276
まとめました。
読解力より、音読単語|shinshinohara #note note.com/shinshinohara/…
277
お向かいのおばあちゃんだけは、「京大に合格するかもしれない子」などという、世間体的な、表面的なことで私を見ていなかった。母が倒れても、家事で手を抜かず、できる範囲で受験勉強を頑張った、素の私を見てくれていた。そのおばあちゃんのおかげで、私の心は救われた。
278
こりゃ、ほっとくと現場がますます混乱する。私はオッサンと駅員の間に割って入り、駅員に「この場は私に任せて。現場で指揮をとるのに集中してください」と言って、その場を立ち去らせた。オッサンは「何やお前!」と私に食ってかかってきた。
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勝負の結果。すイエんサーガールの圧勝。京大生の作った飛行体はどれも、比較的速やかに落下した。すイエんサーガールの作った、ほぼ無加工の紙は目論見通り、右に左に横に揺れながら、しかし縦になることがないため、非常に長い滞空時間を誇った。
280
どうも2000年代に入ってからの日本の経営者は、現場からの声に耳を傾けず、ただ命令だけすればよい、という独裁的なやり方をする人が増えた気がする。しかしそれでは現場がついていかない。まるで、五感からの情報を遮断した脳のようなもの。五感の情報なしに体をうまく動かせるはずがない。
281
小さな子どものいる女性が働こうとするときの矛盾。
・4月から働くことが決まっていないと保育園に預けられない。
・4月から保育園に入れることが決まっていないと就職できない。
元の職場に復帰できるような、育休を認めてくれる大手企業勤めの方でもない限り、この矛盾、解消できない。
282
まとめました。
「無気力」からも意欲の泉は湧いてくる|shinshinohara #note note.com/shinshinohara/…
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食費を切り詰めざるを得ない状況が、コメの消費を大きく減らす原因になっているようだ。つまり、経済対策が不十分なために、生活苦から食費を減らし、それがコメ消費者の減退を招き、さらにコメ生産者が生活するメドが立たないほどの米価格暴落につながっている。
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気になることを聞いた。とある地域で水路が古くなり、国が改修費20億円のうち19億円を負担、地域の人は1人7万円の負担で済むという。この破格の条件でも反対の人が多く、水路を修理できなさそうという。もしそうなれば、その流域数百haの水田がダメになる恐れがあるのに。
285
まとめました。
「問いかけ」、「能動性が出現した奇跡に驚く」|shinshinohara #note note.com/shinshinohara/…
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日本の社長は、昔は現場の意見をよく聞き、仕事を進めやすいように配慮した。現場は社長の期待に応えるため、あらゆる問題を考えつくし、確実にやり遂げるよう、各部署とも綿密に協議して計画し、有機的に動けるようにしていた。
しかし今の日本の経営者は、現場の声を「抵抗勢力」とでも思うのか。
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まとめました。
ドラッカーによる日本型経営の意外な評価|shinshinohara #note note.com/shinshinohara/…
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私という第三者が割って入ってきて、どう対応したものか困惑しているところに、あなたの行為はむしろこの場にいるお客さんみんなの迷惑になる、というリクツを述べることで、「自分は駅員になら怒って構わない」という思い込みを破壊した。
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「いま、私は仕事もやめて、社会とのつながりが全部切れている。実家も遠く、長年つきあってきた友達も一人もいないこの土地に一人、来た。近所の人は『篠原さんの奥さん』と私を呼ぶ。あなたを通じてしか社会とつながりがない。その人から否定されたとき、私は全世界から否定された気になるの」
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シングルマザー支援を中心に貧困問題に取り組んでいる辻由起子さんが、現場からの声を届けておられました。許可を得たのでここでシェアします。お米を配るという政策の問題点について。
では、次のツイートから始めます。
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たとえば地元の散髪屋で散髪してもらえるクーポン券を、ボランティアが発行し、被災者に配る。散髪屋は、そのクーポン券をボランティア団体あるいは提携先の銀行・行政に持ち込んだら、現金をもらえるようにする。そして、そのお金の原資は。
292
真面目に育児した人から意見を聞いた形跡がまるで見えない。びっくり。 news.yahoo.co.jp/articles/6a800…
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単純作業を楽しむ方法、それは工夫だと思う。単純作業は工夫の余地がない、と勘違いされがち。だって単純作業なのだから、と。ところがどっこい、単純作業ほど工夫の余地があり、それにより手際が全然違ってくるものもない。創意工夫が単純作業には必要。実はかなりイノベーティブな仕事。
294
どこか無意識に、「俺はこんな難しい専門的な理論を知っているぜスゴイだろ」自慢をしたい心理が働いてしまうのだろう。そして目の前の事物、現象よりも、理論の方が高尚で素晴らしいものだと勘違いする心理が、どこかで働いてしまうのだろう。
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後で気がついた。「京大落ちたの。残念だったね」という人ばかりだったことに。母が病気で倒れて大変だったのを頑張ったね、という人は、ほかにいなかった。第二希望とはいえ、大学に合格したことはかわりないのに、「おめでとう」と言ってくれる人もほかにいなかった。お向かいのおばあちゃんだけ。
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家庭での会話は、単語が多い。文章になっておらず、せいぜい単語は2つ。
そして、音読単語はほぼ使わない。家庭じゃなく、ウチ、いえ。会話じゃなく、おしゃべり。単語じゃなく、ことば。
このツイートの前半に使っている音読単語でも、私が指導していた子どもの多くがピンとこなかった。
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安値競争ではなく、品質や、環境への配慮をした商品作りで競争してもらう。価格が同じなら、少しでも品質や環境重視の商品に手を伸ばすように。企業は、消費者から妥当な金額で買ってもらい、それを余力として、商品開発に努める。そんな循環を促す政策にシフトしてほしい。
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私より少し年上の男性は仕事に誇りを持っていて、かつ、俺の方がすごい仕事しているんだぞ、というマウンティングがすごい。私は何が楽しいのかわからないのだが、そうした人に連れられてスナックとかに行くと、お姉さんたちに俺はすごいんだ自慢していて。話すことって自慢しかないのかな。
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今回、プーチン氏が「裸の王様」であったことが明らかになったことで、世界の潮流が変わるように思う。
このところ、専制的独裁的な国で元気な国が目立ち、日本でも「独裁が必要だ」なんて言葉が出るようになっていた。独裁への憧れが強まっていた。
300
「エンゼルメイク」が広がる前、亡くなった人に化粧を施すのは看護師の当番だったのだけれど、その時用意されていたのは折れた口紅、残りかすのファウンデーション。これではあまりに亡くなった方がかわいそう、と、一念発起した看護師が、死んだ人に合う化粧を研究し始めた。