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亀屋良長では「醒ヶ井」の井戸水でお菓子を作っています。
京都市内は、昔から豊かな地下水の恵みを受けて食文化が育まれてきました。それが再来年にも着工が決定した北陸新幹線の小浜ー京都駅間の延伸によってどうなるかわかりません。
80パーセント地下を通り深さは40メートル、直径10メートルの
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トンネルです。今行われている京都知事選挙の大きな争点だと思いますがあまり盛り上がっていないと思います。京都の方々と話していると市内の地下を新幹線が通ることを知らない方が驚くほど多いです。
敦賀〜新大阪間の建設見込みは2兆1千億円と見積もられています。
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災害に備えて東京までの第二のルートを作ると言うことも分かります。それなら米原ルートで良いのではないでしょうか。ちなみに米原ルートの敦賀〜米原駅の建設見込みは5,900億円です。
小浜〜京都間の利便性を考えるなら小浜から近江今津まで電車を通せば良いのではないでしょうか。(素人考えですが)
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とりあえず、こんな大事な後世にも関わる問題は大いに議論がなされメリット・デメリットを各自考えた上で知事選挙の投票に行きたいものです。
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亀屋良長は四条醒ヶ井で1803年の創業以来、井戸水を使ってお菓子を作っていましたが、約60年ほど前、四条通の地下鉄工事で井戸が枯れてしまいました。しかし30年前の立て直しを機に80mまで掘ると再び水が出てきました。地下40mであってもトンネル工事は正直また水が枯れる心配があります。
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亀屋良長は私で8代目です。初代は良い水を求めて四条醒ヶ井の地に創業したと聞いております。「醒ヶ井」とは南北に走る「醒ヶ井通」のことです。平安時代、堀川六条に源氏の館があり、その中に「佐女ヶ井」の井戸がありました。いつしか京の三名水と謳われ、千利休など茶人も好んで使ったそうです。
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和菓子を作りにはたくさんの水を使います。
小豆を炊くにも雑味を抜くため何度も水を変えて炊き上げます。和菓子の基本材料は、豆・砂糖・お米の粉ですが、お米の粉を水で解いて蒸すにも水を使いますし水は原材料の一つと思っています。
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醒ヶ井の井戸水は、京都市の水道水である琵琶湖の水より硬度が高く中軟水に分類され、豆を炊いても、ごはんを炊いてもお茶お入れても味と香りが立つような気がします。特にご飯は美味しいです😊
京都市内にはいくつか水脈がありそれぞれ場所によって成分が違うらしいです。
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こちらは桃のリキュールがほんのり香るカーネーションの琥珀糖。
ゆかり(ちいさな金平糖)と共に小箱に詰めました。
SOU•SOUのメッセージカード付きで母の日の贈り物に最適。
小さいサイズですので、花束や他のプレゼントに添えて贈るのもおすすめです。
kameya-yoshinaga.com/?pid=101222120
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ちまきを巻き巻きしています。