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「毎日10分でいいから絵を描きなさい」これは、大学の教授に言われて、当時はなんとも思わなかった言葉であり、社会に出て、毎日ヘトヘトになるまで働いて、家に帰ってから絵と向き合う気持ちになれず、制作を継続する難しさを痛感した言葉です。学生から社会人になる時期には巨大な「継続の壁」が
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深緑から赤紫、環境によって色彩を変化させる不思議な宝石「アレキサンドライト」を絵の具で表現しました。
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「誰かが撮った写真で絵を描くことは、他人の視点や感性で絵を描くこと。これでは”伝えたいこと”を人任せにすることになる。」大学で著作権の話になったとき、いつもは軽い雰囲気の先生が真剣な顔で話してくれた言葉。そして、作り手の立場になった今、多くの人に知ってもらいたい言葉です。
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光の反射で虹色にみえる絵の具がすごい
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見る角度によって虹色にきらめく「ゆめかわピンク」を混色しました
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「造形ファイル」というサイトがすごい。まるで美術のウィキペディア。絵画、立体、デジタルで扱う道具や用語、技法について幅広く網羅されていて、かつ専門的だけど図や動画でわかりやすく解説されてる。ものづくりをされている方は、きっと楽しいからぜひ一度見てみてほしいzokeifile.musabi.ac.jp
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「毎日10分でいいから絵を描きなさい」これは、大学の教授に言われて、当時はなんとも思わなかった言葉であり、社会に出て、毎日ヘトヘトになるまで働いて、家に帰ってから絵と向き合う気持ちになれず、制作を継続する難しさを痛感した言葉です。学生から社会人になる時期には巨大な「継続の壁」が
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絵を描くとき「細かいところは息を止めて描いたらいい」とよく言われるけど、これは迷信でもなんでもなくて呼吸を止めると吸って吐いての運動が止まるので腕に伝わる振動が減り筆先が安定するっていうとてもしっかりした理由があります。
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定規によくついている”ナゾの溝”は筆で直線を引く「溝引き」という技法で使います。描く筆と溝に入れる棒の2本を箸みたいに持ってスライドさせて使います。中学校の絵具セットに溝入り定規が入っていて「絵具に定規?」と不思議だったけど、美術を学ぶ過程でこの技法を知って謎が解けました。
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美大に入学して最初の授業はデッサンだった。周囲に技術を見せつけよう描いていたら教授に肩を叩かれ「もう受験生じゃないんだから、小技は忘れてゆっくり描いてみなさい」と言われた。他人と比較していた心を見抜かれたようでドキッとした。向き合うべきは他人ではなく自分だと教えてもらえた言葉です
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絵具の可能性を探っていたら、緑を赤に、赤を緑に変化させる不思議な色の塗り方をみつけました
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