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『やりたいことがない…』と語る友人がいる。読書を進めると「読んでると眠くなる」と避け、クライミングを誘うと「疲れるからヤダ」と断る。私の認識では、世の中の大半は”つらい”で構成されている。つらいを超え、達成を感じるから”好き”に変わる。やりたいことは、やった後にしか生まれないんだ。
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12年読書を続けていますが、唯一”ツラい”時だけは、本が読めなくなります。なので「ツラい時は読書がおすすめ。ストレスも悩みも消える」という意見には全面的に反対です。本を読むには体力がいるので、正しくは「余裕があるときこそ読書。”知ること”が不安や痛みを対策することに繋がる」だと思います
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10年読書を続けてきて、もっとも衝撃をうけたのは、「日常に悪なんて存在しなくて、いつだって正義と正義の衝突」だと知った瞬間です。『勝った方が正義』なんて言葉は、残念ながら的を得た事実だと理解した反面、「純粋な悪なんて殆どいない」と気づき、やさしく生きることが正しいと気づけました。
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東大医学部在学中に、司法試験に一発合格した河野玄斗さんが書籍で語った「1000時間勉強して将来の年収が100万円上がる場合、勉強の時給は100万円×40年÷1000時間=時給4万円になるよ。なんでみんなそんなに勉強しないの」が好き。自己投資は、かぜ薬ではなく漢方のようにジワジワ効いてくるものなんだ
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17歳のとき、「本を読みなさい。好奇心が芽生え、やりたいことが見えてくる。悩む回数も減る」と、知人の社長に言われてから、12年コツコツ読み続けました。中卒で面倒くさがりだった私が、会社を作り、本を出版し、発信者に。何より、本や学びが好きになっていました。「本は人を変える」は真実でした
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褒められることが苦手。自己肯定感が低く、会話の中で「すごいよね」と言われるだけで、戸惑ってしまう。「この反応は失礼かな…」と言葉が詰まる。本で学んだのですが、「ありがとうございます、ちょっとお恥ずかしいです…」と素直に表すだけでいいみたい。知るだけで楽になったので、シェアします。
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21歳、長女を授かった時、義理のお父さんに言われた「子供を持つのに資格は要らない、自覚が要るんだ。自覚は覚悟を持つこと。子供が子供を育てることはできない。親になる覚悟をしなさい(略)」この言葉を大切にしています。自覚を持って8年が経ちました。もし孫ができたら、同じ言葉を送りたいです。
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12年、読書をつづけて感じる。「孤独は、他者がいてはじめて自覚する、贅沢な気持ち」「学びは、恐怖を減らし、予測できるものを増やすもの」「失敗は、憎むものではなく、最短で結果を出すために求めるもの」素敵な言葉を見るたび、書籍の面白さに気づける。本は、世の中で1番有意義な無駄ですね。
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お願いします…「通勤時間の削減にテレワークを提案します」と理論を提案した人に、「温かみを感じる出社の方が好き」と感情で返さないでください。会話でも、「夜の散歩が好き」と感情を語る人に、「散歩は朝が体にいいよ」と理論で返さないでください。論理と感情は合わせないと、会話になりません…
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読書仲間の友人が、「やりたいことがある人の方が珍しいのに、”逆算が大事”と言う人ばかり。目的や成功例がないと逆算なんてできないんだから、ひたすら積み上げの順算でいい」と言っていた。一定まで足されたら、勝手にやりたいことは見えてくる。「やりたいことはやった後にしかうまれない」は真理。
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「読書が好き」ともっと気軽に言ってほしい。「何冊読むの?」とか、「何を読むの?」と内容や質を気にする人が多いけど、気にしなくていい。年間100冊読む乱読も読書だし、1冊を数ヶ月かけて精読するのも読書。古典を味わうのも、ライトノベルを楽しむのも読書。どっちが上かなんてないんだよ。
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「あえて”ヘタにやる”を意識すると、快適にはじめられる」と本で読んでから、1歩目が軽くなりました。読書が習慣になったのも、適当でいいと知った10年前から。考えてみれば「60%で一旦提出」の資料作成文化は、意見の相違を正すことより、取り掛かりやすくなることにメリットがあるのかもしれませんね
