TAKUYA YONEZAWA | 画家(@takuyanokaiga)さんの人気ツイート(古い順)

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あと、ちょっと難しいのはアイディアや絵柄です。それぞれいろんな背景があってその作風に辿り着いているのですが、同じような作風の有名人がいると、どうしても「あの人に作風が似ている」とオリジナリティを疑問視されます。作り手はその辺りの差別化を言葉で整理しておく必要があると思っています
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「絵が上手い人はいっぱいいるけど、いい絵が描ける人は中々いない。きみはいい絵を描けるようになりなさい。」学生時代、技術を競っていたぼくに「心が動くか」という視点をくれた教授のひと言。ものづくりに対する考え方が大きく変わった言葉です。
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技術が優れていることは、「いい絵」の一つの要素であって、上手いかどうかは全く関係なく心を鷲掴みされるような作品もあります。展覧会でそういう作品に出会えるとすごくワクワクします!ぼくの展覧会を見る数が少ないのもありますが、数年に一度あるかないかの経験です。
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いい絵ってなんだろう?と考えるとだいたい沼にはまります。正解は分かりませんが、コンセプト、描写力、構成力、色彩、絶妙な描き込み具合など、色々な要素がかさなって、それらが絶妙なバランスで収まったときに輝くような感覚があります。
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ブリリアント シルバー 離れてみると「宝石」近くで見ると「絵具」の物質感が感じられるラウンドブリリアントカットの新作ができました
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アクリル絵具の使用感まとめ 安価なものから、プロ用と呼ばれる絵具まで色々です。自分は値段よりも「求めている色や質感かどうか」と、作品が手元を離れても変わらず楽しんでいただくため「褪色や劣化が少ないか」を大切にしています。画材屋さんに行ったつもりでワクワクしてもらえたらうれしいです
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絵描きがよく使う3つの「描く」を整理してみました。技術の修練と表現方法を模索するのが「習作」、描画や色彩の感覚を研ぎ澄ますものが「素描(ドローイング)」そうして磨いた技法と表現力で伝えたいことを表現するのが「作品」。役割は違うけど、どれも大切で、それぞれに違った魅力があります
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新作が完成する瞬間 何度やってもワクワクする!
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アビサルブルー 深い海を閉じ込めたようなブルー&グリーンにコーラルカラーが響き合う「絵具の宝石」の新作ができました
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マスキングテープを使って絵具を塗るときの失敗しやすい例とその解決法を4つほどまとめました。何度も使って学んだ経験則ではありますが、これを意識するようになってから絵具の剥離やはみ出しが減って、マステ特有のソリッド感を表現しやすくなったので、よければ試してみて下さい
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片付けのハードルをなんとか下げようと考えたのが「タイマー片付け法」やり方は時間を決めて、その間全力で片付けてタイマーがなったら絶対やめる。自分は10分でやってるけど全力でやると結構片付くし、タイムアタックっぽいゲーム性もあって楽しいです
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肌を描いていて「なんか偽物っぽい」と違和感があるときは、薄黄色や桃色だけでなく、皮膚から透けて見える血管も描いてあげる気持ちで部分的に青や緑を加えると自然な色合いに近づきます。絵具の混色で考えると皮膚(薄黄,桃)+血管(青系)=青や緑となります
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iPadのメモがスケッチツールとして超優秀
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ブリリアントシルバー 近くで絵具の質感を、離れて宝石の輝きを感じられる「絵具の宝石」きらめくシルバーにさまざまな光のプリズムを重ねて描きました
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高校の頃友人に言われた「緑は何を混ぜても緑だから永遠の色なんだ」という言葉が記憶に残っている。色は色でしかなかったぼくにとって、緑に「永遠性」を見出した友人の感性が素敵だと思ったし、うらやましかった。それまでなんとなく決めていた色や形の「意味」を考えるきっかけになった体験でした
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混ぜる量にもよりますが、本当に緑はどんな色を混ぜても緑になります。絵の具で試してみると面白いです✨🎨
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物理的な話をすると、絵の具の比率によっては他の色に飲み込まれてしまうこともあります。でも彼の言葉に高校生のぼくはすごく心が動いて、「色に意味があるのか!」と見えない角度からパンチをくらったような気分でした。高校時代にこの体験ができていて本当に良かったと思っています
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こちらの作品は蛍光グリーンの絵の具をモチーフに描いた作品です。蛍光色は単色で使うこともできますが、他の緑に混ぜて使うことで鮮やかな表情を出すことができておすすめです✨混色のサンプルも載せておきます。僕が気に入って使っている蛍光グリーンはこれです▶︎amzn.to/3vihihZ
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「あなたの絵を立体にさせて」とクラフト作家の母に依頼をもらって僕が絵を、母がそれを立体にした作品。母はとても喜んでくれて、駆け出しだった僕は高めの絵の具を買ってもらった。作品は展覧会のあとで祖父母の家に飾られた。これ以上ないくらい家族みんなが笑顔になった思い出深い作品です
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美術でぶつかる壁を図にしてみました
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ブライトブルー 爽やかな青とビビッドな蛍光色が響き合う「絵具の宝石」絵具にしか出せない色で宝石のきらめきを描いた新作ができました
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アクリルとアクリルガッシュ 厚塗りできて独特の光沢があるアクリル絵具と不透明でマットな質感のガッシュ、名前は似ているけど性質の違う別の絵具です。それぞれの特徴を知って絵を描くと思い描いた質感や表情を再現しやすくなります。
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創作をしていてよかった!と思うのは「好き」を言葉にしてもらえた時。言った本人は忘れてしまうかもしれないけど、作り手は驚くほど覚えているし、思い返して頑張れます。もし応援したい作家さんがいたらぜひ言葉で伝えてほしい。それが制作の力になるし、続ける理由になると思います。
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「ガラスを描く時はガラスを描こうと思わない。ガラス越しに変化する”向こう側”を描くんだ。」これは透明な物質の表現に迷っていた時、高校の先生にいただいて作品が劇的に改善したアドバイス。透過性のある物質は何が映り込み、反射・透過しているのかを意識して描くと説得力のある表現になります。
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ルミナスオパール 宝石の個性的な遊色を蛍光色やパールカラーの重なりで描いた「絵具の宝石」角度を変えると色彩が変化してステンドグラスのような景色を楽しむこともできる作品です