これは若い人へのアドバイスですが、仕事でミスしても怒らない人は、決して優しいわけではありません。あなたに期待してないから怒らないのです。つまり怒ってくれる人はあなたに期待してるのです。だから怒ってくれる人には感謝すべきです。と言う人には論理的な話は通じないので距離を取りましょう。
この世は全て原因から結果が生まれている因果応報の世界と思われがちですが、例えば「良いことがあって幸せだから笑う」は正しく聞こえますが、逆にしても「笑う門には福来る」が成り立ちます。つまり大切なのは物事の順序ではなく関連性です。だから昇進は後回しでもいいのです。先に昇給さえすれば。
先送り癖を改善したい人は行動しない理由を深掘りして下さい。すると「分からないから」という原因が出てきます。つまり理解不足だと自分を説得できないから行動に至らないのです。つまり「分からなくてもまず動くこと」が大切だと分かります。これさえ分かれば他のことはとりあえず明日で大丈夫です。
「料理が上手い人」は手間暇かけて完成度の高い料理を作る人というより、失敗してはいけないところを確実に抑えてる人です。だから全体的に見るとわりとゆるいです。仕事やスポーツでも同じです。重要な点はしっかりと抑え、それ以外はゆるくふわふわ。世の中の素敵な人はだいたいそんな感じですよね。
今まで見てきた「仕事がデキる人」というのは、何でも1人でできるマンではなく、自分の弱点や苦手なポイントを理解していて、周りの人からヘルプを得られる状況説明が上手い人が多いです。一方で仕事がデキない人というのは「吾輩は完璧である。弱点はまだない」と自分が見えてなくて説明がクソ下手。
私も渡米直後は🇺🇸人同士の会話の大半が理解できず大変苦労しました。このままでは職場で孤立してしまうと危機感に襲われ、時事ネタや歴史、スポーツやジョークについても幅広く勉強しました。その甲斐もあって渡米から一年経った頃には🇺🇸人同士の会話の大半が理解できなくても気にならなくなりました。
海外生活では珍しい慣用句によく出会います。"do not throw out the baby with the bath water" みたいに知らないと理解できない表現もあります。先日はレストランで「床のピクルスに気をつけろ」と🇺🇸人同僚から言われてどんな意味かと聞き返したら床を指差され、見ると本当にピクルスが落ちてました。
子供の自己肯定感の育成の秘訣は「やってみたい」を否定しないことです。先日初めてカステラを食べたうちの子が「こんな美味しいものを毎日食べられるのなら長崎に住んでみたい」と言ったので「いつか長崎に住めるといいね」と返したので後は長崎県にお住まいの皆さんがカステラを毎日食べるだけです。
例えば死ぬほど努力した人に「天才ですね」という表現を使うと「それは才能だから大して努力してない」という侮辱に取られる可能性があるので、尊敬している人には決して使わず、逆になんか嫌な人には積極的に使って適当におだてると捗ります。と言ってた後輩に「天才ですね」と言われた事があります。
勉強でもスポーツでもゲームでも、壁にぶつかった時に「これはちょっと難易度高いな…」と感じても、実はほとんどの場合は難しい事に挑戦しているからではなく『疎かにしていた基礎が露呈しただけ』なんです。なので少し戻って基本を復習すると解決することが多いです。急がば回れってそういう事です。
「自信がないからその仕事には応募しない」みたいな話を時々聞きます。でも自信よりも「やりたいかどうか」の方が大切です。それに自信を手に入れる一番の方法は、実際にやってみる事です。私も20年前自信もなく勢いだけで渡米しましたが、経験を積んだ今でも自信はありません。自信は無くていいです。
「AIに仕事を奪われる」と心配している人を時々みかけますけど、若くて優秀な人に仕事を奪われない事を心配した方が良いのでは。
「欲しい理由が『安い』なら買うな」は色々な場面で役に立つ教訓です。例えば仕事や人付き合い、勉強や趣味も、お手軽さを理由に選ぶと後悔しがちです。なので時間とお金と労力をかけたいと思える人・物・事を見つけられたら、それを大切にしてください。人生を豊かにするのはズバリ推しへの課金です。
