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パリの犠牲者には当然黙祷するけど、シリアの犠牲者には黙祷しない。シリアの拠点は空爆するけど、ベルギーの拠点は当然空爆しない。それが“当たり前”すぎて意識にすら上らぬ人々は、そこに根源的な違和感を抱く人々の思いが、想像できない… twitter.com/asahi/status/6…
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枝野会見発言④「前にも申した通り、たとえ安全であったとしても、必要性が認められないならば、再起動の判断はしない」「再起動の是非は、《理解が得られてから》最終決断する」「今回の対象は、大飯3・4号機について。今後も各発電所について、その都度、再起動の是非を判断してゆく」
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続◆なるほど、今村復興相は日頃からあまり鋭い記者とのQ&Aに鍛えられてなくて、それで昨日の問答に思わず「無礼だ、出てけ、2度と来るな」と不慣れな対応をしちゃったのかな。記者もナメられたもんだ。国民(特に被災者)が大臣に尋ねたいことを代わりに訊くのが、会見場の記者の使命の筈なのに。
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昨日の枝野会見、「再稼働方針決定」という報道一色。3週前の斑目会見報道(bit.ly/HET7sq)同様、また事実とずれた印象。そもそも再稼働は決定していないし、全く報じられていない枝野さんの注目発言も色々あった。斑目さんの時と同様、そういう部分のみ以下採録。
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「これ、ブログに載せて。」いつものように唐突に、菅さんから原稿メールが届いた。不信任案否決後初のブログ、この激動の最中に一体何を書いたのか、と興味津々で開いたら…タイトルは「私と風力発電」!?(http://bit.ly/iqXaqy) この人は、色んな意味でスゴいわ。
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【民間事故調/14】なぜ私が後者の見方をするかと言えば、それが当時官邸にいての実感だったから。目の前にいる面々にいくら訊いても情報も判断も出て来ないなら、直接現場に行くしかない。で、実際、菅・班目氏らと現場に行って感服した。吉田所長は、総理を迎える態勢など、何も取っていなかった。
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続き◆権力批判はメディアの使命だから、昨日の会見内容を厳しく報じるのは当然としても、以上のような発言部分を殆ど落としちゃうことは、原発復活歓迎の人を喜びへ、反対の人を早々の諦めへと(いずれもまだ判らんのに)誘う、ミスリードの恐れは無いか? 報道界出身者として、少々心配。
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【民間事故調/11】当時の激動の渦中で、私を含む当事者は皆《自分が体験したアングル》だけであの時の出来事を一面的に認識し、それが真相だと銘々に信じている。しかし、仮に1人も嘘をついていなくても、その証言は至る所で食い違う。我々は誰もが、全貌が見えぬ相手と闘う蟻でしかなかったのだ。
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3・11事故発生直後、「(電源車の)プラグが合いません」とか「(拡散予測図の)縮尺がわかりません」とか、官邸で聞かされる東電側からの話には唖然とする場面が数えきれないほどあったが、今回のはその中でも飛び抜けて最アホだ。ひどすぎる。 twitter.com/genpatsu_news/…
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池上さんのコラム掲載拒否で、朝日を宅配で取るのは打ち切ろうと思った。今朝の復活掲載で、もう少し様子を見ることにした。一方、このコラム中で池上さんは「慰安婦と呼ばれた女性たちがいたことは事実。これを今後も報道することは大事」と明言。そこをスルーした他紙の朝日批判も、どっちもどっち。
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【民間事故調/13】震災翌朝。福島の現場では、東電本店との電話で「吉田所長が首相の突然の訪問予定に…『私が総理の対応をしてどうなるんですか』と激しいやり取りをしていた。」これは、来る菅への怒りか?(世間の見方) “総理対応はそっちの役割だろう”と本店を怒ってたのか?(私の見方)
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【民間事故調/15】この視察は儀式ではなく、状況把握作業だ。どうか本末転倒な歓迎準備になど人手を割いていませんように、と案じながら到着してみると、歓迎の人垣の代わりに建物内で総理を迎えたのは、毛布にくるまって廊下にゴロゴロ転がる疲れ切った人の群れだった。我々は、その隙間を進んだ。
