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ツイッターで行った議論がよくまとめられています。
「終末期医療は医療費の無駄なのか?」 - Togetter togetter.com/li/1305143 @togetter_jpさんから
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医療費を考える上で最大の問題は、日本の財政状況が危険な状態にあるのかマクロ経済学の中でコンセンサスが得られていないからではないでしょうか。
問題ないのであればそもそも医療費抑制する必要はないと思います。
問題なのであれば、医療費は財政健全化のためにターゲットの一つとなります。
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GDPの18%を医療費に使っているアメリカでも財政破綻する兆しはないので(アメリカの医療費は大きな問題ですが…)、問題は医療費ではありません。国の財政の収支が合っていない(医療費だけの問題ではない)ことと、経済成長していないことが根本的な問題だと考えます。 twitter.com/mounting_pierr…
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木村屋總本店とのコラボで、全粒粉100%パンを開発しました。全粒粉100%だけでなく、バター・マーガリンの代わりにオリーブオイルを、砂糖の代わりに希少糖を使っている、健康的なパンです。全粒粉とは思えないくらいしっとりして、小麦の風味が感じられる美味しいパンです。
kimuraya-net.jp/shop/pages/zen…
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終末期医療は以前考えられていたほど、医療財政に大きな影響を及ぼす問題ではないと考えられるようになってきている、というのが正しい解釈だと思います。 twitter.com/tonishi0610/st…
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医療保険とは基本的に、健康な人から病気の人(もしくは富める人から貧しい人)へ富の再分配を行う仕組みですので、「国に迷惑がかかる」という理解はちょっと違うのではないかと思います。ですので西先生が患者さんにご説明なさっている内容で正しいと思います。 twitter.com/tonishi0610/st…
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日本とアメリカは違うという意見があったので日本のデータもご紹介しておきます。
この論文では、日本のデータは病院でかかった医療費しかないのですが、最後の1年に8.2%、最後の3年で13.5%の生涯医療費が投入されていました。
healthaffairs.org/doi/full/10.13…
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私個人としては、落合さんや古市さんの主張の内容に問題があるとは思っていません。アカデミアの中ですら、終末期医療費がどれくらい大きな問題なのかまだ決着がついていないからです。これがきっかけで、前提条件である「終末期医療は高い」が正しいのかどうか丁寧な検証が進めば良いと思っています。
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さらに言うと、終末期患者の中で高医療費患者は多いものの、高医療費患者から見るとその割合は比較的小さいことも分かっています。つまり、「終末期の医療費」は、大きな問題であるかのように見えますが、日本の社会保障費の問題を解決するほどの主要な問題ではないでしょう
ajph.aphapublications.org/doi/pdf/10.210…
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しかし、最近のサイエンスの論文でもあるように、多くの高医療費患者は救命しようとしてICUに入って治療を受けたものの、残念ながら救命できず、振り返ってみると死ぬ直前に多くの医療費を使っているだけです。亡くなると分かっていながら高額な医療費を投入されている患者は多くないとされています。 twitter.com/yusuke_tsugawa…
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日本での議論の元は分かりませんが、米国ではメディケア(65歳以上がほぼ全員加入する皆保険)の加入者が人生最後の12ヶ月に、生涯医療費の25~30%を使うと言うデータがそもそもの「終末期医療費が高い」という話の発端です。この割合は近年も変わっていません。
onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.11… twitter.com/yusuke_tsugawa…
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この厚労省の方は数多くの誤解をしています。まず医療財源を保険料で全て賄う必要はそもそもなく、ほとんどの先進国は税と組み合わせています(フランスは税中心、ドイツは保険料中心)。保険料を上げるか税金で補填するかは政治的判断(どちらか国民の受けが良いか)で、両者に大差はありません。 twitter.com/shizukalady/st…
