の敷地内なのに払っている駐車場代、毎月のPTA会費、あともろもろの経費で落ちずに自腹したお金などはどこの法律相談所に電話したら戻ってくるのでしょうか??
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「きく」には5段階のレベルがある。
聞く(耳で聞く)
聴く(心で聴く)
訊く(自問しながら訊く)
効く(行動し効果として効く)
利く(学んだことを他に利用できる)
「聞いてるし」と反抗的に答える子には「どのレベルできいてる?」って返すとギクっとする。
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「できない」には5つの意味がある。
①誰かに助けてもらえたらできる
②その手段がない
③方法がわからない
④やりたくない
⑤歴史上それをできた人がいない
子どもが「できない」と言った時は、何番かを聞くと、何に困っているか、どう支援したらいいかがはっきりするよ。
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フィンランドでは、教員は子どもを指導するプロとして尊重されていて、授業・保育に最大限の時間を費やせるよう、それ以外の業務はできる限り取り除かれている。行事は少なく、連絡はICT化され、掃除や給食は専門の職員が雇用されている。この北欧教育の仕組みを早く輸入してほしい。
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デンマークの若者の選挙の投票率は85%
一方、日本の若者の選挙の投票率は34%
この差の責任は、学校教育にある。日本の教育は学歴重視で市民性を育てられていないばかりか、何も変えられないことを“校則“というヒジュンカリキュラムで伝えている。
もっと児童生徒に、選択と自己決定の権利と経験を。
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スウェーデンの保育園では、おやつの時も子どもたちに2つ以上のものを見せて「どちらにする?」と必ず聞くらしい。
配るだけでも手間なのに、もう一手間加えるのには意味がある。「選ばせる」「自分で決める」ことで自己責任と社会参加する市民性を育てている。この北欧教育は子育てでも大事にしたい
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学校のICT担当はヤバい
①電気が通ってたら担当
②授業中もSOSで出動🚑
③アカウント管理が爆増
④アナログ派教員に難航
⑤アナログ保護者に対応
⑥校長からは期待と要望
⑦聞かれてググって回答
⑧知らない横文字と格闘
⑨寝る間を惜しんで勉強
⑩オタクと思われて孤立。
全国のICT担当にせめて手当を
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この事例集が熱い!全国の先生たちの戦った思いが伝わってくるし、まとめた方の熱意も感じる。まさに『働き方大全』
ただ残念なのは、現場は管理職も含め誰も存在を知らないこと。文科省さんがバズらせた方下手すぎるのでみなさんで力貸してあげませんか?
#教師のバトン
mext-teachers-gov.note.jp/n/n29fcffe4a81c
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「SDGsウォッシュって何ですか?」と質問が。「SDGsしてるように見せかけてる団体のことだよ」と答えると「どうやって見分けるの?」と聞かれたので、「胸にSDGsバッジつけてる人はあやしいかな」と言った数日後、市教委がバッジ輝かせながら授業参観に。絶対振り向けさせられない戦いが始まった。
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N高が労基から是正勧告が入った問題、月最大90時間の超過勤務に、残業代未払い、休憩時間なし、休日出勤、36協定違反などが違反だとニュースになっていた。N高の先生の待遇はよくなって欲しい。がその上で、私たち公立の教員には労基法が適応されないのはやっぱおかしいよ。同じ人間なのに不思議だよね
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子どもの嘘を見破るテクニック
①おだやかに向き合う
②とにかく質問をする
③つじ褄のズレをつく
④体のサインを捉える
⑤知っている風を装う
⑥証拠はすぐ見せない
⑦紳士的な対応をする
⑧「妙ですね」と相手のペースを乱す
⑨「あと一つだけ」と最後に確信をつく
全部『相棒』の杉下警部から学んだ
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1年生が滑り台でだれかに押されてケガをし、保護者から「犯人を見つけるまで学校には通わせられません!」と連絡帳にびっしりとクレームが来た。担任とともに時間をかけて調査したが結局分からず、教頭と3人で謝罪に行ったら、「あれ、全部ウソやで」と子どもが棒を振り回しながら部屋の奥から告白…
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6年生の算数
「誰が分数を作ったのか?」という子どもの問いから調べ学習をしたら、エジプトで生まれ、16世紀のヨーロッパで発展したと判明。その後なぜエジプトで分数が生まれ、大航海時代に発展したのかを考えたら、いつの間にか歴史の授業に。時代の裏には数学がある。数学×歴史がおもしろい。
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小学校の先生ってどれだけ体調悪くても休まない人が多い。休む時は1日の自習計画たてなきゃいけないし授業は進まないし見なくちゃいけない課題は溜まるし何より代わりを頼める人がいない。つまり休まないんじゃなくて休めない。日本にはまだサポート体制がない。コロナでこの辺も進んでくれないかな。
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国語が楽しくなる「ゴール」の設定
物語文
・音読CDを作ろう
・劇をしよう
・アニメにアテレコしよう
・映画の予告編を作ろう
説明文
・ドキュメンタリー番組を作ろう
・ラ・テ欄を書こう
・要約サイトを作ってみよう
どちらでも
・帯作家になろう
・POPをつけよう
・amazonレビューに投稿しよう
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おすすめの授業スタイル
国語 バックワードデザイン
英語 〃
算数 反転授業
社会 調べ学習→プレゼン発表
理解 予想→実験→結果→考察
道徳 スパイダー討論
特活 PA
いろいろ試してみて、これがしっくりきています。とにかく授業はパターンを作ると子どもが伸びるし、定時で帰れます。
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ストレスフリーな学級経営のコツ
①1分で叱る
②笑って許す
③1授業に1笑いは入れる
④名前を呼んであいさつする
⑤休み時間は一緒に遊ぶ
⑥趣味について語る
⑦弱みは見せる
⑧図を使って話す
⑨とにかく任せる
⑩感謝の言葉を口にする
これを意識すると、子どもも先生も居心地がよくなりますよ。
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29歳の大臣が変えたフィンランド教育
・指導要領を3分の1にカット
・学校や教員に裁量権を譲渡
・ペーパーテストを廃止
・教員資格を大学院卒に
・採用は職員とPTAが決める
・任期を3〜5年に
・問題教師は即解雇
・勤務終了は3時→自己研鑽の時間に
・副業を許可
結果、教員は尊敬され人気職になった
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こんな道しかなかったのかとやりきれません。大学の友人で同じように辞めた人はこれで4人目です。中学校のことを十分に理解していませんが、キャリアを積んだ人を使い捨てるような学校に未来はないと思います。どうか子どもができても続けられる仕組みと人権のある職場環境を切に願います。
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に相談するも無理だと断られ、組合に助けを求めるも、何もしてもらえず、あるはずの権利も使えない現状に憤り、なくなく辞表を提出したそうです。0か1かの選択肢しかなく、仕事はしたかったけれど、できる環境がなかったと嘆いていました。彼女は「やめてやった」と笑っていましたが、優秀な人なだけに