451
前者のよそ者は、田舎者は自分より劣っている存在で、自分を崇め奉るべきなのだ、という刺青デザイン臨んでいる。これだとうまく溶け込めなくて当然。相手を自分の下位に置いているのだから。
他方、田舎にあるものの新鮮さに驚き、面白がる若者に対しては、つい心を開いてしまう。
452
子どもが宿題を進んで自発的に行うようにするコツ。それは、
・宿題をしなくてもいい、と腹をくくること。それによって子どもをマイナス評価しないようにすること。
・宿題しなかったら親として先生に謝ること。
・子どもが宿題をしたら驚くこと。
だと思う。この構造だと。
453
まとめました。
悪意よりタチの悪い善意・・・食品ロスを施設に送る運動について|shinshinohara #note note.com/shinshinohara/…
454
昔、ビッグデータ解析の専門家が来て。水耕栽培でビッグデータ解析を行い、植物の生育を最大化する条件を見つけたい、と言ってきた。私は無駄だからやめておいた方がよい、と言った。私がビッグデータ解析や深層学習のことを知らないと思って、いろいろ説明してくれた。一応ひととおり聞いたうえで。
455
効率化って、人のクビを切ることなんですよ。
社会って、人を活かすことが使命なんですよ。
人を路頭に迷わせ、生き延びる手段を奪うのは、もはや社会じゃなくて殺し合いの闘技場なんですよ。
私たちはいつの間にか「効率化は良いことだ」と信じ込まされてきましたけど、そろそろバレてきています。 twitter.com/moyasi_taro/st…
456
こうした意見を聞いてから、農協批判を耳にしても、鵜呑みにするのではなく、その「前提」を問うところから始めよう、という気になった。
今の日本では、農協悪者説が主流。農協ならいくら叩いても構わないといった状況。農協が話題に出れば、とりあえず耳にしたことのある悪口言っとけばよいような。
457
シールのシートを折ると、四枚のシールが半分はがれて頭を出した状態に。それを右手の指に一度に取って、袋にぺぺぺと貼っていく。ものすごいスピードで唖然とした。
それまで両親も、多くの内職の人達も、そんな方法はとっていなかった。ストッキングはきれいに並べて、シールは一枚ずつはがして。
458
こうしたことを繰り返すと、失敗してもむやみに恐れることはなく、失敗したときはよく観察し、何が原因なのかを推定し、次はどうすればよいのかを仮説立てればよいのだ、という姿勢が身についてくる。すると、失敗しちゃいけない、という「呪い」が徐々に解除できる。
459
結果的に言語化したのが、工夫、発見、挑戦、努力、苦労に驚き、面白がる、だった。特に最初の3つが大切だと感じている。
工夫、発見、挑戦に驚き、面白がる人がいると、今度はもっと面白い工夫、発見、挑戦で驚かそうとワクワクする楽しいからのめり込む。のめり込むけど同じところにとどまらない。
460
遺伝子で才能の大半が決まる、という考えは根強い。遺伝子は重要だとは思う。けれど、あくまで「環境と遺伝子」のバランスで決まるものだと思う。
私はある酵素を大腸菌に大量に作らせようと、遺伝子を導入したことがある(大量発現系)。その実験はうまくいった。酵素を大量に作り出した。しかし。
461
日本は「育てる」のがヘタクソな国になったと思う。「カネを払ってるから言うこと聞くべき」という性急さ、単純さが、学術会議ばかりか、部下育成でも子育てでも顔を出す。その性急さの故に子どもも、人も、学術さえも育てられなくなっているように思う。 twitter.com/Fuduki_Aoi/sta…
462
塾では、学習障害の子や不登校の子、不良の子などがたくさん来た。しかしどの子に接するにも、最も大切なのはその子の「素」を見ること。勉強ができないとか、学校にいけないとか、シンナーやタバコを吸ってるとか、バイクを盗んで乗り回すとか、すべて外面的なこと。
463
もし無料散髪を続けていたとしたら、現地の散髪屋は客がいなくなってしまうか、減ってしまう。すると散髪屋は家族を養えなくなる。老いた親を病院に通わすこともできなくなり、子どもに教育を与えることもできなくなり、消費もできなくなる。すると、現地での消費が減る。
464
まとめました。
母親たちの孤独、孤立|shinshinohara #note note.com/shinshinohara/…
465
中国には小規模農家を守る組織がなく、農家自らが発言していく組織もないという。中国にも農協のような組織をつくれたら、と、その中国人農業研究者は語った。
466
そんなふうに教師が期待してるのを承知して、
読む前の自分のダメさ
→本から衝撃受けた
→今後の自分の抱負
という王道の定型文で、小中と作文賞総ナメにしてきた大学生。「先生が望んでる通りに書けばいいんですよ」と本人談。
でもそれってどうなんだろ、と本人も言ってました。 twitter.com/oakleyfreak1/s…
467
「宿題早くやれよ」オーラが親から漂っているのを、子どもは察知する。まるで魚の追い込み漁。宿題をする以外のことが許されない感じ。何をやっていても「宿題をやっていない」というマイナス評価になる。それまで、何をやっても「それができるようになったの!」と驚いてくれたのに。
468
まとめました。
購買力を取り戻さねば「飢饉」が起きかねない|shinshinohara #note note.com/shinshinohara/…
469
学歴や地位を自分の努力で勝ち取った、という考え方はあまり好きではない。それには私自身の原体験もある。
ちょうど大学受験のタイミングで母が死病にかかった。父からは「大学に行かせてやれない」と言われた。経済的にも最悪の時期で、どうしようもなく。父は母の余生充実に集中するという。 twitter.com/georgebest1969…
470
なぜこんなことが起きるのか?2つ、理由を上げられる。
①非農業の産業が元気で、よく稼ぐこと。
②非農業の稼ぎの一部を農業に補助金として渡していること。
このおかげで、アメリカやフランスは、海外に輸出するほど穀物を大量生産しているのに、農業の経済における存在感が小さくなっている。
471
魂飛ばしをしている限り、学習は全く進まない。空想の世界で生きているのだから。本人としては、すべておばあちゃんの言うとおりにしないといけなかったので、せめて魂を飛ばして自分の好きなことを想像して時間を潰すより仕方なかったのだろう。それが癖になり、高校生にまでなってしまった。
472
いま、日本では子ども食堂やフードバンクがすっかり普及してしまっている。これを企業や政治家が支援している。社会システムに必要なものとして組み込もうとしている。本来は不要になるように動かねばならないのに。「そこで飯が食えるから低賃金でいいだろ」構造の補助システムになりかけている。
473
「魂召喚」の訓練が始まった。解説付きドリルに取り組むのは変わらない。ただしマンツーマン。でも教えない。ただ、様子を見てる。魂が体を抜け、目がうつろになり、どこかへお出かけしようとすると、テーブルをバーン!と叩き、「ほら!いま、魂が出て行ってたぞ!」と大声で言い、魂召喚。
474
低価格の野菜さえ、十分に買うことができない。そもそも、安物のコメさえ十分に買えない人が社会にあふれつつある。そのため、コメだけでなく、あらゆる食材が低価格側にシフトし、しかも需要が減る一方。食費を切り詰め、食べたい量だけ食べられない人が増えているから。
475
いつから「魂飛ばし」が始まったのか尋ねると、お母さんが意を決して話し始めてくれた。その子はおばあちゃんと同居しており、孫を大層可愛がったという。ただ、その世話の焼き方は過剰と言えるもので、ご飯はおばあちゃんが口まで持って行き、着替えはおばあちゃんが手伝い。