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子どもは、というよりどうやら人間はアマノジャクであるらしい、と捉えている。こちらが「こういうことしてほしいな」と期待すると、その期待を重荷に感じてパフォーマンスが悪化したり、逆の方向に進もうとしたり。人間はどうやら、「期待」に自分を操縦しようという欲を感じ、反発するらしい。
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うちの娘、最初の頃、算数に興味を持たなかったんですよね。お兄ちゃんがすごすぎて、「数学はお兄ちゃんに任せた」という気持ちになっていたようです。
そろばん塾に通い、九九の2の段を言えた時、家族全員が驚いて拍手したんですよ。お兄ちゃんも驚いて。そしたら。 twitter.com/dengurigaeru09…
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子どもが本音を話しているときに、絶対に言ってはいけないことがあります。 正論です。「お前の考えは間違っている」 「未成年なのにタバコを吸うことは許されない。 身体にも悪い」や「このままだと、いい学校に行けなくなる」などといった説諭です。 →
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「才能」考。
「ビリギャル」ご本人による「元々頭がよい」という意見に対する反論。私はこうした意見に賛成。安易に才能があるだのないだの人は言うけれど、才能のあるなしを事前に見破る科学的な方法は今のところない。そのことはまず押さえたいところ。
note.com/sayaka_suto/n/…
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日本は狭く、人口が多い。このため食料自給率100%は、人口がかなり減る遠い将来(2050年でもまだ1億人近くいる)まで、達成は極めて困難。国内農業も頑張ってもらいつつ、足りない食料(とエネルギー・資源)を輸入しなければならない。その輸入代金を支払えるだけの稼ぎがなければならない。
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もし農家がみんな農業をやめてしまい、企業が農業をやるようになって、もちろん最低賃金以上を保証するならば、農産物の価格は今以上に高くなる可能性がある。
しかしここで疑問が一つである。海外では企業化した大規模農業があり、非常に効率的に安価に農産物を生産している。日本でもそうしたら?
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私は誰であろうと、残虐に殺されるようなことは起きてほしくない。起きてほしくないからこそ、強者が弱者を愚か者呼ばわりし、虐げても平気な発言をし、事態を放置することを批判する。もしそれを改めなければ、次に虐げられるのはその人たちだからだ。そんな愚かなことは繰り返してはならない。
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もはやこうした勘違いを防止するためにも、「休暇」という名称をやめて、「産後出向」「育児出向」と呼ぶように推奨したい。ぜひ広めて頂けたらと思う。
#産後休暇じゃなく産後出向
#育児休暇じゃなく育児出向
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現場の従業員との意思疎通が難しくなり、次第に不満がたまっていくだろう。やがて、かつての不在地主と小作人との関係のように、ギクシャクしてくる可能性がある。
古代ローマには、ラティフンディウムという大規模農業が盛んになった。しかしこれも、経営者がローマに暮らし、奴隷に耕させるように。
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そして、高学歴で高スキルの女性でも、幼い子どもを抱えるシングルマザーだと一気に困窮するのが今の日本社会。働き口が不安定。給与水準も低く、キャリアアップと口で言うのはたやすいけど極めて困難。
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そんな情けない話であっても、若者にはとても役に立つ。若者は自分の悩みや迷いを言語化できずに苦しんでいることが多い。年配者はトシを食ってるだけあって、若い頃の悩みを言語化しやすくなっている。それを言語化して伝えるだけで、若者はそれを起点にして考えるきっかけを得る。
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子どもにとって、親は自分しかいない。子どもは教師や警察官を求めているのではなく、「親」がほしい。それに気づいていないと、たとえ教師ウン十年でも警察感として品行方正でも、子どもにとって親がいない上に監視する人が家にいることになってしまうらしい。
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バイエル再考。
前回ピアノの習い方についてつぶやいたところ、大変大きな反響があった。バイエルの練習がつらくてピアノを諦めた、という声が多く寄せられた。
