shinshinohara(@ShinShinohara)さんの人気ツイート(いいね順)

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あとにも先にも一度きりだけど、先斗町の小料理屋に「京都の勉強だ」と連れて行ってもらったことがある。 外から、「京都のことなら何でも聞いてくれ!」とガハハ笑いが近づいてきた。「お、この店にしよう」と扉を開けたのは、実に値の張りそうなスーツを着た男性二人。入ろうとすると、店の主人は。
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子どもの声が気になる原因の一つは、孤独なために耳障りに思い、気になるからよけいに耳をそばだててしまい、よけいにそれしか聞こえなくなるためかもしれない。自分の血流に耳を傾けるから耳鳴りが酷くなるのと同じ構造なのかも。
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「ほめる」よりも何よりも伸びる、と私は考えている。「ほめる」は、たとえ「結果」ではなく「プロセス」をほめたとしても、外面的に起きた現象(机に向かっていたとか)に着目しがち。そのために、勉強してるフリ、机に向かってるフリ、プロセスを頑張ってるフリを誘発しやすい。
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自分たちの村に驚き、面白がってくれる人を受容したいから、よそ者であるその人の心地よいよう、改めるものは改めたくなる。驚き、面白がってくれる人には、逆に自分も驚き、面白がりたくなるものらしい。京都も田舎も、よそ者を受け入れる条件は、同じなのかも。
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支援の基本は、自分も食べたくなるようなもの、使いたくなるようなものをお送りすること。ここを外しちゃいけない。また、「ありがたいと思え、感謝しろ」はダメ。どこまでも対等な人間として対することが大切。
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「善意無罪」考。 良かれと思って、善意で行われた行為は、たとえ結果がどうであろうと善行であり、なんら責められるべきではなく、もし責める人間がいるとしたらそれは人非人であり、悪魔か悪人である、という考え方、反応がある。私は、これ、問題があると感じている。
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ケインズは、なぜこんなことになるかを考えた。そこで気がついたのは、経済学が「生産」に重きを置きすぎて、「消費」を軽視していたこと。たとえ優れた企業、優れた人物が良質な製品を製造したとしても、それを購入する消費者がいなければ話にならない。
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拝啓 岸田首相 首相が「新しい資本主義」と主張された時、正直、私は期待しました。新自由主義で痛めつけられてきた日本。貧富の格差が拡大し、貧しい人は這いあがれず、新型コロナで生活がままならなくなった人が増えました。そうした人たちに光を当てる経済政策がついに始まるのだ、と。
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まとめました。 「よそ者」考 郷に入っては郷に「驚け」|shinshinohara #note note.com/shinshinohara/…
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仕訳する人手もとられる、何とか食べられるものだけ自動車に乗せて対象者の人に届ける、なんて手間を考えると、「買ったほうが安い」。結局、食品ロスをフードバンクに回せばよい、というアイディアはよさそうに見えて、単に体の良いゴミ箱扱いにされているケースがあるという。
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体操服の頑固な汚れを落とす特殊な洗剤を売ってるメーカーの方から聞いた話。ある時から、顧客が「汚れ落ちない」と苦情が相次ぐように。製造プロセスや製法などを全部チェックしたが原因が見つからない。疑うのは原料しかない。そこで原料を提供してる会社に電話してみた。すると。
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反省というのは、大好きな人に迷惑をかけてしまった、という感情なのかもしれない。大好きな人にあんなことをさせたくなかった、なのに自分がその事態を招いてしまった、そのことへの激しい後悔が「反省」なのだとしたら、見知らぬ他人に「反省」することは、無理な要求なのかもしれない。
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組織を有機体で捉える必要がある。ドラッカーの見識を踏まえれば、「決断の速いカッコいいリーダー」は、本当にカッコいいのだろうか?独裁的システムを完全に構築したとき、リーダーには、心地よい情報しか届けなくなる部下ばかりになる。裸の王様になる。独裁は、裸の王様を目指す道。
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「あのう、京都のお料理を勉強したいんですけど、よろしいでしょうか?」店の主人は「どうぞ」と、予約席にそのお客さんを座らせてしまった。「え?」目をむく私に、ニンマリと笑う父とその友人。 その女性客は、京都の料理に驚きの声を上げ、店主も丁寧に材料や調理の説明をしておられた。
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まとめました。 大規模農業と小規模農家の繰り返し|shinshinohara #note note.com/shinshinohara/…
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イオン交換水もそこそこピュアな水。活性炭フィルターも通してるから、ゴミはほとんど取れてる。それでも蒸留水と比べると何か違うらしい。あまりに微量な成分過ぎると思われたし、研究の本筋じゃないから調べなかったけど、微生物はほんの少しの違いにも敏感に反応するんだな、と思った。
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それまでの指導教官によると、あまりにも無気力なので仕方なく、あれをやれ、これをやれと指示を出すのだけど指示以下のことしかできず、しかも来なくなるのでお手上げだったという。私は、能動性、意欲を取り戻さないと話にならないと思い、まずはそれらを取り戻すことから始めることにした。
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確かに、たった3つのコツ(水1リットルに土を10グラムほど漬ける、肥料を1グラム以下加える、二週間曝気する)だけで成功するような方法、簡単に見つけられそうな気がする。しかし、140年もの間、誰も成功しなかったのは事実。ではなぜ、うまくいくようになったのか。
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とある実験結果を示し、「これ、何か気づいたことある?」と尋ねた。「わかりません」という無気力な返事。しかしそれは織り込み済みなので「うん、僕もわからない。何しろ僕も初めて目にする結果だから。分からない者同士、気づいたことをともかく列挙してみよう。ここはどうなってる?」
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「能力が高いように見せるのが上手」な人間、つまりプレゼンテーション能力ばかり突出して高い人間ばかり評価するとそうなる。「能力が低いように見えて意外に実務派」を発掘する趣味を私たちも持ちたい。みんなが騒いでるのに付和雷同するのはつまらない。
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すんなりその場に溶け込んでる。つまり、初対面で「高い社会的地位」は関係ない。むしろ勘違いを生みやすいという点で、害悪かも。社会的地位なんか忘れて、初対面の人の話に驚き、面白がれば、対話は大概うまくいくような気がする。
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実験科学者として気になるのは、対照実験が「うがいをしていない」こと。適切な対照実験は「水でうがい」のはず。陽性率が下がったのは、イソジンによるウイルス不活性化ではなくうがいによる希釈の可能性が残されている。PCRは一定量以上のウイルスがないと検出できない。 nikkei.com/article/DGXMZO…
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歌手の一青窈さんは最初のヒット曲の後、「癒やし系」と呼ばれ、「ぜひ次も癒やし系を」と期待されたとき、その期待に応えようとして潰れてしまったという。自分が何をしたいのかわからなくなって。
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子どもや部下が失敗すると厳しく叱責すべきだと考える人がいる。育児書や部下育成本でもそう推奨している本を見かける。叱られて嫌な思いをしたら失敗することがイヤになり、失敗しなくなるだろう、という発想なのだろうか。 しかしそれは、「失敗」と「危険」を混同してる気がする。
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部下の、現場の力を引き出すリーダーこそカッコいいのでは。部下や現場の言うことを聞かず、疲弊させるリーダーのどこがカッコいいのだろう?もう少しよく考えた方がよいように思う。