この一年で、リーダーとして世界で非常に高く評価されたアーダーン首相(ニュージーランド)のメッセージをここでもう一度ご紹介したいと思います… “たとえ経済が成長したとしても、 社会状況が悪化してしまえば、 それは成功ではなく、 失敗です。” アーダーン首相 twitter.com/the_female_lea…
三度の給付金、今月始まった児童手当(児童一人につき毎月約3万円)に加え、米新政権は市民が抱える学生ローンを積極的に肩代わりしています。すでに10万人以上を対象に、28億ドル(およそ3100億円)を肩代わり。その額はさらに増える可能性もあるということです… forbes.com/sites/zackfrie…
繰り返しますが、史上最高額の五輪を開くことで一握りの人間、企業に膨大な資金が流れる。一方で、炊き出しに並ぶ大勢の開催地の市民。フードバンクに殺到する若者たち。お金の使い方の優先順位を根本から誤ってはいないですか。市民の生活を犠牲にしてまで追求する”国益”とは一体誰の利益でしょうか。
この状態で五輪を開催することを心配する、過半数を超えるような市民をひとくくりにして「反日」と呼んでしまう日本の元リーダー。そんな先進国って他にいくつくらいあるんでしょうか。世界で高く評価されている国々のリーダーは滅多に口にしないセリフだと思いますが。外から見ていて本当に複雑です。
富裕層をさらに裕福にすれば、本当に富は貧困層に滴り落ちる(トリクルダウン)のか?イギリスの研究者によると富裕層に対して減税した先進国では、富が滴り落ちるどころか富裕層はさらに裕福になり、格差が増大したそうです(知ってたわという声があちこちから聞こえそうです)。cbsnews.com/amp/news/tax-c…
サンダース氏をよく知らない頃、どうして彼はこんなに”怒っている”のか不思議に思いました。でもよく聞いてみたら、いくら働いても飢える労働者がいることに怒っている。人権が軽視されること、民主主義が脅かされることに怒っている。要するに、人の命が軽んじられることにとても怒っているんですね…
こういう人を見ると、いつも友人の言葉を思い出します。怒り、憤慨というのは必ずしも悪いことではない。目の前で人権が侵されたり、人の命が軽視されれば、私達は憤慨していい。声をあげていい。平和的に、しかし肯定的にはっきりと声を上げないといけない時が人生にはあるんです。
それをライチャス・アンガー(正しい憤り)と呼ぶ人もいますね。大切な考え方だと私は思います。
何度も何度も繰り返すようですが、教育に投資している国とそうでない国の差は、これからの数十年で、またはっきりと現れることになるでしょうね。教育への投資というのは、社会全体の未来への投資に他ならないからです…
本当に言うまでもありませんが、搾取する側の人生にもつらいことがあるという事実は、これからも搾取を続けていい理由にはなりません…
何度も、何度も繰り返しますが、これから四、五十年たって振り返った時に、あぁ、やっぱりあの年に、もっとみんなで声を上げて、誘い合ってでもみんなで選挙に行くべきだったなぁ……というのが今年だと思う。
コロナ危機が起きてから、誰も取りこぼさないようできる限り人道的な対策を取った国もあれば、ここぞとばかりに権限を強め、権力者のお友達に莫大なお金を儲けさせ、反論する者を容赦無く弾圧した国々もある。危機に直面したリーダーたちの人としての本質がこれ以上ないほどむき出しになっていますね…
英国式の”ウィズコロナ”には断固反対するニュージーランドのアーダーン首相。多少の犠牲は仕方ないというリーダーたちもいる中、市民をウイルスに晒して、数万人のニュージーランド市民をみすみす死なせるなんて「私は単純にそんなことを容認しない」とはっきり言い切る… twitter.com/mikegalsworthy…
繰り返しますが、いつからでしょうか。都合の悪い文書を平気で書き換えたり、捨てて良くなったのは。一面真っ黒に塗られた文書が何度も、何度も市民に突きつけられるようになったのは。政治家がまともに質問に答えなくなったのは。政治家が責任逃れに追われるのを見るのが普通になったのは(続)。
ジャーナリストが繰り返し質問してはいけなくなったのは。恫喝、パワハラが日常茶飯事になったのは……日々、人としての信用を失いながら、社会は一体どこへ向かうんだろうか…
何度も繰り返しますが、多くの市民が困窮するたびに、大勢の子供達が飢えるのを知るたびに、労働者の賃金がいつまでも低いままなのを見るたびに、未曾有のパンデミックでも市民への給付金を出し渋るのを見るたびに、世界第三位の経済だと言われる日本のお金は一体どこに流れているのか、不思議に思う…
やはり海外メディアははっきり虐待(abuse)したと報じますね。当然だと思います。これからさらに批判が強まるでしょうね…。 “Japanese composer who abused disabled classmates and forced them to perform sex acts remains involved in opening ceremony” The Telegraph google.com/amp/s/www.tele…
“東京オリンピック開催者側は、精神疾患のあるクラスメイトを虐待したと打ち明けたインタビューが再浮上したにもかかわらず、ケイゴ・オヤマダ氏が開会式担当の作曲家として続投することを歓迎すると言って譲らない。” The Telegraph twitter.com/Telegraph/stat…
まず森氏が性差別発言をして辞任。続けて佐々木氏が女性蔑視演出案で辞任。そして「五輪発の最新の恥ずべきニュース」は開会式担当の作曲家が知的障害者に対する過去のいじめを謝罪(ガーディアン紙)……五輪きっかけで日本社会の問題が世界に向けて溢れ出ているようです…。 google.com/amp/s/amp.theg…
本当に言うまでもありませんが、「ちょっとくらいの犠牲は仕方ないよ」というセリフは、実際に犠牲になり、もがき苦しむ側の人間の口からは滅多に上がりません……
現在、1日の新規コロナ感染者数が世界第17位にランクされている日本(Worldometer)。百万人あたりの検査数を見たら、やはり140位あたり(パンデミック中はずっとこれくらいの順位)。検査をこれだけ抑えて世界17位ですから、検査数を他の先進国並みにやったら、どれくらい感染者数が増えるんでしょうか…
安全だ、安全だと言いながら、いったん船が沈み始めると特権層の人間は当然のように救命ボートに飛び移り、他人事のように船上の人々を眺める……まるでタイタニックだと言う人もいますが、あれは100年以上前の話。100年以上前の状況を思い浮かべてしまうようなことがいま起きているんです…。
繰り返すようですが、私達が若かった頃もひどかったからあなた達も我慢しなさい、ではないんです。私達の頃からひどかったからこそ、他の人が同じ思いをしなくていいように、私達一人一人が今いる場所から変えていかなければいけないんです。でなければ、現状なんていつまでたっても変わりません。
「ジャーナリスト」という力のある立場にありながら、海外メディアの声を借りて間接的にしか権力側を強く批判できない主要メディアは、どうして自分自身の言葉で強く批判し、全力で市民を守れないのか、どうか詳しく説明して自ら記事にしてほしい…
いま起きている問題の多くは人権意識の欠落という点で繋がっていますね。それが教育のせいだとは言いませんが、今後、教育で大きく変えられるものだと私は思います。ここまで来たら、道徳よりも、何よりもまず人権教育です。私達大人も子供も人権教育です(続)。