松原耕二(@matsubarakoji)さんの人気ツイート(古い順)

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金曜の『報道1930』でも取り上げたが、都は人工呼吸器、エクモ患者のみを重症者と定義、それだと東京の重症者は今月14日で54人、一方国はICUに入る患者も重症、その定義だと538人と一桁多くなる。松本医師は「ICUに入れば重症が現場の感覚」、国の基準に統一しないと実態が掴めなくなるのではないか。
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昨夜の『報道1930』、ようやく答えが出た。試合6時間前のPCR検査で陰性などの条件で試合に出場可能と定め、そこへの同意が五輪参加条件となっている、逆に言えば濃厚接触者との対戦はやはり拒否できないということのようだ。競技によっては感染の危険は残る。五輪のフェア精神に反しないのだろうか。
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今年1月に起きたトランプ支持者による議会襲撃事件、アメリカの議会公聴会が行われている。こうして議会できちんと検証がなされのは健全だと思う。
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昨夜の『報道1930』はコロナの武漢研究所流出説。米のファウチ博士の研究所が武漢研究所に資金を提供し、ウィルスの共同研究をしていたことが問題を複雑に。米の党派争い、米中対立で政治的思惑が入り乱れる中、科学的な決着には中国のデータ開示が欠かせない。パンデミックを再び起こさないために。
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何より新型コロナウィルスは、無症状者が広げることに象徴されるように、すぐに大勢を殺すことなく、重症者・死者を出しながら感染力は高く、あっという間に世界中に広がる。人類からしたら最も手強く、ウィルスの生存戦略としては恐ろしくよく出来ている。自然発生か人工的か、未だわかっていない。
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昨夜の『報道1930』、五輪ファミリーや海外メディアなど、選手以外はきちんと検査を受けているのか。組織委の内部マニュアルでは、受けない人の「全員」ではなく「抽出」して受けるよう警告すると。内閣官房は実際の運用には使わないと釈明、それならなぜ野党ヒアリングで隠す必要があったのだろう。
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昨夜の『報道1930』、政府関係者は「リスク大の高齢者の感染率が減少、もう感染者数には囚われない」と。分母が増えれば死者は増えるし、率は低くても絶対数が増えれば高齢者の感染者も増える。しかも感染した若者が長く深刻な後遺症に悩むことになる。感染拡大を容認するメッセージは悪影響になる。
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サンデーモーニングで組織委員会の文書を残すよう指摘したがそれだけでない。政治の側も1年延期の議論の中味、菅総理は米紙WSJに「周囲から五輪中止を何度も進言されたが挑戦した」との趣旨を語ったが、それならどんな議論がなされたのか、当然公文書で残すべき。多額の税金が投入された大会なのだ。
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昨夜の『報道1930』、感染急増地域では原則「自宅」への大転換。対策でもなんでもない。多くが「人生で一番つらい」と語る中等症でも自宅というケースも出るだろう。高齢者の感染率は減少と楽観的な見方を繰り返し、国会の議論もしないまま、五輪の裏で国民は命のトリアージュを迫られるということか。
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昨夜の『報道1930』、コロナは口鼻目からの感染がほぼ100%、鼻スプレー型ワクチンは鼻や喉に集中的に「門番」となる抗体を作ることで、感染をよりブロックする効果期待。注射より手軽、先進国・途上国ともにワクチン拡大に貢献か。だがその開発競争でも日本は資金難で大きく遅れをとっているという。
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昨夜の『報道1930』、コロナで原則「自宅」への転換は、結局は五輪開催と感染防止という対立する政策を同時に行なおうとし、破綻したということではないか。尾身会長も「五輪が人々の意識に与えた影響」を指摘。世界から選手が集まる祭典の一方で、国民には動くなと言っても伝わらないのは当然だろう。
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昨夜の『報道1930』、報告では新型コロナ感染者のほぼ半分に後遺症が残り、中には20代で寝たきり状態になる女性もいる。医師の言葉を借りれば、若者も残された人生が「破壊される」可能性があるのだ。菅総理が繰り返す「ワクチンで高齢者の感染率減少」が醸し出す楽観論、感染拡大容認の空気は危険だ。
