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親への手紙が書けない6年生。「ご飯は?」「おばあちゃん」「朝起こしてくれるのは?」「おばあちゃん」「休みの日遊んだりとかは?」「おばあちゃん」。「じゃあおばあちゃんに書く?」「いや、ママがいい。でもママとの思い出がない...」母親は看護師さん。子どものこと大好きな人。切なくて悲しい
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何度も言いますが、スウェーデンでは6年生まで成績をつけません。まだ自己調整力の低い子どもが◎や△だと評価されることの弊害を知っているから。代わりに一人一人面談をして、何を学んだか、これからどう学ぶのか方針を決める。「他者評価」より「自己評価」を大事にする北欧教育を日本でも
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29歳の大臣が変えたフィンランド教育
・指導要領を3分の1にカット
・学校や教員に裁量権を譲渡
・ペーパーテストを廃止
・教員資格を大学院卒に
・採用は職員とPTAが決める
・任期を3〜5年に
・問題教師は即解雇
・勤務終了は3時→自己研鑽の時間に
・副業を許可
結果、教員は尊敬され人気職になった
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田中角栄は言った
「教育で一番大切なのは義務教育だ。小中の教育をしっかりやればいいのだ。それにはいい先生を集めなければならない。そのためには月給を高くしなければならない。一般公務員よりも先生の給料を3割高くしろ」と。
結果、倍率は上がり、現場もやる気に溢れ、経済も安定したという話。
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カウンセラーさんが『今のなし権』を先に伝えてると聞き、生徒指導で取り入れている。子どもはつい口走っちゃうこともあるし、嘘をついちゃうこともある。だからそんな時は、怒らず「今のは本心?それともなしにする?」と聞く。「今のはなし」「OKじゃあ忘れる」子どもには黙秘権よりこっちの方がいい
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もう1つ懇談の話。賢くて博学で、どんなことも楽しそうに学んでる子がいて。その子のお父さんに子育ての秘訣を尋ねたら「特にないけど、毎週欠かさず図書館に連れていってます。図書館タダだし、子ども賢くなるし最高ですよ」って教えてもらってから真似してるけど、この効果はすごい。
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オランダでは、子どもが10歳までは仕事をパートタイムに切り替え、夫婦で1.5人分の給料でやりくりする人が多いらしい。家事育児も夫婦でするのが当たり前で、子どもが大きくなったらフルタイムに戻りバリバリ働く。このキャリア(人生設計)が理想なんだけど、なんで日本ではできないんだろう。。
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若手のすごい実践。Googleサイトで学級ブログを作り、学級日誌の代わりに日番が毎日アップ。楽しみながらブログの書き方やリテラシーも学べる。欠席の子も学習履歴が分かる。子ども発信だから保護者も見る。学級通信よりコスパもいい。この発想はすごい。学級通信から学級サイトへのイノベーション
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学力トップの中国。その秘訣を現地の先生に尋ねたら「中国では、教員は授業のプロとして尊重され、それ以外の仕事はアウトソーシングされてます。登下校はバス会社、昼食は宅配か帰宅。掃除は専属スタッフ、宿題はAIやオンライン教員。SEも雇ってる」と。予算をかけない日本は戦う前から負けている。。
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こんなことリアルでは絶対に言えませんが、保護者のみなさんにお願いです。
その電話、市議会にかけていただけませんか?学校にこれ以上のサービスを求めるのではなく、市議会に予算を請求して下さい。例えば「登校時の見守り隊を雇ってほしい」と要求すれば、お子さんは守られ学校は余裕が生まれます
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短絡的だと指摘を受けましたが、短絡的なのは、学校のデザインです。「緑が多い方がいい」と安易に考え、日陰にもならないところに木を植えまくり、その後のメンテナンス費用まで考えない行政が短絡的なのです。その処理を子どもに押し付けず自分が責められる覚悟で切れる校長なんてそういないんですよ
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中国の軍事費が日本の約5倍って事実は報じるのに、中国の教育予算が日本の約16倍という事実はどのメディアも報じないのなんでだろう?
