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部下が部下なりに考えて行動したことを「自分の頭で考えて行動した」と評価しない上司は、「俺の心の中を言い当てろ」と言ってるようなもので、無茶だと思う。部下は経験豊富な上司と違って、経験の蓄積がない。目の付け所はどこかも分からない。
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「安全余裕」というのは、様々な生物が備えている。たとえばアリは、必ず一定数が働かずに怠けているのだという。面白いことに、働きアリを取り除き、怠けアリだけにしたら怠けアリが働き出す。働きアリを取り除いたら、また怠けアリが働く。
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ついにドル以外でも石油を売るのかあ。アメリカも了承したということなんだろうなあ。
アメリカは「石油兌換紙幣」以外の方法でドルを維持する算段をつけた、ということなんだろうか。 twitter.com/nuribaon/statu…
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それでも、豊かな国がである日本の食品ロスは突出して多いのでは?と思われるかもしれない。食品廃棄物(野菜の芯など、食べれない部分含む)を調べてみると、日本は一人当たり133.6kg,フランス148.7-200.5kg、ドイツ136kg,イギリス187kg、アメリカ177.5kg。日本は多いどころか、むしろ少ない。
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これまでは、亡くなった人の悪口は言わないものだ、というのが不文律であり、中曽根元首相を国葬にするかどうかについても異論あったが、中曽根元首相のことを悪し様に言う向きはやや小さかったように思う。しかし安倍元首相にはどうも遠慮のない人が多い。なぜだろう?
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保健所に電話が殺到していて、電話に出てもらえない状況とのこと。
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果たしてその人がどこまで学ぶつもりかはその人次第だが、能動性を取り戻す前と後では、能力の伸び方が大幅に違うように思う。楽しいから積極的に取り組み、積極的だから観察力も学習能力も飛躍的に高まる。問題解決能力も大幅にアップする。
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「個々に適切なタイミングのトレーニングがある。大人の成功体験小学生に当てはめるのはありえない。体の大きさも違うし、精神もできあがっていない。 完成を急ぐあまり起こる問題は断じて許されない。 不幸の始まりだ」
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「見くびられてはいけない」考。
自分や周囲が10代、20代だったころを考えると、若い頃はどうしたわけか「のし上がってやる」「みんなをあっと言わせるような人間になってやる」と鼻息荒くなる。それはきっと、若者が革新をもたらすための重要な遺伝子なのだろうから、これはこれで大切かも。
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日本は自ら、「儲かる農業」の呼び声を高めることで、穀物生産から完全に手を引き、アメリカに胃袋を牛耳ってもらう政策を取らざるを得なくなっている。
日本はどうせ当面、どれだけ頑張っても食料を完全自給できない国。だけど、穀物生産を完全にやめてしまうほど無防備でよいのだろうか。
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安倍氏がなぜ銃撃されてしまったのか。「民を守る」べき政治家が民を守らず、特定の団体に肩入れすることで進学も就職もままならず、生活を破壊され、家族は自殺し、全財産を失い、人生を破壊されたことに異義を申し立てるには、「法の外」に出なければならないくらいに「法」に追い込まれたから。
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少年院では甘いものを食べる機会が乏しいです。それどころか、少年院に入る前から少年たちは甘いものを食べる機会が非常に少なくて。その実態を知る若者から「クリスマスに甘いものをプレゼントできないだろうか」という提案を受けて、辻由起子さんが動きました。私もそれにいささか協力することに。
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NHKはかつて、「欲望の資本主義」という特集を組んだことがある。資本主義の駆動力は欲望だ、ということを端的に表した言葉だと思う。
けれど、私は欲望以外の駆動力が可能なのではないか、と考えている。それについて、言語化を試みたい。
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「ほめる」は教育界で、「疑う」は思想界で市民権を得た言葉。ほめて育てることは文句なしにいいこと。合理的精神を得るために疑ってかかるのは大切なこと。そう信じられている。しかし私は、教育界で「ほめる」という言葉は滅ぼしたほうがよいと考えている。そして思想界での「疑う」も。
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しかし「儲かる農業」を推進するあまり、コメがないがしろにされている。作っても儲からないし、農水省も世論に押されて補助しにくくなったから、よけいにコメは儲からず、生産から離れる農家が増えている。コメは安すぎて、大規模農家でもあまり儲からない。手を出したくない作物になりつつある。
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農地をよりよくしよう、という動機が生まれるようにする必要があるが、大規模化や効率化を頑張ってしまうと、その動機が失われることになりがち。宮崎安貞「農業全書」は、自分の能力を超えた面積を耕そうとするな、と戒めている。しかし機械化は、能力を拡大できるかのように思わせてくれる。
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今や、1ブッシェルのトウモロコシの値段は、それを生産するのにかかった経費より1ドル安い。つまり、赤字。赤字を補填し、農家が生活できるようにと所得補償を政府が出してくれることで、農家はどうにか生活できる。それでも妻に働きに出てもらわないと、4人を養えないのだけれど。
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「お母さんが病気で倒れて、それでも買い物行って料理作って洗濯して、本当によく頑張ったね。このたびは本当におめでとう」そう言って、涙まで見せてくれた。
私は、ああ、見てくれていた人がいたんだ、と思った。いちばん認めてほしいところを認めてくれた人が、ここに。
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人間は、笑顔でいられないほどのつらい状況に置かれたら、頑張りたくても頑張れない。しかし、少なからずの母親が笑顔でいられないほどの環境で子育てを強いられている。それをなんとかできないか。できないのはなぜなのか。考え続け、行動していきたい。
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私は「教える」という行為を、ともすれば子どもから楽しみを奪ってしまう行為だと考えている。
推理小説を読んでる人に「真犯人はね」と教えてしまったり、映画を見てる人に「クライマックスはね」と教えるのはひどい意地悪。「教える」という行為は、これから解き明かす楽しみを奪ってしまう。
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これは結構深刻な問題です。地元のショッピングモールに行くと、ソファーに高齢男性が何人も寝ていたりスマホいじったり。どうもかなり長時間、そうしてる様子。時間をもてあまし、毎日そうしてるといった様子でした。仕事をしなくなった高齢男性は、身の置所を失う人が増えているようです。 twitter.com/talavatalavar/…
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アメリカではベビーシッターによる赤ちゃんへの虐待が問題視されているという。富裕層はお金があるからベビーシッターに赤ちゃんの世話を頼む。他方、ベビーシッターを引き受けるのはしばしば貧困層。もしお金持ちが貧しい人に差別的な考え方をしていたら、事件が起きる確率はかなり上がるだろう。
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たたし、「平和な空間では、暴力を振るった者が問答無用に罰せられる」というルールが問題なく機能するためには、暗黙のうちに守られてきた、ある前提が必要だ。「人の心を傷つけるような嘲弄冷笑をしてはいけない」という前提。
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3つ目の問題は、親以外からの子供への接触がしにくい時代が長かったこと。酒鬼薔薇聖斗の幼児殺害事件からしばらく、子どもをターゲットにした事件が相次いだ。それまでは「公園に遊びに行っといで」と言えば済んだのに、親の同伴無しで公園にやることが恐くてできなくなった。
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菊水は実は、私の中では苦手な部類の玄人好みなお酒なのだけど、一口飲んだら、まるで紹興酒!「きっとあれが合うよ」と持ってきたのは、尾鷲のカラスミ。一緒に古酒を口に含むと、ものすごい相性!うまい!
試してみたら、紹興酒と尾鷲カラスミの相性はさほどでもない。古酒と台湾カラスミも。