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1㎜も科学的根拠はないのですが、本を読んでいるとき「ここ覚えたい!」と感じたら、目を閉じ”油性ペンで頭のノートに書くイメージ”をしてみてください。3年続けてますが…驚くほど忘れないんです。おすすめはマッキー。消しゴムが勝手に使われる脳内でも、マッキーは消せないのかもしれません。
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「時間がなくて本が読めない」に対して、「本を読んでないから時間がない」って意見、私は好きです。朝から木を伐採しているのに、まるで作業が進んでいない木こりに、旅人が「斧の刃を研いだらどうですか?」と言うと「木を伐るのに忙しくて研ぐ時間がない」と返した、イソップ童話の話と本質は同じ。
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読書仲間の友人が、「やりたいことがある人の方が珍しいのに、”逆算が大事”と言う人ばかり。目的や成功例がないと逆算なんてできないんだから、ひたすら積み上げの順算でいい」と言っていた。一定まで足されたら、勝手にやりたいことは見えてくる。「やりたいことはやった後にしかうまれない」は真理。
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幼少期から祖母に、「明るく挨拶すること。目を見て話を聞くこと。『ありがとう』を言葉にすること。”当たり前”だからね」と言われて育ちました。明るく挨拶するだけで印象に残る。目を見て聞くだけで好かれる。『ありがとう』が助けてくれる存在を作る。”当たり前”にしてくれたこと、感謝しています。
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「一生懸命すぎて疲れそう」と言われるけど、疲れより後悔の方が嫌なんだ。やらなかった後悔が嫌だから挑戦する。好きに素直でいたいから本を沢山読む。カッコよくいたいから筋トレをするし、自分の時間がほしいから早起きする。いつ振り返っても「充実してた」と頷きたいし、そんな生き方が好きなだけ
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本が嫌いで、読書好きの私をイジる友人が「ネットで検索すればなんでもわかるのに、なんで本を読むの?」と言うので『ネットは知ってる情報しか検索できない』と伝えたら、素っ頓狂な顔をしていた。1冊本を貸すと「バイアスなんて知らなかった…」と感動を露わに。本は知識の広さを”正しく”認識させる
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「機嫌が悪い人を見ても、びっくりしない。私が明るくいれば、この人もきっと明るくなる」こんな考えができる人が好き。「この人を楽しませることができたら、私もきっと楽しくなる。私には、この人を誘導する力がある」と思える人を、尊敬してる。”自分の機嫌は自分で取る”の正しい使い方じゃないかな
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10年以上大事にしている、3つの思考軸があります。「読書習慣で知識のカケラを集める(仮説力向上)」「問題はより小さく細分化する」「簡単な問題から着手し、複雑な問題は後回しにする」99%の問題は、3つの思考軸で解決しました。1度覚えれば一生使える、生きる知恵です。生まれ変わっても知りたい。
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もう少し頼られたいな…と、10年近く悩んでいたのですが、「頼られないのは、あなたが”頼っていない”から」と本で読み、強烈に腹落ちしました。聞くより調べる。頼るより生産性を上げる。完璧でいようとしすぎていたのかも。温かい人間関係は、ほんの少しの甘えから。1日1回1頼りから、はじめてみます
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友人に「お前凄いよな」が口癖で、私が「そんなことないよ」と謙遜すると「いやいや、なかなかいないよ」と必ずダメ押しして、”褒めを絶対に受け取らせるマン”がいるのですが、自己肯定感を上げる天才だと思う。「褒めたら必ず受け取らせる」は、義務教育に入れた方がいい、相手を元気にする御作法。
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学歴がないから本で学びはじめた。体が小さいから筋トレをはじめたし、自分の意見をまとめるのがヘタだからSNSをはじめた。短所に劣等感があったから人一倍頑張れたし、いつからか長所になった。「認められなきゃ」は心にトゲを残すけど、「認められたい」なら”自分を動かす力”になると私は思います。
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19歳、仕事がうまくいき、本で知識をつけ、自分が1番優秀だと思ってた当時、もっとも大切な教訓を学んだ。「気持ちよく喋れてるのは、相手が自分より優秀な証拠だよ」当時の上司の言葉。あれから10年、言葉の真偽は身をもって理解した。優秀な人は常に聞き手側になる。実力を測るもっとも正確な指標。