改正種苗法が成立し、守りの法基盤が整った。次なる改革は国県の育種機関の攻めの知財戦略。私の改革案は、中韓をはじめ海外農家に対し、官製の日本品種について戦術的に有償ライセンス契約締結。国際的に権利運用することで、新品種開発への投資を増やし、日本の農家が絶えずトップを走れる環境を創る
「動物に対する種差別だから畜産を止めろ」と先進国の過激なヴィーガンは叫ぶが、それは同じ人類の「畜産で生計をたてる途上国17億人(7割が女性:FAO)に対する差別」という認識の致命的な欠如。彼女らが生きる糧を奪われ、感じる生死の痛みは、“痛みを感じる”家畜や魚、昆虫以下と言っているに等しい
例えば日本ではいまだ飢餓のイメージがあるエチオピアだが、食肉が買えるようになった中間層の増加により、農業GDPは飛躍的に向上。市場に応じ、家畜頭数の増大、ワクチンなど近代畜産の導入による死亡率の低減が進む。国民の4割を占めその内、8割が家畜を飼うエチオピア農家が貧困から脱し始めている
これは、アフリカでミルクや肉の大部分を長年、担ってきた小規模牧畜家にとって、収益性の向上や生計の持続可能性を意味する。牧畜・畜産業の発展は、何千万人もの失業中の若者が暮らす牧畜がメインの農村地域の雇用と経済成長にとって、数少ない希望であり、大きな原動力となる…💤続きは明日以降…
干ばつの最貧国にいっても食料自体は備蓄や輸入、援助などで存在はする。問題は自給自足のキャッシュを余り持たない牧畜民たちが自給バランスが崩れたとき買えないことだ。そこで肝心なのが家畜の健全な市場形成である。牧畜周辺に位置する地方・都市民が豊かになり、食肉や乳製品を食する需要のことだ
何が問題かといえば干ばつのときだ。元々、水資源が少ない所で極度の日照りが続けば、人(牧畜&農耕家)・家畜・作物全てにとり生命の基が断たれる。最後の砦、家畜が食べる草も枯れる。この飢餓の危機を脱するには財産を食するしかない。次に食料調達に重要なのが現金や金などの短期流動資産である。
伴侶であり、貴重な財産である家畜をむやみに食べはしない。食するのは伝統で定まった儀式やハレの日だ。一定数以上増えたり特定の時期に現金や金などの流動資産に交換する。その際、市場となる都市の食料価格や輸入肉は高い方がいい。家畜の財産価値が高まるからだ。食料は交換含む自給だから問題ない
食料(穀物)は畑を持つ牧畜家もいるが、農耕民との連携で手に入れる。家畜の糞尿を堆肥として提供したり、耕作に家畜の手を貸した手間と作物を交換する。互酬の関係である。収穫後は家畜を放ち、作物残渣を食べさせる。牧畜民と農耕民と家畜が一体となり、資源をムダなく皆の摂食につなげる生存戦略だ
乾燥・半乾燥地帯だから当然、雨量が少なく、水資源が少ない。その限られた資源を自分が飲む前に家畜に与える。自分はミルクを通して頂き、余ったのは大事に乳製品にして貯蔵食にする。まさに生存の伴侶である。彼らの絆は、普通の農耕民やまして愛玩動物しか知らない都市民と比べようがないぐらい深い
そうした零細な牧畜家たちは何も貧しいわけではない。家畜の飼育について専門知識があり、何千年もの間、厳しい環境条件に適応し、牛や羊、山羊、ラクダなどを最適バランスで飼ってきた。同じ畜種を飼えば特定の植物を食いつぶし、持続可能性を失うからだ。自然と動物の調和をとるプロフェッショナルだ
まず、食料と収入を「家畜」に依存している人々が途上国に約10億人(IFAD:国際農業開発基金)暮らしてい現実がある。その多くは地球の表面積の半分を占める半乾燥・乾燥地帯で家畜と暮らす。十分な穀物は育たないが、人が食べられない草や残渣を家畜に食べさせ、財産として蓄え、生計を立てているのだ
今回ビーガン諸姉からの意見の中で、「ビーガンが飢餓を救う」説がむごすぎる。ロジックは「私の肉食否定⇒家畜の減少⇒エサが食料に安く回る⇒世界の飢餓を救う!」だが、世界の現実が見えていない。飢餓に一番直面している世界の大多数が「家畜で生計」を立てる人々で、その彼らを一番飢えさせる説だ
質問「牛のゲップは地球温暖化の原因だから、家畜は減らさないとダメ!?」私「ゲップ=メタンは地球温暖化の原因じゃない。何千年も大気中に留まるCO2と違い、メタンは約10年で大気中に分解される。つまり、地球温暖化への累積的な影響はほとんどない。CO2とメタンの全く異なる作用は下図で勉強してね」 twitter.com/goodlove1121/s…
ヴィーガンの知人から「カワイソウだから、畜産を無くすエシカルな政策を提案して」と言われこう答えた。畜産を無くしたら、君がカワイソウと思う家畜の生命さえこの世に存在しえなくなるよ。生命有り・無しのどっちがカワイソウ?新たな生命を生まないビーガンと生み育み頂く畜産のどっちがエシカル?