SNSで目立ったりすると、ある程度の中傷には必ず晒されます。そんな時に「誹謗に立ち向かう姿」を演出する人もいますが、だからと言って必ずしも打たれ強いという事ではありません。世の中には弱さを見せられない人もいるのです。クソリプしてる人達が思い止まってくれたらいいなといつも思ってます。
「あれ…あひるさん?」公園ですれ違った日本人親子に声をかけられた。瞬時に凍りつく背筋。身バレした?なぜ?落ち着け。まだ相手は確信してない。どうシラを切るか。ゆっくり振り向くと「やっぱりあひるさんだ!」と聞こえて万事休すと思ったら親子で雛を眺めてた。それgoslingだぞ。ガチョウだぞ。
若い方から「社会に出る前に身につけておくことは?」とよく聞かれるのですが、圧倒的に役に立つ経験と言えば家事です。家事が苦手だと親元を離れただけで手が回らなくなったりします。また「できない人ほど他人には完璧を求める」らしいので、若いうちに要領を掴んでおかないと老害化が早まりますよ。
アドバイスを求められた時は、まず、他の誰でもなくあなたに助言を求めてきた理由を考えてください。すると求められているのは助言ではなくコミュニケーションだと分かります。つまり「『分からない事があったら何でも聞いて』と言ってるのに誰も聞きにこない」と言ってる人に足りてないのはコミュ力。
数年前帰国した🇯🇵人の知人が「アジア人は職場で差別や仲間外れにされるから辛い」と愚痴ってたので内容を聞くと「食事に誘われない」「雑談の輪に入れない」とかだったので、日本で人気者だった人はそんな些細な事を気にするほど打たれ弱く、日本でぼっちだった私はわりと無敵という結論に至りました。
日本で働いてた頃は「私は社会不適合者だ」と散々思い込まされていましたが、渡米後は問題なく普通に仕事できてます。会社勤めしている限り、評価は環境に左右される部分が大きいのだと思います。会社員の成功は行動力と運が九割。生まれた場所で咲けない人は早めの転職を。逃亡は立派な生存戦略です。
辛い経験が人を成長させるのは確かで、思い返してみると非人道的で性格が最悪なお客さんの相手を毎日していた頃に私も急成長してました。でも感謝は1㍉もありません。ただのブラック就労環境です。生き残った人が成長したからとスパルタを正当化しちゃいけません。スポーツの指導者も要注意ですよね。
お給料に不満がある人は多いです。でもその不満の本質は実はお金ではなく、仕事への不満なのです。その証拠に昇給の喜びは翌月には消え去り、同じ不満が繰り返されます。つまり本当の報酬とは仕事を通じて成長する事なのです。と言われたら素直に「本当の報酬より毎月の昇給がいい」と返しましょうね。
人生が順風満帆な人はクソリプなんてしません。つまりクソリプしている人は人生に問題を抱えていて、そのストレスや絶望感から精神的に追い込まれてしまって、挙げ句の果ての血迷った自己表現の形がツイッターで他人を貶めるクソリプなのです。そう思うと許してあげたくなりませんか?私はなりません。
「お前は馬鹿!俺の方がずっと賢い!」という方をツイッターでは時々見かけます。でも知識が豊富で頭脳明晰な方は、他の誰かを貶めることで自己表現したりはしません。頭が良いと思われたいのは分かります。でもそこはグッと堪えて、まずは他人を褒めるところから始めましょうね。わかったか馬鹿ども。
私もそうですが、ぼっち気質でウェーイ系に追いやられて、毎日肩身が狭い思いをしている皆さん。安心して下さい。我々は身近な人達から承認されたいという欲求を持っておらず、詐欺にもマルチにも引っかからず、メンタルは常に低空飛行で最強です。社会に出たら「孤独に強い」は長所でしかありません。
「優秀な人材が海外へ流出している」という論調をよく見かけます。でも私みたいな学歴の無い平凡な人も流出してます。なので正確に言うと「猫も杓子も海外へ流出している」だと思います。でも大丈夫です。日本は魅力あふれる国です。人はいくらでも集まりますよ、国際的に競争力のあるお給料を払えば。