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今年Scienceに出た論文ですが、ほとんどの死亡は予測不能なので終末期医療は医療費の無駄であると考えるのは間違いである(多くの場合誰が終末期か分からない)という内容の論文をご紹介します。
science.sciencemag.org/content/360/63… twitter.com/EARL_COVID19_t…
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残念なことに、医学的に正しい治療を悪者扱いすることでお金儲けするというビジネスモデルが存在しています。ステロイド、インスリン、抗がん剤などもターゲットになっているのではないでしょうか。人命に関わることですので、薬機法でもっと厳しく取り締まるべきだと思います。 twitter.com/yusuke_tsugawa…
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そもそもステロイドが健康に悪いと誤解(これに関してはメディアの罪も重い)されていることが問題だと思います。ステロイドで炎症を抑えて、痒みがなくなり掻かなくなれば、下から健康な皮膚が再生して治るという話だと思うのですが。
blog.goo.ne.jp/idconsult/e/4f… twitter.com/yusuke_tsugawa…
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アトピー性皮膚炎を最も確実に治療できるのは皮膚科医です。「標準治療=エビデンスに基づいた(現時点で)最高の治療法」ですので。もちろん皮膚科医によりますので、自分に合った皮膚科医を見つけることが肝要です。
私のアトピーも皮膚科医によってほぼ完璧にコントロールされています。 twitter.com/judgethinkwill…
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米国で医療保険を持っていても、医師(救急外来以外)に診てもらえるのは2~3週間後ですね。日本では少なくとも当日に診てもらえます。緊急性がないものまで全て当日診療してもらえる制度が継続可能なのかどうかは議論のあるところだと思いますが。 twitter.com/pa_piel/status…
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自己負担により健康への悪影響がないことが複数の研究で示されています(日本のデータでは重岡仁先生のAERの論文)。貧困層は窓口負担ゼロでよいと思いますが、それ以外の人達までゼロにする必要はないと考えます。窓口負担ゼロの国は「待ち時間」という形で支払っています。
healthpolicyhealthecon.com/2014/07/09/ran… twitter.com/fujitatakanori…
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味の素が健康に悪影響するというエビデンスは無いですし、FDAも承認しています。下記は、味の素(グルタミン酸ナトリウム)が何故そもそも身体に悪いと「誤解」されるようになったかを説明した興味深いワシントンポストの記事です。
washingtonpost.com/news/wonk/wp/2…
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CAR―T療法を受けた患者53人のうち83%で、体内のがんがほぼ消失する完全寛解の症例が出た。しかしそのうち26人を観察したところ、17人が再発または死亡。そして53人のうち半数の患者がおよそ13カ月で死亡したという。いったんがん細胞が消失したのに再発してしまったケースだ
nikkei.com/article/DGXMZO…
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私達の論文がBMJに掲載されました。医学部のランキングのデータを解析したところ、トップの医学部出身の医師の方が患者の再入院率と医療費が安いが、死亡率には差が無いという結果でした。医師のパフォーマンスにおいて出身医学部はアウトカムによっては関係ありそうです。
bmj.com/content/362/bm…
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Apple watchの心電図モニターがFDA承認されました。この心電図とAIを組み合わせることで、心房細動(Af)を高い精度で診断することができるという論文です。無症状のAfを多く診断することにメリットがあるかどうか(脳梗塞の予防につながるか)は議論のあるところです。
jamanetwork.com/journals/jamac…
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4年前に私がこの記事を書いた時には「予防医療は医療費削減につながる」と多くの人が信じていたのですが、最近は「予防医療は医療費削減につながらない」と主張する方がでてきたようです。実はどちらも正しくなく、正解は「予防医療の2割は医療費削減に有効である」です。
healthpolicyhealthecon.com/2014/07/17/pre…
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「アルコールは1杯でも健康に悪い?」と各種メディアで取り上げられている最新のランセットの論文に関して、論考しました。お時間があればご一読頂けると幸いです。#究極の食事 #せかきゅう #きゅうしょく
toyokeizai.net/articles/-/235…