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急に徴兵制という言葉が目について驚くが、僕の子供のときから「今のたるんだ若者を痛い目に……ぃゃ鍛えてやりたい」という動機以外で語られたのを見たことがない。現代の戦争では合理的でないなんて論議はつい最近目についたもので、政治家の頭にはないだろう。だから導入するときは必ず導入されます
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#阪神淡路大震災
あのころより日本はマシになった。災害の際「東京でなくて不幸中の幸いだった」とほざくニュースキャスターや「これで復興特需や!」と喜ぶ評論家はもういない。
でも、あのときそうほざいたキャスターは今も平然とメディアに出てるし、評論家はもう死んだけど反省したとは聞かない
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毎度の話で恐縮ですが、少女を少年漫画の中で活躍させることが困難だったと同様に、少女が冒険活劇の主役となる物語は存在そのものを無視されてきた。この方面の巨人である西條八十は少女ものの大家であったがゆえに、少年-男性読者の目に触れることは稀で、彼のミステリはほぼ埋もれてしまった。 twitter.com/discozombie104…
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ああ、懐かしい。タレント議員の先駆けである野末陳平氏が当選後、公約を問われ「ああ、あれは無理なんですよ。官僚機構は動かせません」とニコやかに答えたのや文化庁長官になった三浦朱門氏が答弁や演説は自分で書くのか訊かれて「そんなの役人が書いたのを読むだけだ」と言ったのが思い出されますね twitter.com/KenAkamatsu/st…
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ちょっとここで差し出口をしとくと、もし対中・対米戦争がなかったとしたら、1942年はそれまでのモダニズム文化を積み上げて、1982年ともなだらかな変化で繋がっていた可能性があります。それほど戦前の都市文化は現代に近い高みに達しており、しかし戦争によって全てが粉砕されたことに恐怖を覚えます twitter.com/jiro6663/statu…
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阪神淡路大震災ではこうした事実は一切報じられず、一部の人々が「きれいごとを言うな」と怒っただけだった。個人の発信などありえなかった時代。いま思えば、「日本スゲー」のルーツはここではなかったか。どんなときでも秩序と道徳を守る日本人は素晴らしいという嘘に縋ったことが今に繋がっている twitter.com/222Minette/sta…
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なので、僕も初期ラブライバー(当時はラブライ部員と申しました)の人たちと知り合ったとき、「ファーストガンダムだけ押えとけばいいから、劇場版のディスク3枚だけ見ときましょう」と教えてもらいました。
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否定的意見が多いのが驚きですが、手塚治虫『ふしぎ旅行記』など海外渡航が不可能な時代に空想の翼を広げていますし、香山滋の初期怪奇幻想小説も多くが外地を舞台にしています。それが次第に萎縮してゆき、ついに直木賞選考委員が「外国が舞台で外国人しか登場しない小説はおかしい」と言うに至ります twitter.com/shintak400/sta…
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こうなることはわかっていて、こうなつたところで何とも感じていない人々。先日の、五輪反対世論に苦しめられたが、自分たちの努力で克服したと言わんばかりのアスリートたちのインタビューを思い出す。
新型コロナ『第5波』のデルタ株 亜種が東京五輪を通じて世界に拡散か news.tv-asahi.co.jp/news_society/a…
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実は4コマ漫画は「起承転結」を単純に当てはめるものでないことは、昭和20年代に手塚治虫が指摘しています。「起・承・承・転結」だと。『漫画大学』より。字面にだまされてはいけない好例。 twitter.com/game_sennin/st…
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河出書房新社版『あらしの白ばと』、ついに書影出ました! 西條八十先生が創造した本邦初のバトルガールズを描くは六七質先生! この美麗さかっこよさ! リコリコ、プリプリ、リリスパの好きな諸君は読むべしシロバト!kawade.co.jp/np/isbn/978430…
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何でもかんでも相対化と逆張り、正義を疑え、地獄への道は善意で舗装されている、宗教団体と政治が結びついても必ずしも悪いと言えないナー的論議に飽き飽きしたので、もうこれからは堂々と臆せず照れずに「正義の味方」「善の組織」を書こうと思う。フィクションの中でぐらい後ろ暗さ抜きで悪を叩けよ
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河村たかし市長については、先の選挙時の「名古屋の女子大生」による「河村さんはいつもテレビで見ていて親しみがあるし他の人は知らない。リコール名簿偽造といっても何が悪いのかわからないから投票する」というコメントが、日本の民主主義について考え直させてくれました
asahi.com/articles/ASR63…
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何しろ「蟹工船」の作者が蟹工船に乗ったことがないと非難される昨今ですから、僕らも近所で密室殺人が起きるたんびにこんなカバンを引っ提げて駆けつけたもんですよ。 twitter.com/MintoTsukino/s…
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これは漫画の世界で言う「デッサン」を重要視し、「カメラのレンズ」を意識し、それに近づこうとする描画法からは絶対に生まれてこない「漫画絵」。新聞記事や論文の文章では小説が書けないように、漫画を成り立たせるものは一般的な意味での「絵」とはやはり違うのではないか。 twitter.com/zolge1/status/…
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これは本当にそうなんです。「初心者は際限なく人物を出して収拾がつかなくなるから絞った方がよい」が「登場人物が多いのはダメ」にされてしまう。そんな解釈が書き手を縛り、苦しめることがあるんだよ。僕なんかも未知のジャンルを書く前に差し出口に耳を貸したせいで、作品とキャラがまるごと死んだ twitter.com/wantan_tabetai…
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コバルト出身者から直木賞など人気作家が輩出したとき、選考委員は彼女らのキャリアを全く知らないようでした。あと「見たこともない斬新なアイデア!」とほめそやすものが、漫画やジャンル小説では使い古されていることもザラ。「本職の推理作家はしっかりしろ!」いや、とっくに書いてますがなという twitter.com/cozmixxx/statu…
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俗耳になじむ説、というのがあるのです。豆知識や雑学のたぐい。知泉こと杉村喜光さんが苦労してこられたように、A玉B玉とかこけしは子消しといった、妙に腑に落ちてしまう謬説は生命力が強い。キリストの墓が日本にあるとか手垢のついたトンデモ説が、世代交代するとまた受けているのに驚きました。 twitter.com/Haidacutlet/st…