相手の問題を解決してあげようと頑張り過ぎて消耗している人をよく見かけます。仕事でも恋愛でもプライベートでも、片方が過度に尽くしたり献身しないと維持できない人間関係は長続きしません。「今日は少し疲れてる」がお互い言える関係が理想だと思います。
例えばレストランでは注文したものと違うものが出てきたり、お客さんが列を作って待ってても店員さん達は楽しそうにお喋りしてゆっくり仕事してたりしますが、ここで怒鳴ったり怒ったりする人はほとんど見かけません。皆がおおらかで余裕のある社会というわけでなく誰が銃を持ってるか分からないので。
40過ぎてふと思い返すと、今まで出会った人達の中で「第一印象が最悪だったけど、実は良い人だった」というのは1人もいません。最初に「ん?」と感じるのは敬意が欠けている人で、これは相手の問題なのでこっちが頑張っても徒労に終わります。消耗する前に人間関係の構築を諦めると気が楽になります。
グローバリズム、海外就職、世界で戦う、と聞くと語学力や専門性を思い浮かべる人が多いかもしれないけど、実際は異文化を受け入れ尊重する精神的な柔軟性だったり、食べたいものが手に入らない→じゃあ自炊しようというDIY精神だったり、日本ではありえない事が起きた時に笑える余裕だったりします。
これは若い人達へのアドバイスです。「努力して成功しました」と言ってる人達も、少なからず運に助けられています。そして中には運に恵まれていただけの場合もあります。でも努力しないと運を見逃したことにすら気づけません。だからまずここで3年努力しよう。と言われたら1年以内に見切りが必要です。
「職場が💩辞める前に仕返ししたい」という人へアドバイスがあります。本気で仕事してますか?仕事は中途半端にやると愚痴しか出てきません。まずは感謝の気持ちで全ての雑用を一身に引き受けて、全力で完璧に雑用をこなして下さい。するとあなたの退職後に同僚達が困るのでこれはオススメの報復です。
🇺🇸では心理カウンセリングが身近な存在です。小学校にはカウンセラーがいて、職場には無料の相談先が、また精神科での有料カウンセリングを利用してる人も多いです。これらは精神疾患の治療ではなく、心の調子を整えるためのものが多いです。心が折れたり病んだりしたら手遅れだと知っているんですね。
え、待って、私日本生まれ日本育ちだけど、こいのぼりの凧は見たことないです。
私の勤務先は🇺🇸人が6割ほどで4割は外国人です。この話をすると「多様性がある職場」とよく言われるのですが、国籍を超えて優秀な人を集めるのはただの経営的合理性なので、これは多様性ではありません。真の多様性には優秀ではない人も必要なのです。つまり職場の多様性に貢献しているのは私だけです。
そして質問して欲しいと、誰か俺に質問して、俺に構って誰かお願い🥺と思った時には時すでにお寿司。そんな孤独な中高年の皆様は私のツイート集でユーモアを勉強してください。若い人は寿司でも食べてください。ついでにフォローもぜひ。 twitter.com/i/events/14323…
質問に「ググれ」と返す人がいますが、そもそもググった方が早いことを聞いてくる人は、答えが知りたいわけではありません。あなたと会話がしたいのです。つまり質問はコミュニケーションの一環なのです。なので「ググれ」と返したくなってもそこはグッと堪えて「話しかけるなうぜぇ」と返すのが正解☺️
魚を食べない🇺🇸人は意外と多いです。でもホムパでSushiや魚料理をリクエストされて作ったりすると、食材の下ごしらえ等の準備をしている段階から彼らは興味津々です。そして料理が出来上がると今まで魚を食べたことのない🇺🇸人でも「ビューティフル!」とみんな感動してくれます。一口も食べないけど。
昔々日本の知人との転職談義で「多くの日本企業が求めている『グローバル人材』は、高い専門性を持ち海外文化を理解している人ではなく、忖度や日本文化を理解していて英語が得意な『純日本人』のことだ」と言われ、私が日本企業から全くオファーを貰えない理由が分かりましたとさ。めでたしめでたし。
