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あと、ちょっと難しいのはアイディアや絵柄です。それぞれいろんな背景があってその作風に辿り着いているのですが、同じような作風の有名人がいると、どうしても「あの人に作風が似ている」とオリジナリティを疑問視されます。作り手はその辺りの差別化を言葉で整理しておく必要があると思っています
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「絵が上手い人はいっぱいいるけど、いい絵が描ける人は中々いない。きみはいい絵を描けるようになりなさい。」学生時代、技術を競っていたぼくに「心が動くか」という視点をくれた教授のひと言。ものづくりに対する考え方が大きく変わった言葉です。
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技術が優れていることは、「いい絵」の一つの要素であって、上手いかどうかは全く関係なく心を鷲掴みされるような作品もあります。展覧会でそういう作品に出会えるとすごくワクワクします!ぼくの展覧会を見る数が少ないのもありますが、数年に一度あるかないかの経験です。
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いい絵ってなんだろう?と考えるとだいたい沼にはまります。正解は分かりませんが、コンセプト、描写力、構成力、色彩、絶妙な描き込み具合など、色々な要素がかさなって、それらが絶妙なバランスで収まったときに輝くような感覚があります。
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新作が完成する瞬間
何度やってもワクワクする!
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こちらの作品は蛍光グリーンの絵の具をモチーフに描いた作品です。蛍光色は単色で使うこともできますが、他の緑に混ぜて使うことで鮮やかな表情を出すことができておすすめです✨混色のサンプルも載せておきます。僕が気に入って使っている蛍光グリーンはこれです▶︎amzn.to/3vihihZ
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創作をしていてよかった!と思うのは「好き」を言葉にしてもらえた時。言った本人は忘れてしまうかもしれないけど、作り手は驚くほど覚えているし、思い返して頑張れます。もし応援したい作家さんがいたらぜひ言葉で伝えてほしい。それが制作の力になるし、続ける理由になると思います。
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