shinshinohara(@ShinShinohara)さんの人気ツイート(いいね順)

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人間は、笑顔でいられないほどのつらい状況に置かれたら、頑張りたくても頑張れない。しかし、少なからずの母親が笑顔でいられないほどの環境で子育てを強いられている。それをなんとかできないか。できないのはなぜなのか。考え続け、行動していきたい。
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親が本を読めば子どもも読むようになる、という人がいるけど、そんなことはない。私の両親は本を読んでいたけど、私は中学三年生になるまで読まなかった。マンガばかり。 他方、親が全然本を読まないのに読書家の友人もいる。親が本を読めば子どもも本を読むなんてのは幻想だと思う。
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感情的になる「怒る」はダメだけど、理性的に諭す「叱る」はオーケー、みたいなご意見を頂いた。「怒るはダメ、叱るはOK」というのはどうやら世間に広く流布している話のようなのだけれど、私は違和感。どちらも親や指導者の振る舞いのことしか問題にしていないから。
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一時は派遣社員を「専門技術を持つ高給取り」のようにもてはやし、自由と収入を両方得られる生き方としてもてはやしながら、やがて派遣労働を低賃金化。「正社員になれなかったのは実力がなかったから、頑張らなかったから」という呪いを浴びせた。
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その先生は他にもおかしなことを教えてくれた。備前のぐい呑みを2つ。よく似てる。「片方はビールが不味くなるんだよ」。いやいやそんなことはあるまいよ、と試しに飲んでみたら、そのぐい呑みで飲むと確かに不味い。もう片方の似てるデザインのは普通にビールなのに。
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そんな社会を私達は望んでよいのだろうか。拡大した格差社会は、結局、富裕層にも安心できない社会となる。アメリカの富裕層の乳児死亡率は、意外に高い。ベビーシッターの赤ちゃんへの虐待がよく報道されていた。ベビーシッターをするのは、しばしば貧困層。
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私はどんな人の意見も、真実の一部を切り取っていると考えている。けれど、私たちは同じものを見ても同じ解釈ができない生き物。水の入ったコップを眺めるだけでも、様々な見方が成立する。たとえば理科的だと。
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阪神大震災の時、ボランティアの活躍を見て、ご高齢の方たちが「こんなことしかできないから」といいつつ、ほうきで毎日掃除してくれるおじいさん、いつでも湯茶を飲めるよう、火の番をして湯を沸かし続けてくれるおばあさんがいた。ボランティアみんなで「こういう年の取り方したい」と言っていた。
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そう考えると、農水省はこれまでうまく立ち回っていたと言える。アメリカの安すぎる小麦には200%の関税をかけ、パンが安くなりすぎないようにすることで、コメの生産を守ってきた。アフリカのように穀物生産から手を引かざるを得ず、飢餓の発生しやすい状況になるのをなんとか回避してきた。
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再びバブルの頃。新興宗教が盛んだった。景気はよいからお金には困らない。しかし、自分を必要としてくれるものがなく、居場所を見つけられない若者が多かった。そんな中、「退廃した社会を正すのは君だ、それが君の使命だ」と言葉をかけられ、居場所を新興宗教に見出した若者は多かった。
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バズってきたので宣伝。食料安全保障の本を書いています。本のタイトルだといかにも農学部出身に見えますが、私の専門は微生物学、土壌学、植物病理学、養液栽培。テクとしてはDNA,RNA,タンパク質工学、液クロ、ガスクロ、化学、酵素工学、メタゲノム等も。 amazon.co.jp/%E3%81%9D%E3%8…
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私はこうして大量に文章をアップするせいか、寄稿を頼まれることがある。以前は喜んで受けていたのだけど、無料で引き受けていたら、文筆で生きておられる人たちの生活を脅かすのでは?と思うようになり、「おいくらですか?」と聞くようにしている。すると、音沙汰なくなる出版社も。
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竹中氏の巧みな弁舌が、自分たちの有利に働くとして応援する人たちがいる。しかし、あまりにも耳を傾けすぎたのではないか。そのために日本は弱体化したのではないか。ここ二十年は、失わずに済んだ時間だったかもしれない。しかし済んだことはいかんともしがたい。これからのことを考えなければ。
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低価格の野菜さえ、十分に買うことができない。そもそも、安物のコメさえ十分に買えない人が社会にあふれつつある。そのため、コメだけでなく、あらゆる食材が低価格側にシフトし、しかも需要が減る一方。食費を切り詰め、食べたい量だけ食べられない人が増えているから。
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人間は、この世に生まれてよかったんだ、生きていて構わないんだ、という確証がほしいものだと思う。その証明が「居場所」。自分を必要とする居場所があると、自分が生きていて良い確証が得られて安心する。しかし「生きていてもいいけど必要ではない」となると、その無関心ぶりに怒りを覚える。
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日本の貧困対策の議論で、「居場所」の配慮が欠けがちなのが気になる。実際に子ども食堂やフードバンクをやっている現場の人は、貧困家庭が「居場所」を失っていることに胸を痛めているのに、政治家はそれらの施設を支援するだけでよいことやってるつもりになっている。とんでもないこと。
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息子が新生児の頃、顔にひっかきキズが。自分のツメで顔をひっかいてしまうらしい。腕はしじゅう動いているが、動かそうとして動いているというより、動くようにプログラムされているらしい。それもランダムに。だから顔をひっかいてしまうことが起きるという。しかしそのうちひっかかなくなった。
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製薬にも就職が強いが、こちらは医学部や薬学部出からも行ける。ただ、製薬メーカーは健康保険制度のガタツキもあって規模を縮小しており、就職先としてちょっと厳しい面も出てきているかもしれない。他方、食品・飲料メーカーへの就職の強さは、農学部は圧倒的。
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飢餓は社会システムを破壊する。飢餓は招いてはならない。そのためにはどうすればよいか、真剣に考える必要がある。
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まとめました。 竹中平蔵氏はひどく賢い|shinshinohara #note note.com/shinshinohara/…
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昔、近所の公園で花火をして騒いでいた若者がいました。近所のおっさんが怒鳴りつけました。しばらくして騒ぎは一層ひどくなりました。夜九時半になった頃、父が公園に向かいました。「お楽しみのところ悪いな。あそこ、病院やろ。消灯10時やねん。とは言っても少し前から静かでないと寝付けんねん」 twitter.com/yuzupon_panda/…
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日本では正しい指使い(運指)を習得するのに最適だとして、バイエルを教えるのが普通だと言われる。そしてそのために、ワクワクしてピアノ教室に通い出した子どもたちが、次々とピアノ嫌いになっていく。その曲があまりにもつまらなさ過ぎて。
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それ以来、公園を見ても子どもの姿を見ないのが数年続いた。2000年代前半だったように記憶する。 ちょうどそのタイミングで、いわゆる「ゆとり教育」がスタートした。残念ながらタイミングが非常に悪かった。バブル崩壊してなお経済が持ち上がらず、景気を上げようと残業につぐ残業の毎日。
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修士を出ておけば、食品・飲料メーカーで研究者として配属できる可能性が高い。農学部を出たら職業は農業しかない、という変な誤解があるけれど、食品・飲料メーカーへの就職は、他の学部の追随を許さないほど、農学部が強い。
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もう一つは、外国の胃袋を握ること。アメリカの輸出する穀物は安い。アメリカの平均的農家は、四人家族を養うことができないくらいにしか売上がない。妻に働きに出てもらい、農家の自分は政府から所得保障をもらってなんとか生活。なんせ、トウモロコシの価格は生産に必要な経費さえまかなえない。