学生時代馬鹿過ぎた私は「お前はまともな職には就けない」と同級生や先生方から散々言われました。そんな中ある先生が「お前がやればできる人間なのは分かってる」と言ってくれていた話を先日同級生達にしたところ、その先生は皆に同じ事を言っていたと発覚。それでもね、あの時は救われたわけですよ。
「若手社員の離職をどう防ぐか」という議論を時々見かけますが、そもそも若手は離職するものです。一度しかない人生、他の職場でも一度は働いてみたいものです。なので必要なのは退職後に戻りたくなる労働環境と、出戻り社員を受け入れる文化です。離職を防ごうと中高年が頑張るとだいたい悪化します。
「学校で習う英語は役に立たない」という論調を時々見かけますけど、体育の授業だけでプロアスリートになった人なんていませんよね。
今まで見てきた仕事ができる人達は、何でも1人でできるマンではなく、自分の弱点や苦手なポイントを理解していて、周りの人からヘルプを得るための状況説明が上手いです。一方で仕事ができない人はといえば自分が見えてなくて説明下手で「1人でなんでもできるし自立してる」と勘違いして孤立してます。
10数年前にバーで「Go back your country」と言われた際、私はスルーしたけど友人は「俺がどこから来たか当ててみろ」と。そこからGuess? Nice try!みたいなノリになって最後は「飲み過ぎんなよ!」とfist bumpでバイバイ。友人が居なければ間違いなく🇺🇸を大嫌いになるところでした。私は恵まれてる。
日本で英語を勉強してた20年前は何度も壁にぶつかりました。最初は「独学で難解に挑む俺スゲー」と思ってましたが、中学高校の教科書の復習で打開できた時に「難解に挑んでたのではなく、基礎を疎かにしてただけか…」と分かって以来、伸び悩んだら基本に戻るようにしています。初心と急がば回れです。
「🇺🇸人上司は部下に怒鳴ったりしない」というネタは有名ですけれど、中には怒鳴る🇺🇸人もいます。私だってボスから怒鳴られた事はあります。あれはチームビルディング後のレストラン投票に「どこでもいいよ」と返した時、あの時は本当に本気で怒鳴られました「真面目にやれ!仕事じゃないんだぞ!」と。
若い方へのアドバイスです。もし仕事を「めんどくさい」と感じたら、それはチャンスです。世の中にはめんどくさいと手を抜く人がとても多いので、そこで頑張ると差をつける事ができます。そして「めんどくさい」を自力で乗り越えると要領が身につきます。と仕事を押し付けられるのがブラック企業です。
先送り癖を改善したい人は行動しない理由を追求してください。すると「分からないから」という原因が出てきます。つまり理解不足だと自分を説得できず行動に至らないのです。そこから「分からなくてもまず動くこと」が大切だと分かります。これが分かったら今日は大収穫なので行動は明日で大丈夫です。
誰かの仕事のほんの一部分を見て「簡単そうwww俺でもできそうwww」とか言ってる人がよくいるけど、大谷選手がホームラン打ってくれたらベース1周くらい誰でもできますよね。
🇺🇸と言えば🍔です。有名チェーン店だけではなく、どのレストランにも独自メニューがある🇺🇸の国民食です。その中で私のお気に入り全米No.1は直火焼きパティが最高なバーガーキング。ワッパーさえあれば他の🍔はもう必要ありません。一時帰国中も🍔が食べたくなったらもちろん世界一美味しいモスに行く。
🇺🇸ではレストランなどで誰かの誕生日に遭遇すると、その場のお客さんが全員でハッピーバースデーを歌ったりします。事前に連絡しておくと照明を落としたり、店員さんも盛り上げてくれます。数年前にも食事中に突然暗くなり、店内に口笛の音が響き「happy birthday🥳」が大合唱されましたが停電でした。
