201
最初は誰でも「自分ならできる」とウルトラ勘違いからスタートするので、実際にやってみて「あ、できそう」と思えるようなら、そのまま進み「これは無理無理の無理!」となったら方向転換すればよいだけのこと。自分の適性や先がある程度は分かるのも技術や知識や才能といったら、それはそうですが!
202
「全裸で座ったならなぜか電池が縦に置いてあって、お尻に入ってしまった」と言い訳して病院に行く人が全世界で途切れないことから、伝承におけるカッパの尻子玉の起源も昔の人のそういうことなんじゃないの、と疑っている。
203
「おまえら禁じられたあれに触ったのか。朝までこの部屋から出るな、誰に呼ばれても扉を開けるな!」と田舎の爺さんに言われて部屋にいると、外から村人の「FGM-148は何発ある?」「村の装甲車を回してこい」「米軍に空爆要請」などの物騒ワードが聞こえ、呪いとかどうでもよくなってくるネット怪談。
204
#多分私しかやってない というタグを見るが「出版社からの迷惑を受け、出版社側でまともな謝罪文が書けないので、私が私に向けて書いた謝罪文を出版社が謝罪したものとして出版し、私が謝罪を受け入れたことにする」という心霊体験、人類史で自分以外にないだろうし、この先もないほうがいい。
205
他には「あなたの主張は絶対に間違っているが、どこがどう間違っているのかは指摘できないので、あなたが自身で間違いを見つけて反省し、発表してください」とブログで言われたこともあり、今思えば、あれも人類にはいまだ未解明である心霊現象だったのです。
206
@nekozepoitanuki 出版社のお偉方の誰一人として三行以上の謝罪文を書けなかった、という心霊現象です。
207
専門家や現場関係者が止めたのに、お気持ちや信仰や思想で法律や決まり事を作ったあとに大問題続出して「そんなことになるとは分からなかった」となる、頭と心が足りない人たち、世界中と日本でも見るが、社会に干渉させてはダメ、絶対。
208
怪異を現代機器と銃火器で押す想像も良いが、最強フィジカル退魔神職、相撲取りが祓うのも良い。雲竜型土俵入りの柏手一発で霊が吹き散らされ、四股のたびに粉砕。怪異本体と組みあって「格闘技のド素人だな」と上手投げでブチ殺して欲しい。
209
力士「おまえら怪異は、触れられない一般人さんに無双できて、調子こいていたんだろう? だが相撲取りは神職でな、おまえらに触れるんだよ。あとは世界最古の総合格闘技のひとつで鍛えに鍛えた190cm200kgの巨漢と、どつきあいド素人のおまえらのフィジカル勝負だ!」
怪異「」
210
「貞子なんてテレビから出てきた所を膝蹴りで一発やろ」とやった人の膝を掴み、ドラゴンスクリューをかけて膝を破壊してから完璧なヒールホールドで踵を砕く貞子の「さんざん世間にいじられて始球式までやっている私が、なにも現世を学ばないとでも?」も見てみたい。
211
除霊士「関節技で倒すことを重視した、キャッチ・アズ・キャッチ・キャンの正統ランカシャーレスリングを、貞子がどこで学んだ!?」
貞子「私が憑依した設定のメイドin貞子という女子レスラー(実話)に憑依してめっさ学んだ。おまえらこそちゃんと知っておけ」
212
現世で学びすぎた伽椰子「俊雄、ここはマッスルドッキングだ!」
除霊士「⋯⋯マジかよ、親子タッグで合体技まで出せるのかよ、しかも俊雄が筋肉バスターのほうだなんて!?」
213
「マトモな人生を送る1番の秘訣はマトモじゃないヤツと付き合いを持たないこと」はそのとおり。さらに「一見普通で優しくさえ見えるが、ちょっと困るか成功しただけで、途端に邪悪をなす人」がいて、自分が当てはまることもある。悪は外から来るだけではないと想像しない人、体感だが人でなし率高い。
214
創作物を改編したがるポリコレの一部に、自分の性別や民族や思想信条などの属性がある主役や主要人物である物語が欲しいという願望があるとは前に聞いた。その国における国文学の発生が思想的独立や国民性を示す、というのも自国の物語が欲しいということなのだろう。
215
ただ、他人が作った物語を改編してでも自分たちの属性を載せたいというのは、あまりに悲しい願望だろう。自分の属性や同類からの物語が一切作られないなら、その属性の文化と想像力のなさを証明してしまっている。そこは意地でも自分たちで作るしかないのだけど。
216
創作的才能がないメキシコのギャングですら、歌手に取材させて自分たちの心情や人生の歌、ナルココリードを作らせている。そういう意味では、他人の物語に口出しし、載っかろうとし、自分たちの物語を作ろうとしないポリコレ的態度は、才能がないのは仕方ないにしても怠惰にすぎる。
217
作家への賠償金は一年間謝罪してまでも必死に値切るのに、こういうのはやるんですのぅ、と毎年四季ごとに私がいじれるネタをくれる。負のお中元かお歳暮だと思っている。 twitter.com/ExciteJapan/st…
218
「力の指輪」を見るが、世間の話題が作中人種がどうとかが多い。「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」のローハン籠城戦へのエルフ弓兵の援軍と死闘は、原作には存在しないシーンだけどおもしろかったよな、みたいな話題が聞こえてこない。
219
ロード~のおもしろ改変は、レゴラスのキラーエルフ化。原作ではあんなに殺さないからな! やりすぎだと思ったら「ホビット」でもっとキラーマシーン化しているが、そんなシーンはない。ついでに、後年のロードでは大人になってちょっと控えめになっていたと分かる。
220
誹謗中傷とその対処の経緯を見ると、ほぼ裁判手前で示談になり「いや、科学や医者や学者は間違いや偽物で、利権や賄賂を受けとると、法廷で堂々と名前と姿を明かして証明してみせる」となる人がいない。自分たちの言説が妄想だと分かり、信じていないのに、止められないのだなと。
221
ぶっちゃけKAD○KAWAって、暴対法以前とはいえ反社の接待をしていたし、権利で揉めると作者や権利者を反社に誘拐監禁させていた会社なんで。今、贈賄をかまして逮捕者が出ても「ですよね~」としか言い様がない。
222
実際、物語で主人公が解決すべき命題を作っているのは悪役なので、主役以上に重要。悪役に仇役、ライバルに強敵がしっかり造形されていないと、物語が締まらず主役とヒロイン自慢のお人形ごっこになる。人々の記憶に残る悪役は作者の腕の見せ所だし、なにかあるごとに言及されるほどの造形は誉れよ。
223
対立者としての悪役たちは、世間や作者が一見納得しそうな正しさを持ち「それでもなお」とする主人公たちによって乗り越えるか落とし所を探る。この作業で考えの昇華が起こり、より高度な意見や倫理や合理性が出てくる。この繰り返しと積み重ねで物語も発展してきたと思う。
224
実際、生まれながらの完全悪を欠点のない完全善が打ち倒して完全解決、という話は神話や英雄譚の時代ですら「それはないわw」とほぼやらない。創作の悪が起こす問題は現実人間にある問題で、神や英雄も間違い、皮肉な結果となり、と物語を通して人々は自分たちのことを、悪を考えてきた。
225
自分が一番印象深い悪役はダイ大のハドラー。魔王だけど、鼻水出して勇者アバンに負ける町の不良レベル。復活後も小者ムーブの中間管理職。勇者ダイに負け続け背水の陣となってからは、部下が命を賭けて守るほどの、気高き歴戦の将軍の風格。悪役の精神的成長に各段階があり、最後に崇高さすらある。