他方、ピアノ指導をされている方から「バイエルが悪いわけではない」というご指摘を頂き、詳しくお話を伺うことができた。
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しかし菅氏は、お気に入りの経済学者(竹中平蔵氏はその一人)や揉み手官僚の提案だけを採用し、他の気骨ある官僚はただの小間使扱いし、自分の考えに都合の良い資料になるまで受け付けなかった。官僚が職を賭してまとめた資料など、歯牙にもかけなかった。「何の力もない」ことを思い知った官僚は。
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しかし家は教室ではない。家庭の中に校長先生の威光は伝わらない。教師のテクは、家庭の中では無効なことが多い。しかも学校の場合はたくさんの子どもがいる。子ども同士で牽制する空気を教師は利用できるが、家では親と子どもがいるのみ。一対一の関係ではテクが使えない。
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「勉強しなければこうなってしまうぞ」という話は、子どもにとって脅しとなる。そうした脅しを聞いた子どもは勉強に対してどう思うかというと、「こんな脅しでもかけないと勉強しないと思われるくらい、勉強というのはつらくて面白くないんだ」という裏メッセージを受け取ってしまう。その結果。
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東京一極集中が再び加速しているらしい。仕事が地方に乏しく、東京は選択肢が豊富で口も多いとなると、どうしても若者は東京に集まってしまう。企業が東京に集中している以上、若者が仕事を求めて東京に集まるのもやむを得ない現象。では、なぜ企業は東京に集まるのか? nikkei.com/article/DGXZQO…
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インフルエンザと一緒にしたがる人は一つ大事なことをご存知ないか、無視してるようです。現場の医師によると、他の重症患者にインフルエンザがうつらないようにすることは比較的容易なのだそうです。しかし新型コロナは防ぐのが容易ではなく、インフルエンザとは比べ物にならないそうです。 twitter.com/manon_choco/st…
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この記事は2019年に思い出して紹介したものだけれど、実際に起きたのはさらに数年前。この記事にも書いたように、母親は必死に子どもを静かにさせようとするけど子どもは気にせず大騒ぎ。電車に乗り合わせた大人たちは不満げな怒りの表情で、「親がなんとかしろ」オーラ。
corobuzz.com/archives/141255
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私が子どものころ。公園に行くと年かさの兄ちゃんが「一緒にキックベースボールをやろう!」と声をかけてくれて。一番上は小学6年生、小さいのは3歳。面白いのは、年齢差があってもみんなが楽しめるようにルールを工夫したこと。6年生には容赦なく速球を投げるけれど。
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新型コロナはワクチンの普及もあり、死ぬ病気ではなくなりつつある。残る懸念は後遺症。私の知人で後遺症に苦しんだのは四人。そのうち一人は二ヶ月半「重力に逆らえない倦怠感」で苦しんだ。公務員でなければ退職に追いやられていたかも。二人は一ヶ月近く苦しみ、一人は2週間、現在進行形。
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「昔はお手伝いさんがお金持ちの子どもを殺したって事件が相次いでね」。祖母の知人に小人症(背が子どもくらいしかない症状)の人がいた。その人の家は大変お金持ちだったけど、叱られて腹を立てたお手伝いさんが赤ちゃんだったその人を床に叩きつけ、命はとりとめたものの背が伸びなくなったという。
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ところが日本でそれは難しい。日本は狭くて山がちな土地。アメリカやブラジルのように、地平線まで同じ調子の平地なんてところはほとんどない。このため、少人数で広大な面積の農地を確保すること自体がそもそも困難。すると、効率化することが非常に難しい。
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しかし、効率化、能力拡大を狙って機械化を進めると、よそも機械化を進めるので、より効率化を目指して機械化を進める、といういたちごっこが始まり、最初は余裕を生むために始めたはずの機械化が、余裕を奪うという皮肉なことになりかねない。
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うーん、こうして農業系のマンガを並べてみると、農芸化学の雰囲気、大学の農学部の様子がいちばん表れているのは、「もやしもん」かなあ。ただ、他の作品も、農業のことを楽しく知るのにとても適しているので、読んでみていただきたい。