TAKUYA YONEZAWA | 画家(@takuyanokaiga)さんの人気ツイート(新しい順)

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高校の頃友人に言われた「緑は何を混ぜても緑だから永遠の色なんだ」という言葉が記憶に残っている。色は色でしかなかったぼくにとって、緑に「永遠性」を見出した友人の感性が素敵だと思ったし、うらやましかった。それまでなんとなく決めていた色や形の「意味」を考えるきっかけになった体験でした
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ブリリアントシルバー 近くで絵具の質感を、離れて宝石の輝きを感じられる「絵具の宝石」きらめくシルバーにさまざまな光のプリズムを重ねて描きました
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iPadのメモがスケッチツールとして超優秀
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肌を描いていて「なんか偽物っぽい」と違和感があるときは、薄黄色や桃色だけでなく、皮膚から透けて見える血管も描いてあげる気持ちで部分的に青や緑を加えると自然な色合いに近づきます。絵具の混色で考えると皮膚(薄黄,桃)+血管(青系)=青や緑となります
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片付けのハードルをなんとか下げようと考えたのが「タイマー片付け法」やり方は時間を決めて、その間全力で片付けてタイマーがなったら絶対やめる。自分は10分でやってるけど全力でやると結構片付くし、タイムアタックっぽいゲーム性もあって楽しいです
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マスキングテープを使って絵具を塗るときの失敗しやすい例とその解決法を4つほどまとめました。何度も使って学んだ経験則ではありますが、これを意識するようになってから絵具の剥離やはみ出しが減って、マステ特有のソリッド感を表現しやすくなったので、よければ試してみて下さい
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アビサルブルー 深い海を閉じ込めたようなブルー&グリーンにコーラルカラーが響き合う「絵具の宝石」の新作ができました
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新作が完成する瞬間 何度やってもワクワクする!
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絵描きがよく使う3つの「描く」を整理してみました。技術の修練と表現方法を模索するのが「習作」、描画や色彩の感覚を研ぎ澄ますものが「素描(ドローイング)」そうして磨いた技法と表現力で伝えたいことを表現するのが「作品」。役割は違うけど、どれも大切で、それぞれに違った魅力があります
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アクリル絵具の使用感まとめ 安価なものから、プロ用と呼ばれる絵具まで色々です。自分は値段よりも「求めている色や質感かどうか」と、作品が手元を離れても変わらず楽しんでいただくため「褪色や劣化が少ないか」を大切にしています。画材屋さんに行ったつもりでワクワクしてもらえたらうれしいです
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ブリリアント シルバー 離れてみると「宝石」近くで見ると「絵具」の物質感が感じられるラウンドブリリアントカットの新作ができました
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いい絵ってなんだろう?と考えるとだいたい沼にはまります。正解は分かりませんが、コンセプト、描写力、構成力、色彩、絶妙な描き込み具合など、色々な要素がかさなって、それらが絶妙なバランスで収まったときに輝くような感覚があります。
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技術が優れていることは、「いい絵」の一つの要素であって、上手いかどうかは全く関係なく心を鷲掴みされるような作品もあります。展覧会でそういう作品に出会えるとすごくワクワクします!ぼくの展覧会を見る数が少ないのもありますが、数年に一度あるかないかの経験です。
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「絵が上手い人はいっぱいいるけど、いい絵が描ける人は中々いない。きみはいい絵を描けるようになりなさい。」学生時代、技術を競っていたぼくに「心が動くか」という視点をくれた教授のひと言。ものづくりに対する考え方が大きく変わった言葉です。
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あと、ちょっと難しいのはアイディアや絵柄です。それぞれいろんな背景があってその作風に辿り着いているのですが、同じような作風の有名人がいると、どうしても「あの人に作風が似ている」とオリジナリティを疑問視されます。作り手はその辺りの差別化を言葉で整理しておく必要があると思っています
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雑誌や写真集の写真は確かに素敵なものが多いですが、それはプロの写真家が経験や感性をフル動員して切り取った一瞬だからです。それを描き写して「自分の作品です」と発表するのは、プロに対して失礼で、かつ自分の作家としての価値を下げる行為だと思うのでお互いに利益はないよなぁと感じます。
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「誰かが撮った写真で絵を描くことは、他人の視点や感性で絵を描くこと。これでは”伝えたいこと”を人任せにすることになる。」大学で著作権の話になったとき、いつもは軽い雰囲気の先生が真剣な顔で話してくれた言葉。そして、作り手の立場になった今、多くの人に知ってもらいたい言葉です。
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「量より質」vs「質より量」の図 途中でどちらもお互いの大切さに気がつく部分がありますが、今活躍されている作家さんの多くはここを経て「安定して高いクオリティを作り続ける」自分なりの方法を見つけて実践されているのだと感じます。
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蛍光色は主張の強い色なので苦手意識を持っている方も多いかもしれないですが、使ってみると色々な色との相性が良くて魅力的な絵の具だと思います。個人的に、蛍光色を取り入れるようになってから作れる色が増えて、表現の幅が広がりました🎨✨
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絵を描いてるとき「いくら白を混ぜても明るくならない!」となる混色あるあるは、色は明るくなるけど同時に「鮮やかさ」も失われているから起こります。そんなときは試しに同系統の蛍光色を混ぜてみてください。色がワントーン明るくなって求めていた色に近づくかもしれません
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ぼくがそうだったのですが「なぜか絵が暗くってしまう」ときは絵具を「混ぜすぎ」かもしれません。三原色あればどんな色でも作れるという知識から色々混ぜてましたが、描く中で色は混ぜるほど鮮やかさが失われることも痛感しました。できれば2色、多くて3色で目的の色が作れると絵が明るくなります
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配色で悩んでいた時「どんな色だって隣り合う色彩によって美しくなれるんだよ」といってくれた大学の恩師の言葉を今でも大切にしています。色の話をしてたけど、もっと広い意味でどんなものでも必ず輝ける場所があるんだと教えられた気がします。
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「そこまでやる!?ってくらいこだわってる部分ある?」って先輩に言われて迷ってたら「あったらそれが君の強みだから大事に育てていこう、なかったら競争相手が多すぎるから何か見つけたほうがいい。できればみんながやらなくて君が好きなやつ」という言葉が今も好きで、つくり手として大切にしてる
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苦手なりにアトリエの大掃除をした結果、気がついたのは「モノの多さ」と「現役の少なさ」と「捨てる勇気の大切さ」でした。同じ境遇の方の参考になれば嬉しいです
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ルミナス オパール 宝石のきらめきを絵具のかさなりで描いた「絵具の宝石」キラキラと色が遊ぶ新作です