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いやこれ、違法性がないどころか、利益相反問題あるだろ。その赤木かんこ氏とやら、何者なん?自分の本買わせるなんてどういうこったい? news.yahoo.co.jp/articles/8ed80…
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その結果、五歳になっても自分で着替えられず、食事も自分でやらせてもらえないまま、全部おばあちゃんが世話していたという。
ああ。「おばあちゃん子は三文安い」という言葉があるけれど、その典型例だった。おばあちゃんがすべて先回りしてお膳立てするものだから、魂が遊びに出かけるように。
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京都大学に入学して面白いと思ったのは、「勉強しろと親に言われたことがない」という同級生が多かったこと。京大だから、というのもあるかもしれない。東大に行ってガツガツ勉強なんかしたくない、したい勉強だけしたい、という性格の連中が多かった。強制されるのは大嫌い、というのが多かった。
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東海道中膝栗毛や、古典落語を読むと、昔の男性は軽妙な会話がうまかったんだなあ、と思う。下町の大家と店子とのやり取りとか、男性は決してコミュニケーション能力が低い生き物ではなかったように思う。「逝きし日の面影」や「忘れられた日本人」を読んでも、幕末明治の男は結構おしゃべり。
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また、労働者同士がいがみ合い、反目し合う中で、株主への還元をやかましく言う株主資本主義に誘導。労働者の賃金を抑えた分、株主への配当を厚めに渡す構造に。何のことはない、労働者同士が反目し合ううちに株主が漁夫の利を得る構造をまんまと構築。この流れを押したのが竹中氏と言ってよいだろう。
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散髪屋に限らず、救援物資をいつまでも送り続けると、地元の商品がいつまで経っても売れない。すると店の従業員はクビになり、そのぶん、現地の消費が減る。すると別の店も売上が減り、消費を減らし・・・の連鎖が起き、デフレスパイラルとなる。
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口分田が出来てから六十年程で耕作放棄地が増えたように、戦後の農地解放から六十~七十年後、耕作放棄地が増えた。それを担い手農家が集約する形で、大規模農業が復活。
こうして歴史をながめると、大規模農業と小規模農家がかわりばんこに現れてる。
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「京大なんかに行くんじゃなかった」という鬱に近い状態が、3年近く続いた。外側しか見ない評価にうんざり。多くはないのだけれど、京大生であることを鼻にかけている同級生の存在も鼻持ちならない。お向かいのおばあちゃんが教えてくれた、「素」を見ることの大事さが忘れられなかった。
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成功者は、外面的な飾りで周囲から評価される。称賛される。か弱く傷つきやすい、柔らかな心を、外側の外骨格で守り、なんとか立てようとする。まるでカブトムシ。けれど、やはり中身は柔らかく、傷つきやすい。本当はそんな殻を脱ぎたいという衝動が隠れている。
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そしたら、かなり高得点に。幸い母親は死に病から脱出できたのだが、そのあまりの高得点でみんな勘違いした。しかし私は、二次試験の勉強にまで手が回っていなかったので、京大は無理だと感じていた。ところが誰も反対しないどころか、京大受けないのおかしいというので、結局受けた。案の定落ちた。
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部下の、現場の力を引き出すリーダーこそカッコいいのでは。部下や現場の言うことを聞かず、疲弊させるリーダーのどこがカッコいいのだろう?もう少しよく考えた方がよいように思う。
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「善意無罪」考。
良かれと思って、善意で行われた行為は、たとえ結果がどうであろうと善行であり、なんら責められるべきではなく、もし責める人間がいるとしたらそれは人非人であり、悪魔か悪人である、という考え方、反応がある。私は、これ、問題があると感じている。
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村の素晴らしさを知ってる若者が、遠慮がちに語る言葉には、「もうちょっと遠慮なしに、思ったことを言ってくれ」と、むしろ聞きたがり、感心し、「よそから来た人もこう言うことだし、この際変えようか」と、すんなり変化したりする。よそ者が新風を入れ、しかも友好的。何が違うのだろう?