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続き◆かつて「河野義行宅の押収品からサリンは作れない」と報じた時、私は「殺人犯の肩を持つな」と散々叩かれた。≪今は白か黒か、まだ判らない≫と言うだけで、≪黒をかばうな!≫と断じられる。なぜ結論を急ぐのか。皆、〆切でも抱えているのか?amzn.to/191NaZL
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斑目会見発言⑤「ストレステストと再稼働を結び付けている国はない。それはそれで1つの政治判断としてなされること。今まで1次評価を保安院でやられたが、それではやっぱり世界的に納得を得られるものではないでしょう、ぜひこういう深さまでやって頂きたい、ということを提案した」【了】
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マスコミ学会:②10年余前の、原子力安全委のJCO事故報告書より「安全神話からの意識転換を求められている。」…今言われてるセリフ、そのまま! こうやってキレイ事でまとめて、反省した気になって、3・11を迎えたんだ。今回こそは、その過ちを繰り返してはならない。政府も学界も報道も。
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NHK大雨特番、ずっと頑張ってる。最初の内は説明が無かった「越水」も小マメに説明の枕詞が付くようになったし、各現場リポートも回を追って改善。さすが。TV屋って、批判は凄く浴びるけど、いい仕事しても褒められることってホント少ないんだよね。評価すべき時は、一視聴者として応援しなきゃ。
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【民間事故調/12】だから、色々な立ち位置にいた“蟻”達の証言を後で総合し全体像をつかむことは、《何があったのか》を知り再発防止策を作る上で、決定的に重要だ。私が事故調のヒアリングに全面協力したのも、今こうしてツイートで補完しているのも、そういう理由から。続いて報告書P.79⇒
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【民間事故調/16】間近な最前線での闘いから時間交代で戻って来て、ぐったり仮眠しているその人達は、10cm横を今総理が歩いていることなど、全く気付いていなかった。その《総理扱いの放置ぶり》に、「ああ、これなら作業のお邪魔は最小限で済んでいる」と私は安堵した。そして会議室へ。
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一般国民を監視する魂胆など無い、ただ純粋にテロを予防したいんだ!という強行可決した議員の皆さんへ。お気持ち、信じます。で、成立後、その《純粋な思い》から法の運用がエスカレートしていってしまうことを、この法文でどうやって防ぐんですか。それをずっとお尋ねしてるんですが。 #共謀罪
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続き◆たった2日前にも、武蔵野で「どうしたら原発事故のような人災を防ぐことができるのか」というタイトルで、1時間半ほどの講演をしていた日隅さん⇒bit.ly/KyzCEh 本当に最期まで、己の末期ガンも顧みず、僕らを覚醒しようとし続けて下さった。合掌
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斑目会見発言①「妥当という書き方は、この中には一切していない。妥当性に関して白黒つけるものではない」「安全性の確認ということに関して、我々は何も発言していません。あくまでも、総合的安全評価としては、1次評価では不十分ですと申し上げています」
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菅さんの直筆ブログ、昨日またアップ。今回は、「再生可能エネルギー促進法案」について、極めて率直に語っている。⇒bit.ly/kns0NE 僕がブッ飛んだ(bit.ly/iOBRrC)あのブログ以来、《次の時代》シリーズまだまだ行きそう。
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【民間事故調/17】報告書P.79◆福島の会議室で東電副社長が、ベントできぬ理由を「電力が無くて電動弁が開けられないと説明すると、(菅首相は)『そんな言い訳を聞くために来たんじゃない』と怒鳴った」…確かに、Whyに答えたら“言い訳するな”と叱られた、というのは理不尽にも見えるが⇒
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見送ったばかりの菅さんから電話。繋がるなり「それでさぁ」…コレだ。総理になった当日も、こうだった。一瞬だけ感慨を分かち合うとか、そういう回路は皆無なんだよな。ひたすら実務を、前へ前へ。それが多くの突破を実現し、他方で無用な混乱も招いてきた。前者で総理になり、後者で総理を追われた。
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斑目会見発言④「現実的評価をぜひお願いしたいと思っているのは、これで出来たシナリオというのは、『本当はそんな事は無いよ。そんな値では決して壊れないよ』と現場の人が思いこんでしまう可能性がある。そうすると、また変な安全神話が生まれかねない」