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昨夜の『報道1930』、スケボー女子で転倒した岡本選手を讃える場面が象徴する本来の五輪精神、暑さで命の危険を訴える選手。その姿は今の五輪の問題を浮き彫りにしている。しかも費用は史上最高3兆円に、300床の病院を300建てられるという指摘も。政府、都、組織委員会は検証に耐える文書を残すべき。
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昨夜の『報道1930』、ノーベル賞の山中教授が「人類が経験した呼吸器疾患ウィルスで最大の感染力」と語るデルタ株。感染者のウィルス量がすさまじい上に、ワクチンをすり抜け毒性も強いとの症例も報告。菅総理は「ワクチンで高齢者の感染率減少」を繰り返すが、ワクチン以外の早急な対策が必要だろう。
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昨夜の『報道1930』は日本版ロックダウンの議論。自由を縛る危険性を熟知する東独出身のメルケル首相は、憲法改正ではなく一般法で、しかも時限立法、補償もセットで、さらに感染者数と行動規制のルールを定め国民に心から語りかけた。日本は是非も含め議論が必要だと言うだけで国会すら開かれない。
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36年前のきょう、社会部の新人記者だった私は、日航ジャンボ機の機影がレーダーから消えたという一報で社を飛び出し、そのまま1ヶ月間、東京に帰ることはなかった。その後も続けた取材、自分はこの仕事に向いてないと思い知らされた痛恨の失敗と貴重な出会い。今も私にとって記者としての原点だ。
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昨夜の『報道1930』、世界が警戒するラムダ株の日本初確認は7月23日、国際機関には報告していたが、世の中は8月6日の報道で明らかに。公表しなかった理由を国立感染研に問うと「日本でまだ警戒対象に指定されていなかったから」。23日は開会式、五輪への影響を考え隠していたと思われても仕方がない。
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今朝のサンデーモーニングでは言える時間がなかったが、独はナチを犯罪と総括、コロナで行動制限の法律を作る時も国民は政府を信頼。一方日本は戦争を総括していないため議員から戦前回帰が見え隠れしたり、コロナでも防衛の議論でも危うさがつきまとう。戦争の教訓を根づかせないと信頼は生まれない。
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この20年間、アフガンで懸命に平和構築をしようと働いた世界の人たちの思いを考えると胸が痛む。撤退というよりアメリカの逃亡に見えるような幕切れを誰が望んだだろう。タリバンが収容所から何千人もの囚人を解放、アルカイダの戦闘員たちが含まれているという情報も。再びテロの温床になるのでは。
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きょうから金曜まで『報道1930』はお休みです。うち3日は野球中継で休止なので、それならばあと2日も含めて夏休みをいただき、英気を養うことに。楽しみにしていただいていた方がいたらごめんなさい。読みたい本も山ほど、立ち止まって考えたいこともあります。来週からまた観ていただければ幸いです。
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カプール陥落後、タリバンが初の会見。アメリカに協力した人に恩赦を与える、女性の権利を認める、報道の自由を認めると語るが、あくまでイスラム法のもとでとの条件つき。すべては解釈次第で不透明。海外メディアの質問も積極的に受ける姿は、まずは国際社会からの承認と支援が欲しいのだろう。
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アフガニスタンをめぐるペンタゴンの会見。記者はさら問いを次々と繰り出し、答える側も原稿なしで答える。カブール空港の緊迫した状況はまだまだ続いている。
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『報道1930』の終戦特集、半藤一利さん、なかにし礼さん、立花隆さんという盟友をこの1年の間に失った保阪正康さん。その保阪さんはこの夏、「戦争をどう語り継ぐか」をめぐって新たな思いを抱いています。何が保阪さんを変えたのでしょうか。「オキロン」コラムです。okiron.net/archives/2259
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昨夜の『報道1930』、福井県は全国に先駆けて100床の“野戦病院”を作った。去年から国立、県立、民間病院、医師会と行政が、垣根を越えて連携したこと、その結果、開業医を含む大勢の医師たちが従事することに同意。時に怒鳴り合いながら合意を形成したという。「自宅療養ゼロ」という旗印をかかげて。
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昨夜の『報道1930』、岸田氏が会見で名指しこそしなかったが二階幹事長にノーを突きつけたことは、主導権を争う安倍・麻生両氏にとっても悪くない球。総裁選は「キングメーカー争い」の面もと与良氏。選挙が厳しい若手議員と党員票が鍵。党の選挙の一方でコロナ禍で国会も開かずを国民はどう見るか。