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その人の工夫のうち、不器用な人でもマネのできそうな方法を他の内職の方達に伝えると、一箱1時間程度で皆さん仕上げるように。まあ、元職人の方は、その頃には三十分くらいで仕上げるようになったのだけど。
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そして騙されたと思った。チョコラBBなら一回1錠なのに2錠飲めと。倍。これじゃ増量の意味がない。何より効かない!噛んだところが口内炎になる!意味ない!
確かに成分表見ると一緒なのに効果がない。成分同じでも効くとは限らないんだなあ、と思った。
以来、プライベートブランドの薬は買わない。
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年配男性に比較的よく見られるように思う「呪い」。他人と向き合う際、「へりくだる」と「なめられるまい」のニ種類しかないように思い込んでる人を見かけることがある。だいたいそういう方は、仕事人間で来たご様子。
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私が思うに、人間は「居場所」を強く求める生き物のように思う。そして居場所とは、自分という存在を認めてくれ、自分を必要とし、自分のやるべきことがある場所であるらしい。別にいても構わない、いなくても構わないけど、という場所は居場所にならない。多分、必要とされることが大切。
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空腹、飢餓が発端で起きる暴動は軍隊でも抑えがきかない。フランス革命も、飢餓状態の民衆が大きな力を発揮した。
戦前に起きた米騒動は、主婦が動いた。腹をすかせて泣いている子どものため。軍隊が出動してももはや止められない。母親は文字通り必死だからだ。政府は慌てて朝鮮からコメを移入。
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江戸時代は享保時代に三千万人に達した後、百年以上人口が変化していないけど。実は関東で人口が大きく減り、西日本で人口増加が起きている。日本全体の総数はほとんど変化がないけど、地域別に見ると大きな人口変動がある。薩摩や長州など西日本の雄藩が明治維新を起こしたのにも理由がある。
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あまり認識されていないが、化学肥料は化石燃料のエネルギーで製造されている。特に大量のエネルギーを必要とするのが窒素肥料。空気に含まれる窒素ガスをアンモニアに変換する。これには天然ガスのエネルギーを利用することが多く、アンモニアの製造だけで世界のエネルギー消費の1~2%にもなる。
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「うちのテーブルと少しすべりが違うけど」と言いながら、袋の束ををトントンとテーブルの上で叩くと、前に放り投げた。マジシャンのトランプのように、均等に袋がズレて並んだ。まずこれにビックリ。すると今度はストッキングを雑然と山にした。「きちんと並べなくていいんですか?」と聞くと。
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まるでお医者さんのように白衣に身を包み、ご遺体を丁寧に洗い、優しく棺に納める。その様子をみたおばあさんが「私がなくなったら、あなたにやってもらえないだろうか」と頼まれるようになった。やがて、お坊さんでもないのに両手を合わせて拝まれることも。
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この状況を私はすでに6年ほど前に聞いていた。「忖度だらけですよ」。官僚のトップに上り詰めても、政治家にたてつけば簡単に飛ばされる。この結果、官僚トップは政治家に盲目的に従う人間ばかりになってしまった、という。
msn.com/ja-jp/news/nat…
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「疲れ」を、若い間は「体が動かなくなるとき」と捉えがち。しかし私たち夫婦は「笑顔でいられない」と定義している。疲労は「笑顔でいられない」、「気力がわいてこない」、「体が動かない」の順番でやってくる。「笑顔でいられない」の段階で、実はすでに無理を重ねている。
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ヨーロッパは有機農業の先進国。アメリカも意外に有機農業が盛ん。そして実は、中国は今や有機農業大国。なのに日本は有機農業はわずか0.5%(耕地面積)。有機農業が一向に進まず、化学肥料・化学農薬を使った慣行農業が大部分を占めている。それは、欧米や中国と違って高温多湿だから。