メルキュール骨董店(@Mercureantiques)さんの人気ツイート(古い順)

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こちらは19世紀フランスの宝石箱。重厚なクリスタルガラスと古色を帯びたシルクのクッションがエレガント。この宝石箱を標本箱に見立て、骨や貝や昆虫などの博物系アイテムをセットしました。小さなヴンターカンマーとしてお手元にどうぞ。宝石箱も標本もひとつひとつ違うので、ぜひ実物をご覧下さい。
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こちらはヴィクトリア朝の涙壺。涙壺は死者や戦地に赴く人を思って流す悲しみの涙を集める為のものです。 こちらは珍しく蓋に蝋で封がされ、まだ中に液体が残っています。誰かの涙が入っているのでしょうか。19世紀イギリス製。#博物蒐集家の応接間 にて販売致します。
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涙壺の用途は、死者を悼む為の副葬品や、病気を治す霊薬など諸説あります。この中に入れた涙が蒸発すると、喪に服す期間が終わるとも言われたようです。ですがこちらは未だに蒸発しきっていません。これはこの涙壺の持ち主の「自分の悲しみは終わらない」という気持ちの表明なのかもしれませんね。
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ヴィクトリア朝の印章はいかがでしょう。水晶か瑪瑙と思われる透明な石に "THO LOST TO SIGHT TO MEMORY DEAR"という細かい文字が刻まれています。これは「心寄せる想い出を見失ったとしても、なお」とでも訳しましょうか。1850年代、ヴィクトリア朝イギリス製。本日夜9時頃通販致します。
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美しいすみれ色の印章はいかがでしょう。"OUR TRUTH AND HOPE"の文字と、本の図柄が彫り込まれています。開いた本の絵は"WITH BOOK"を表しているのでしょう。「私たちの真理と希望は本と共に」とでも訳しましょうか。 1850年代のイギリス製。本日2/5夜9時頃オンラインショップで販売致します。
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すみれの石鹸箱はいかがでしょう。1900年前後、アール・ヌーヴォーのパリですみれの石鹸が入っていた箱です。全体に薄くすみれの模様がエンボスで施されており、角度によってその姿が浮き上がります。100年以上前の紙箱としては大変によい状態です。本日夜9時頃通販致します。
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ヘキサゴンのモルフォ蝶のペンダントはいかがでしょう。納められた天然の羽は、光の具合で様相を変えます。暗い場所で見てもまるで反射板のようにピカッと光ります。裏面に"2053"の数字と謎めいた文字が見えますが、意味は不明です。何でしょうね、これ……1920年代英国製。本日夜9時頃通販致します。
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病める悪魔のステレオグラムはいかがでしょう。カードには "The Devil was sick" 「悪魔は病んでいた」との文字がありますが、これは 「悪魔も具合が悪いと聖人になりますと言うが、治ってみると俺はもとから聖人だぜなどと言う」という諺なのです。19世紀英国製。本日夜9時頃通販致します。
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どんぐり形の香水瓶ペンダントはいかがでしょう。鮮やかなブリストルブルーのガラスをくりくりと回すと蓋が取れ、中に香水が入れられるようになっています。サイズも形もどんぐりそのもの!シンプルな白い服に似合いそうです。1920年代までの英国製。本日夜9時頃オンラインショップで販売致します。
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ベルベットの祈祷書はいかがでしょう。象牙色のベルベットに黄金色の装飾、留め金も凝った意匠になっています。扉は金インクのリトグラフで、他にも見事な挿絵が付いています。実に優美で清らかなこの祈祷書、どのような貴婦人の持物だったのでしょうか。19世紀フランス製。本日夜9時頃通販致します。
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真紅の祈祷書はいかがでしょう。19世紀フランス製ですが、時代の割に状態が良好です。真紅のベルベットは摩耗も少なく発色も素晴らしい状態。角度によって濡れたように暗く輝きます。留金の意匠も美しく、パチッと留まります。明日5/14夜9時頃オンラインショップで販売致します。
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小さな生花をブローチとして使う為のポージーホルダーブローチはいかがでしょう。アール・デコの時代、女性だけでなく男性も、例えばエルキュール・ポアロも上着の襟に生花を挿しますが、とてもシックですよね。現代でも実用頂けます。1930年代英国製。本日夜9時頃オンラインショップで販売致します。