🇺🇸では何をしてもだいたい褒められるので肯定感しか育ちません。しかし大絶賛され褒め倒されたスピーチでも、数年後に見直すと資料のレベルの低さ、洗練されていない英語の表現、メリハリの無い単調な喋りに気がつきます。つまり褒め倒すのはただのお世辞で、浮かれさせてライバルを蹴落とす手法だと。
20代後半では同世代の成功を目にしてクォーターライフクライシスに襲われ、40代を過ぎると自分の人生の着地点が見えてきてミッドライフクライシスに襲われます。そうやって不安に襲われたいい歳した大人は突然筋トレや起業、英会話などを始めたりして自分を変えるのは楽しいので皆絶対やった方がいい。
20年前に渡米した時TOEICは900超えてたけど、🇺🇸人同士の会話は大半が理解できず苦労しました。このままではダメだと、仕事関連の知識だけではなく時事ネタや歴史、ジョーク等についても幅広く勉強し、その甲斐あって、渡米から1年もすると彼らが言ってる事が理解できなくても気にならなくなりました。
こだわるポイントが違うだけで、🇺🇸人も食べ物の話好きじゃん!というお話です。ちなみにメキシカンの友人達に「1番美味しいタコス屋はどこ?」と聞くとみんな口を揃えて「俺が作るのが1番」と答えます。というわけで過去バズったツイートでもご覧ください。フォローもぜひ。 twitter.com/i/events/14323…
何かにつけて褒めまくる🇺🇸社内文化ですが、先日の社内研修では「1箇所指摘する時は最低5箇所褒めろ」と出てきました。でも5箇所も褒めるのはちょっと大変です。しかも5箇所も褒めているうちに指摘したかった1箇所を忘れる事も多いです。その結果褒めるだけで終わったりします。なんだこの平和な世界。
会議前の雑談で🇺🇸人同僚が「🇯🇵人は食べ物の話が好きだよね」と素晴らしいネタを振られたので「ほんとそうなんだよ、ところでマカロニチーズの最高のチーズソースのレシピは?」と聞いたところ🇺🇸人同士で激論が始まったので「あと1番美味しいピザ屋は?」と火に油を注いで会議が15分くらい遅れました。
「1を聞いて10を知る」は頭脳明晰で素敵です。 でも「1を聞いた時に10を知っているアッピールをしてしまう」のは精神的に未熟なだけです。
「『ごめん、同窓会には行けません。今アメリカにいます』ってやつ、あひるさんはリアルでやった事あるんだろうな」と、ツイッターで言われたことあるけど同窓会に誘われたこと無いから。
よく言われている「『安い』が欲しい理由なら買うな」はかなり多くの物事の核心を突いています。例えば勉強や趣味、仕事や人付き合いにおいても「低コスト」はただの誘惑なんです。なので「時間やお金をかけたいモノや人」を見つけられたら、大切にしてください。人生を豊かにするのは推しと課金です。
10年近く前だけど、ある著名な方から名指しで依頼をもらった際に「博士号を持ってない、アカデミア歴もない若造の私になぜ連絡を?」と聞いたところ「学歴もポジションも年齢も関係ない。実際やってる人に教えを乞うのが一番早い」と。日本の偉い人達に聴かせてやりたい。🇺🇸人はマジでお世辞が上手い。
ツイートに誤変換や誤字が多い人って、仕事でも小さなミスや見落としが多かったりしませんか?ツイッターは遊びとはいえ、仕事に必要な注意力や日本語力はツイートにしっかりと現れていますよ。それに仕事ができる人はプライベートでもつまらないミスはしません。そのツイート、送信前にしっかり角煮!
🇺🇸に来て数年の人が「🇺🇸の田舎はちょっと不便」と言っているのを見かけました。やれやれ…🇺🇸のほんの一部を、それもほんの数年見ただけで一体何が分かると言うのか。そんな狭い了見で物事を語るのはさすがに短絡的というものです。ここは在米歴20年の私が正しく汚名挽回しますと🇺🇸の田舎は超不便です。
「了解しました」を目上の人に対して積極的に使うことで「ちょっとした事で機嫌を悪くする精神的に未熟な中高年」を炙り出せるライフハックってもう流行りました?