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「五輪(スポーツ)への興醒め」
と答える人たちの声が僕には聞こえます。これは幻聴じゃないと思うんよねえ。焦るよ、ホント。 twitter.com/biriksk/status…
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AERAから取材されました。松本選手の胸中からアスリートの苦悩がわかります。フェアネスが担保されない点でも、僕は東京五輪は開催すべきでないと考えます。
史上最も「アンフェア」な五輪に? 予選会中止や出場辞退で失われた公平性 dot.asahi.com/aera/202106210… @dot_asahi_pubより
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もし楽しみが奪われるアスリートとファンの気持ちを察するのであれば、それと同じ視点を、オリンピックの開催に伴って健康を害し、生活そのものを奪われた人たちにも向けるべきです。どれだけの人が虐げられてきたのかは、蓄積された五輪研究が明らかにしています。それをぜひ読んでほしい。
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先のRTと比べれば、ことばの用い方がどれだけ異なるのかは一目瞭然。著しく毀損されたことばへの信頼を回復するためには、こうしたことばに耳を傾け続けるべきだと僕は思います。 twitter.com/pool490628/sta…
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一部の報道では、困惑しているアスリートもいるといいます。開催に対して世論がこれだけ消極的では彼らが困惑するのも無理はありません。つまり主催者側はアスリートさえも裏切っている。結果的に彼らの努力さえも踏みにじっているんです。「アスリートファースト」は一体どこにいったんでしょうか。→
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これも「スポーツ・ウォッシュ」。権力にとって不都合な事実をスポーツで洗い流して(隠して)いるわけだから。利用されてんのに黙して語らないスポーツ界は、それに加担してるともいえ、八方塞がりです、ホンマに。 twitter.com/kimuratomo/sta…
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さらにこのコロナ禍では、医療従事者や経済の停滞による失業の憂き目に遭った方々、そして彼らのご家族の気持ちも、やはり先に汲むべきです。市井に生きる方々の犠牲を強いてでもなおオリンピックが必要なのでしょうか。僕にはそうは思えないのです。→
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祝辞を送り講演をした人たちは口々に知らなかったと嘯くけど、そんなはずがないのは言わずもがなで、たとえ本当に知らなかったとしても結果として関わったことにはきちんと責任を取っていただきたい。自らの言動が社会に及ぼす影響にここまで無頓着な人が、住みよい社会を作れるはずがないんです。
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『カルト性の高い集団は、宗教とは限らない。』
ここ、めっちゃ大切やと思う。僕らはいま「カルト」について学ばなアカンのよな。
江川紹子氏 アムウェイ取引停止命令に「カルト性高い集団は宗教とは限らない」(デイリースポーツ)
#Yahooニュース
news.yahoo.co.jp/articles/8cce9…
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こういう「ことば遊び」がどれだけ社会の信頼を失うか。それに想像が及ばない人たちが政治を担っている現実には、自覚的であらねばと思う。
山際大臣「所得倍増は所得が2倍になる意味でない」|テレ朝news-テレビ朝日のニュースサイト news.tv-asahi.co.jp/news_economy/a…
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この問題に五輪も大きく影響しています。2016年に入管の局長名で「東京五輪の年までに、不法滞在者ら社会に不安を与える外国人を大幅に縮減することが喫緊の課題」という内部通達が出されています。以後、明らかに収容期間が長くなっている。五輪は弱き者の犠牲の上に成り立っているんです。
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検証を怠ってはなりません。僕もこのあとのズーム対談で、しっかり蒸し返します。 twitter.com/kyodo_official…
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ラグビーの「ノーサイド精神」は、競争はていねいに扱いなさいという先人からのメッセージです。あくまでも争いは一時的なもので、それが終わればきちんと「リセット」しなければならないんです。競争に向かわせる「暴力性」を飼いならすこと、これがラグビーの教えなのだと僕は考えています。
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スポーツ選手に「五輪問題」を問うのは“誹謗中傷”ではない! 五輪開催に異を唱えた有森裕子、平尾剛が語る「アスリートと社会」 lite-ra.com/2021/08/post-5… @litera_webより
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ええことばかりで飾りつけるのではない、裏も表も赤裸々に綴る五輪の歴史を綴った内容です。五輪なるものの真相がわかるかと思います。
ジュールズ・ボイコフ著 中島由華訳『オリンピック秘史 120年の覇権と利権』早川書房
hayakawa-online.co.jp/smartphone/det…
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「怒り続ける体力」の大切さを日々実感している。アカンことはアカンと言い続けること。どれだけことばが軽んじられようがそれへの信頼を保ちつつ、はぐらかされないように抗い続けることこそ、いま求められている。シニシズムに陥ってはならんのです、いまは。
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この先スポーツがどうあるべきか。これについては様々な意見があるとは思いますが、僕は資本主義経済に振り回されない「コモンとしてのスポーツ」を構築すべきだと考えています。平たく言えば、誰もが親しめるように間口が広く、教育や健康、レクリエーションを目的としたスポーツです。→
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いま、せっせと原稿を書いてるんですけど、予算も気にせず「開催にさえこぎつければよい」というマインドが主催者側の深層意識にあるんです、たぶん。これだけ不祥事が続くのって異様ですから。普通なら失敗から学ぶはずなんです、2度と同じ過ちを繰り返さないために。 twitter.com/hiranok/status…
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読みやすさからいえばこれ。先の東京五輪の本質的な問題をかいつまんで、でも的確に書いてあります。まずは全64ページのこれから手に取るのもいいかと思われます。
小笠原博毅 山本敦久『オリンピック始末期』岩波ブックレット
iwanami.co.jp/smp/book/b5975…
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アフター五輪におけるスポーツの未来を健全なものにするには、五輪の歴史を振り返らなければなりません。五輪がいかにして社会を、そこで生きる市井の人たちを犠牲にしてきたのか、まずはそれを、当事者であるスポーツ関係者は知る必要があると思います。
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「スポーツ」を楽しみたいのに楽しめない、まるで水中にいるような息苦しさを覚える17日間だった。どこでなにをしていても、テレビやスマホの画面から「オリンピック」がふと意識に入り込み、知らず知らずのうちに思考に耽っていた。→
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日々、目にする情報に精気が吸い取られるように感じるのは、社会的倫理観が次々と壊されているからだと思う。「質問には書面を棒読みするのではなくできるだけ自分の言葉で誠実に語ること」、「他人に強いたルールは自分も守ろうとすること」、「公人たる者は『李下に冠を正さず』を心得ること」→
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子供にはこの一冊。キレイゴトばかり書き立てた礼賛本とは一線を画す、大人さえも読み応えのある内容です。おススメ❗️
坂上康博編著『12の問いから始めるオリンピック・パラリンピック研究』かもがわ出版社
kamogawa.co.jp/kensaku/syosek…
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ただ怒りとやるせなさと情けなさを覚えるのは、IOCに唯々諾々と従う政府、東京都、JOCの弱腰な態度。ここまで倫理観が破壊されてることにはやはり驚きを覚える。国民を守るべき立場にありながらその職務を放棄し、国民をさらなる危険に晒してどないすんねんと。