転職の際に「次の職場でも頑張れよ」とか「君ならきっとどこでも上手くいく」と気持ちよく送り出してもらえると、清々しく離れられます。一方で「お前なんかが成功するわけない」とか「辞めるなんて無責任だ」などと意味不明なコメントをもらったりするとやはり清々しく離れられます。転職は最高です。
「仲間内のノリでツイートすると炎上するから気をつけよう」という論調に対して「世に出たら炎上するような表現を仲間内で使用している事がそもそもおかしい」というマジレスを見かけますが、実際そんな人いるわけないのに馬鹿だなぁと思います。ツイッターしてる人は皆ぼっちだから仲間内なんてない。
これは若い方々へのアドバイスですが、上司や先輩から雑用を押し付けられた時は「これは経験値が稼げるイベントだ」と前向きに捉えて頑張ってみてください。雑用でも本気で取り組むと色々な発見がありますし、数年以内には雑用を秒で片付ける極意を編み出せます。そう、後輩に雑用を押し付けるのです。
「🇺🇸は実力社会」という論調を見かけるたびに「そんなことないよ、実力を出す機会をもらうために根回しが必要なめんどくさい社会だよ」と思ってましたが、先日知人に「それは🇯🇵は実力以前に年齢や性別で評価されやすい社会という意味だよ」と言われて、言語化には広い視野が必要だなと再認識しました。
有名企業から外資系ベンチャー企業へ40代で転職した知人が「とにかく辛い。残業増。プライベートにも勉強。スピード重視。短期で結果を求められる。勤務先の肩書きがなくなって自分の本当の実力に気付かされてプライド全壊。でも全部許せる。だって給料がいいから」と言ってたのでお給料はホント大切。
「適切なストレスはパフォーマンスを向上させる」というヤーキーズ・ドットソンの法則があります。しかし上司や顧客などの労働環境からのストレスが適切である事はまずありません。つまり最高のパフォーマンスを得るには「自分で自分を追い込む余裕がある」という低ストレス環境が前提条件なわけです。
海外に長いこと住んでいると「もう咄嗟に日本語が出てこなくなっちゃって…」という日本の方を定期的に見かけますが、こういう人達は英語も咄嗟に出てきません。ただの老化ですね。
何かを楽しんでいると「真面目に人生を考えろ!もっと上を目指せ!」とか、夢を語ると「もっと努力しろ!行動が伴ってない!」とか言われたりするので、若者は頂上を目指し死ぬほど努力しつつ、寡黙で謙虚に振る舞って、やっと中高年の小言から解放されるようです。社会のストライクゾーンが狭すぎる。
年収1000万がキリがいいので話題になりやすいですが、いったいどれくらい凄いのか計算してみましょうか。例えば大卒で年収1000万円、毎年5%昇給、そして40年間働くとすると、リタイヤ前の年収は6700万ほど、そしてあなたが得る生涯賃金はイーロンマスクの純資産の0.0046%に相当します。誤差の範囲内。
「お前は海外へ逃げただけ。本当に優秀な人は国内で成功してる」とツイッターで言われると、私は少し嬉しくなります。なぜなら国内での成功が一番という認識は日本人の誇りであり、中身の無い欧米信仰よりも嬉しいからです。でも日本で咲けない人もいるので、海外挑戦もどうか応援してあげてください。
クソリプにイライラしてる人達、まずは落ち着いて、そして思い出して下さい。人には誰だって寝返りができただけでたくさん褒められた時代がありました。そう思ってクソリプを見ると、ツイートを見つけて、リプを入力、そして送信。それだけでも褒めてあげたくなりませんか?私はなりません。まったく。
投資や事業では「先見の明が〜」と表現するけど、実際は手広くやって成功した部分を伸ばす戦略が多いので、正確に言うならば「方向転換が素早く的確」ですよね。だから教育も「君はやればできる人間だ」と全員を肯定だけして、数年後に「な?俺は先見の明がある」とドヤ顔しませんか。みんな救われろ。