私も若い頃はこういう感じの「さっきは怒鳴って悪かった」みたいな謝罪をしてくる無能な中高年が大っ嫌いでしたが、今思い返してみると彼らの気持ちはまったく分からないしあんなの精神的に未熟なだけだし今でも大っ嫌いです。怒鳴ってスッキリした上に謝ってまたスッキリしてんじゃねーぞと思います。
何かを始める際はまず自分1人で始めるのが良いです。逆に「一緒に始めようぜ!」と最初に仲間を探すとたいてい座礁します。物事の推進力はメンバーの足し算ではなく掛け算の要素が大きいので、半人前が集まると効率は悪化します。「三人寄れば文殊の知恵」とも言いますが寄るのは経験値を貯めてから。
暑くなってきました。夏といえば怪談なので苦手な人は薄目で読んで欲しいのですが、🇺🇸では洗濯物を干す事はほぼ無く乾燥機が主流なんですけど、乾燥機を使うと衣服は縮んだりするんですよね。よくジーンズ履いて「うわ縮んでる!キツい!」と思っても実はほとんどの場合ジーンズは縮んで無いんですよ…
週末なのにオフィスで仕事するハメになって少しでもテンションあげようと大画面とスピーカーのある会議室でYouTubeで懐メロを大音量で流しながら作業してたんだけど、偶然出勤してた🇺🇸人同僚がふらっとやってきて「この曲…凄いな。一曲通してボーカルラインとストリングスとベースが別々の旋律をずっ
と奏でていて、いったいいくつの旋律が一曲に詰まってるんだ…こんなの…モーツァルト並の天才じゃないか…普通は単純な旋律にコードをつけて繰り返すだけなんだ…しかもサビかと思ったら転調してまた素晴らしい旋律が始まるし、間奏も完璧だしなにより…イントロをもう一回聴かせろ…なんだこの
イントロは…美しすぎる…なんだこの世界は…この作曲者は一体誰だ?」と内容はうろ覚えだけどこんなマシンガントークが始まってちょっとウザかったので、YouTubeにあったこの作曲者の代表曲を勧めておいた。彼はオーディオマニアで車のトランクルームがスピーカーとウーファーで埋まってるのできっと
彼は帰宅中、自慢の愛車のオーディオを大音量にしてタイヤを切りつけながら暗闇走りぬけてると思う。ちなみにベタ褒めされてたのは渡辺美里の卒業。私も好き。
🇯🇵を離れる予定がある方はご自身の食に対するストレス耐性を知っておくとよいかも知れません。試しに合わせ調味料を使わない完全自炊生活+マクドナルドだけで2週間くらい生活してみて下さい。選択肢が多く便利で快適な🇯🇵の食文化でストレス発散してた人は、海外でわりと簡単に病みます。鬱は食事から。
🇺🇸生活で生き残りやすいタイプには「なんでも自炊できる人」「🍔🌮🍕🍩🥩が大好きな人」「お金の力で解決できる人」「食に執着があまりない人」などがあります。食生活における適応力の幅は重要な資質なのです。この辺りを押さえてなかった勇者達が「英語と専門性!」と言いながら散っていきました…。
だから海外での食生活は🇯🇵人にとっては本当に大切なポイントなのです。他にもお酒だけで無問題マン、駐在や留学の数年間は心を殺すマン、ドーナツで全てを解決するマン、365日カレーマンなんかも生き延びることができます。私も渡米直後は週に20食は🇯🇵風のカレーでした。残りの1食はインドカレー。
🇺🇸の日常生活を面白おかしく切り取って毎日を楽しくする小ネタとして発信してます。今までにバズったツイートはこちら。フォローもぜひ。 twitter.com/i/events/14323…
お給料のお話はタブーという空気は🇺🇸にもあるわけですが、昇給交渉の手法だとか結果だとか現お給料だとかは仲の良い同僚達の間では共有されてます。同じポジションで同じ仕事をしてても年収が500万円以上違うこともあるので、会社は内緒にして欲しいですよね。でも雇われる側はたまったもんじゃない。
独創性で有名なピカソですが、美術教師の父に幼少期から基礎を叩き込まれ、その後美術学校でも徹底的に基本を身に付けています。きっと現代でも基礎的な教養や倫理観、世間一般と折り合いをつけられる基礎的な人格などの社会性を身に付けて初めて、世間と適度にズレることに価値があるのだと思います。