アメリカも中国も近年、教育予算を一気に増やしてる。一方日本は前年比0.2%増えただけ...GDP比も最下位争い。こっちの方がヤバくないか。
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スウェーデンでは6年生まで成績をつけない。まだ自己調整力の低い子どもが◎や△だと評価されることの弊害を知っているから。その代わり一人一人面談をして、何を学んだか、これからどう学ぶのかの方針を決める。他者評価より自己評価を大事にする北欧教育を日本でも取り入れたい。
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これも思い出した話ですが、昔ある校長が「花なんて学校に植えるな」といい、別の校長が「何を言ってるんだ!毎日水をやり草木を愛でることで、情操教育につながる。このままだと子供の心が枯れるぞ」と反論し校長会が荒れた。そこへ第三の校長が「分かります。花はたくさんある方がいいですね。でもね
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こんなこと言ったらダメなのかも知れませんが、国家公務員に準じて教員の賞与も0.15ヶ月分減額っていうルールに納得できません。教員は公務員と違って訳わからん法律のせいで残業代でないし、休み時間すらないし、基本給だって全然違うのに。なぜそこだけ合わせるのか。これをいじめと認定してほしい。
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唯一救われたのは、うちの校長。一番憤怒してくれた。
「できる先生、できない先生がいていいじゃないか、得意なことは人それぞれ違うんだから。できない人に合わせるんじゃなくて、今は出来ることやっていくことが大事なのに。ほんとうに申し訳ない」と。この人の元で働けてよかった。
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同僚の話。飲み屋でサラリーマンに絡まれた。たぶん企業のえらいさん。いきなり教員採用試験の真似事を始め「君はいい先生、お前はダメな先生」と値踏み。その後も教育の自論を展開、何度も詰問されとうとう若手が涙を流した。それを見て笑う取り巻き。怒り込み上げ立ちあがろうとした時、
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とある私立校に訪問。保護者との連絡がIT化され、健康カードや連絡帳もアプリで完結。入学退学時もスマホで申請。ペーパーレスを実現。他にもデータはcloud管理、出退勤はGPS打刻。予定はカレンダーで同期。「???」と聞くと「うちにはSEがいますから」と。公立にもシステムエンジニア配置してほしい
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カウンセラーさんが『今のなし権』を先に伝えてると聞き、生徒指導で取り入れている。子どもはつい口走っちゃうこともあるし、嘘をついちゃうこともある。だからそんな時は、怒らず「今のは本心?それともなしにする?」と聞く。「今のはなし」「OKじゃあ忘れる」子どもには黙秘権よりこっちの方がいい
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「あれ?今空き時間?」と職員室で同僚に尋ねたら、「実はクラスの子たちに『自分たちで授業できるから先生は職員室で休んでて下さい』と追い出されちゃって、、」と苦笑い。教室を覗きに行ったらやっぱり授業なんてしてなかった。「先生には黙ってて」というバレバレのサプライズ計画がかわいい。
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世界一子どもが幸せな国オランダでは、先生も出勤日を自由に決めることができる。「子どもがいるので、先生は月、金は学校には来ません」ってクラスの子に話すらしい。これこそ最高の教育だと思う。「子どものために仕事をセーブするのは当たり前」って考えをみんなが持ってるオランダがすてき。
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「うわ、高っ‼︎」と中学校の制服やジャージの請求書を見た小6が驚いた。「うちの母ちゃん服ユニクロのセールでしか買わんし、いつも我慢してんのに悪いわこんな額」「先生、俺もユニクロでいいんやけど、ダメなん?」「学校オリジナル制服とか私立だけで良くない?」という小学生が正論すぎてごめん
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働き方改革先進国のオランダでは、子どもが10歳までは夫婦ともに仕事をフルタイムからパートタイムに切り替え、夫婦で1.5人分の給料でやりくりする人が多いらしい。育児は夫婦でし、子どもが大きくなったらフルタイムに戻りバリバリ働く。この働き方が理想なんだけど、なんで日本ではできないんだろう
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アメリカには、教員が休んだ時に駆けつけてくれる『助っ人先生』が待機してる。だからみんなが気軽に休めるし、年休も100%消化できる。日本の教員は、自分が休んだら他に迷惑がかかる。だから熱が出ても休めないし、年休は5日も使えない人も多い。コロナを機に、教員が休める仕組みを輸入してほしい。