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滴るようなペリドット色のボンボニエールはいかがでしょう。スズランやヤドリギ、小鳥などの初夏らしいモチーフを集めてみました。元々はお祝いのお菓子を入れる容器ですので、お祝いのプレゼントにもぴったりです。19世紀〜20世紀初頭フランス製。5/24(金)オンラインショップで通販致します。
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ヨーロッパでは古くから、お祝いの時にボンボンやドラジェなどの砂糖菓子を贈る風習があり、その時に使われた容器をボンボニエールと呼びます。結婚式においては、日本の引き出物のようにお祝いの返礼として配られました。お祝いの品らしく、明るく晴れやかで縁起の良いモチーフが使われています。
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手吹きのガラスに手彩色のエナメルと、作りも凝ったものになっております。これらがお祝いの返礼に配られたのは、幸せのお裾分けというような意味でしょうか。きっと6月はジューンブライドも多かったでしょうから、このような初夏らしいボンボニエールが作られたのかもしれませんね。
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「マダム・ド・フェヌイユの祈祷集」はいかがでしょう。アズールブルーのベルベットの表紙は葡萄と小麦のレリーフで飾られ、背表紙、留め金、小口の黄金色も美しい一冊になっています。中にはホーリーカードが挟んでありました。これもそのままにしてお届けします。19世紀仏製。5/21(金)通販致します。
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ピーコックグリーンのモルフォ蝶のブローチはいかがでしょう。本物のモルフォ蝶の羽を使ったアクセサリーは今までも扱っていましたが、ここまで色変わりの激しいものは珍しいです。ピーコックグリーンが強く出ますが、角度によってはターコイズブルー、モルフォブルー、完全なシルバーにも変化します。
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モルフォ蝶のアクセサリーはアールデコ時代のイギリスで流行しました。この色は色素ではなく構造色なので、光の反射によって様々な色に見え、遠くからでもキラキラとよく目立ちます。その中でもこちらは大ぶりで、また発色も素晴らしいものです。5/21(金)オンラインショップで販売致します。
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19世紀ヴィクトリア朝、蔦の彫られたポージーホルダーブローチはいかがでしょう。これは小さな花束を挿して身に着けるためのブローチです。蔦はその生命力の強さから絆を象徴し、花言葉も「永遠の愛」や「結婚」です。もしかしたら結婚式に使われたのかもしれませんね。明日5/28夜9時頃通販致します。
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透かし細工のロケットペンダントはいかがでしょう。スターリングシルバーの精緻な細工も美しいのでですが、裏に刻まれた詩も素敵です。 「我、如何にして汝を愛するや。その術、幾通りあらんや。我、汝を愛す。深く、広く、高く、我が魂の届く限りにおいて」 本日夜九時頃通販致します。
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紺碧の祈祷書はいかがでしょうか。深海のような深い深い青のベルベットが美しく、留め金や挿絵も良い状態です。また一輪のすみれの花が挟まれていました。誰かがすみれを手折り、それを祈祷書に挟んだ光景までもがここに残されているようです。 1854年フランス ルーアン製。本日夜9時頃通販致します。
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これは涙壺と申します。戦争に行く夫に、妻が別離の涙を溜めて渡せばお守りになったそうです。また、戦さから還る夫を待つ間に流した涙を溜めて、帰還した夫に渡すこともあり、もし夫が還らない場合はその壺に溜めた涙が乾く時に悲しみも癒えると言われていました。
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オンラインショップに新商品を追加致しました。今回はオパールセントガラス中心です。どうぞご覧下さい。mercure.thebase.in
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エメラルドグリーンのボンボニエールはいかがでしょう。滴るような深緑のガラスに手彩色の黄金色のエナメルが豪奢です。かなり大型で、堂々として高雅です。マウント・エアリーに住む元の持ち主のお祖母さんの遺品だったとか。19世紀から20世紀初頭のヨーロッパ製。明日8/27夜9時頃通販致します。
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こちらはペリドットグリーンのボンボニエールです。エルフの砂糖菓子が入っていたのかと思わせるような、魔法の世界から抜け出してきたような、幻想的な美しさです。ボンボニエールは本来、お祝い事で砂糖菓子を入れて来客に贈る為の容器でした。19世紀チェコ製。本日夜9時頃通販致します。