レジ袋いりますか?と言われるたびに感じる違和感の正体って……地球のため!環境のため!と叫ぶ新興宗教から、”環境の神”を崇めよと強制させ、意思なきモノとして扱われる気分かな。世俗化で神を失い、迷える欧米人が新たに神格化した環境問題の茶番に、太古から自然を愛でる日本人が付合う必要はない twitter.com/YahooNewsTopic…
須藤元気議員の有機農業推進に関する国会質疑を聞いてみた。彼の政策の前提となる主張は「仲良しの有機農家の野菜が美味しく、野菜ってこんなに美味しいんだって思った」「美味しいだけでなく、栄養価が高いって言われている」「有機農業という自然と共にある農業が最終的に勝利すると思う」中身ゼロ… twitter.com/genki_sudo/sta…
種苗法に限らず、農業関連の国会質疑が不毛なのには理由がある。自民から立憲・共産まで、農業に対する根本的な思想や農家への偏見が同じだからだ。国が守ってやらなければ、農業はやっていけない、農家はつぶれるという上から目線である。だから、農家保護の議論に終始し、結果、農家の自由は奪われる
種苗法改正の質疑で一番の焦点になったのは「農家の負担」。野党は「増える」と反対し、与党は「国が増えないよう配慮」と防戦するが両方間違い。本質は農家にとって負担増でない。法の精神に反する無断コピーの是正で、正当な対価の支払い。それは農家の経営に必要な新品種開発に対する健全な投資だ
小泉氏はバイデンに同調する前にトランプがパリ協定を脱退した理由を理解すべき①気候変動に対する効果がないのに、環境規制で増税と雇用減②拠出した血税がアメリカを敵視する国に回り、国益に反す③協定・補助金に依存しないエネルギー産業革新こそ環境に貢献④環境データを改竄する中国に対する圧力 twitter.com/Sankei_news/st…
玉木さん、種苗法を全く理解していない。目的は育種家を保護し、新たな開発を促すこと。なのに「開発費なんて払わねぇ」という脱法農家がかわいそうと、税金で補填する代案を出すとは…。泥棒を守り、クリエーターをいじめる愚策。その税金による開発のせいで、個人・中小育種家が廃業してる現実をみよ twitter.com/tamakiyuichiro…
アメリカは投票に求められる有権者ID一つとっても、州別にバラバラ。一番ゆるいのはID一切不要の13州(グレイ。民主党系)、厳しいのは写真付きID提出必須の18州(ダークレッド。共和党系)。ID反対派は義務化は貧困層・マイノリティの「投票権抑圧」だと主張、賛成派は「選挙の公正性」に必須との見解 twitter.com/yoshiasakawa/s…
トランプの功績は公約「国民の冨を奪う不要な規制は全て廃止」通り、252の規制改革提案。日本でいえば、毎週ハンコ・NHK・学術会議廃止ぐらいの驚異的ペース。なぜマスコミに潰されなかったか。マスコミの気を逸らし改革断行するのに、トランプは視聴率がとれる下世話なネタを連続ツイート。陽動作戦だ
なぜ米軍はトランプ再選を支持したのか。「戦争しなくていいよう米軍をもっと強くし、海外から軍人を帰国させ、国内で自国を防衛し、退役軍人に報いる」という公約を第一期の4年間、確実に実行に移した実績からです。トランプはカーター(1977‐81)以来、新しい戦争を始めなかった唯一の大統領なのです twitter.com/yoshiasakawa/s…
アメリカ企業の政治献金リストをもっと詳しくみていくと、メディア系の政治献金の行先の90%、Facebookの92%、Twitterの99%は、バイデンを筆頭に民主党系議員の選挙活動資金に。献金に加え、メディアはバイデンに不利になるスクープを報じず、Twitter・FBは検閲するなど、その政治的な意図は明白である
トランプの規制・行政改革の業績は、バイデンへの企業・団体献金リストをみれば一目瞭然。省庁、大学を筆頭に、金融系などの規制業種をはじめ、全業界で圧倒する(下図のブルー・白系)。利権の復活派だ。トランプへの献金が多いのは「法と秩序」を守るNY市警、海兵隊、陸軍の3組織のみ(赤系)である