先日スーパーのレジでかなり失礼な対応をされたけど、その人は私の前の白人男性客にも同じ態度だったので、ただの不機嫌か、もともとそういう人なんだと思う。でも私が前の人へのその対応を見てなかったら「私がアジア人だから嫌な思いをした。これは差別だ」と勘違いする可能性もあるな、と思った。
数年前に同僚達とスキーに行った翌日に「全身筋肉痛だぜ」とみんな口を揃えて言ってました。私はよくできた日本人なので「ほんと、俺も」と口を合わせましたが、あの時、実は全然平気で心の中では「何だよお前ら、運動不足なんじゃねーの?」と思ってました。私が全身筋肉痛になったのはその翌日です。
🇯🇵でドーナツをひとくち食べて「あーこれちょっと重たいかも」と言う人を見かけると、軽くてふわりとほどける美味しいミスドのドーナツに甘やかされてるなと思います。一方🇺🇸ではドーナツをひとくちも食べずに「手に持っただけで重たいwなにこれw」と言う人を時々見かけるので筋トレしろよと思います。
そろそろ寝ますので最後にオレゴン名物ブードゥードーナツの拾い物画像です。一見したところ激甘に見えるかも知れませんが、でもこれは百聞は一見にしかず、実は超激甘なんです。コーヒーにとてもよく合います。
「40過ぎても毎日勉強してるよ」と日本の知人に言うと「一生食える技術ではないんだな」と言われたりします。確かに昔は「手に職をつけろ」「食いっぱぐれない資格を取れ」などとよく言われたものです。でも逆に考えると「勉強し続けるだけで一生食える」わけです。退屈しなくていいしわりと理想です。
皆さんもご存知の通り、英語で息子は son です。なので息子の名前を自分の名前+sonにする人もいます。つまりジャックは息子にジャクソンと名付けるかも知れないし、デビッドの息子はデビッドソン、そしてジョンの息子はジョンソンかも知れません。なのできっとフランシスの子供の名前はフランシスコ。
「楽して稼ぎたい」という若い人に「どんな仕事が楽だと思う?」と聞くと「得意じゃなくてもいいけど、努力が苦にならない程度に苦手ではない分野」と普通の要望でした。そして「聞く耳持たず頭ごなしに『そんな仕事はねぇよ!』と否定してくる中高年がいない職場」と、なるほどあぶり出しだったのね。
今日🇺🇸人同僚がplot armorと言ってたので「脚本の鎧兜?何それ」と尋ねると「ストーリー上の理由で何があっても守られてるキャラクターに対する皮肉。🇯🇵にもある?」と言われ「作者の都合」「大人の事情」を直訳して伝えたら「もっとユーモア溢れる表現は無いのか」と怒られが発生しました。あります?
渡米直後は至る所で🇯🇵と比べて「🇺🇸は雑」と感じてましたが、最近では🇯🇵の商品やサービスを見かけると「気遣いがあって素敵だな」と幸せな気分になります。つまり幸福度を上げるには、比べるのを止める。期待値を下げる。そして加点方式にする事ですね。あとこれは関係ないだろうけど🇺🇸はお給料が高い。
「歳上相手でも物怖じせず、ズバズバ物申す俺カッケー」というムーブをキメてる若者が中高年になった時が、若い世代にとっての本当の地獄のような気がします。ひょっとすると今かも知れません。
別に言葉の定義でどうこう言うつもりはないのですが、プライドって自分に対する怒りとか許せない感情であって、いわゆる職人気質的なものだと思ってます。だからよく「プライド高そう」とか「プライドだけは高いw」みたいに使われてる場合の「プライド」をみると、それはうぬぼれとか見栄なのかなと。
ミケランジェロの言葉に「目標が高すぎて失敗することよりも、低すぎる目標を達成してしまうことを恐れよ」とあります。前半は言わずもがなですね。後半を読み解くと、低すぎる目標を達成して立ち止まった人達の成れの果てが昔の自慢話を繰り返す中高年なのかなと思います。今を語れなくなるんですね。