スターバックスは学生の頃よく行きましたし親しみがあったんですがまさか現場の従業員がユニオン(労働組合)を結成しないよう徹底させていた(anti-union campaign)なんて知りませんでした…そんな圧力に屈せずスターバックス初のユニオンが昨年末に結成されたのは本当に凄い。 perfectunion.us/map-where-are-…
以前もツイートしましたが、こちらの大学院(博士号、サイエンス)は授業料全額免除、プラス返済不要の生活費を毎月給付(大学によるが年にだいたい400万円程度)する所が珍しくありません。アルバイトをしなくても十分生活できるので研究や学業に集中したいという人には理想的な環境です(続)。
国会議員に株をやらせたら駄目だろう、という声は以前からありましたがついに法律で禁止しようという動きがアメリカで本格的に。議員は公になっていない情報にもアクセス出来るし利害衝突が発生する。それでも米経済は”フリーマーケット”なんだから別にいいだろうと発言し非難を浴びていた(続)
職場でセクシャルハラスメントの被害を受けていることを上司に訴えたら、なぜか別室に連れていかれ「和解」するよう言われる。口外したら駄目、勝手に裁判を起こすのも駄目。すべて非公開の和解を迫られる、いわゆる強制的アービトレイション(調停)に合意の上働くアメリカ人の数はなんと6000万人。(続)
酷いことにその多くは強制的調停が契約内容に含まれていることも知らないという。あれだけ小さい文字で書いてあったらそりゃ気づかんわ、と当然のつっこみをする議員も。誰にも言わないで密室で和解しろなんてどれだけ会社を守りたいんだ、結果的にハラスメントをする側を守っているじゃないか、(続)
とかねてから批判されてきた同システムをついに終結させる法案が提出され米両院で党の垣根を超えた圧倒的多数支持を受けて見事に可決。マジョリティリーダーのシューマー氏も(可決されるのが)遅過ぎるわ、とピシャリ。同法のもとセクハラなどの被害を受ければ自由に裁判を起こせるようになるとのこと。
戦争はやっちゃ駄目だ、戦争を煽る人間の言うことはいつだって間違っていたでしょう、政治家だったら外交でなんとかしなさい、戦争だけは避けなければならない、と米議会に強く訴えるサンダース氏。戦争をしないで紛争を解決するのは「弱さじゃなく強さ」ですよ、という言い切る同氏の言葉が響く…。
任期中に国の公文書をビリビリに破いていたことが暴露され米メディアを連日賑わせているトランプ元大統領。しかも日常茶飯事だったというからさらに驚き。しかも公文書をトイレに流したり、箱に詰めて持ち帰る(しかも14箱分)はで、正にやりたい放題。(続)
しかしどうして判明したかというと、アメリカでは退任時に大統領は自分が関わった公文書のすべてを国の公文書保管所(正しくは国立公文書記録管理局、略称NARA)に提出することが法律で義務付けられているから。(続)
もし都合の悪い文書だけ抜き取ったりしたら大変、どの文書を抜き取ったかすぐに分かるくらい綿密な管理体制を誇る。それにしてもこの「国立公文書記録管理局」という独立した国の機関。国のリーダーが関わった公文書はすべて提出させる力があり、(続)
万が一提出しなかったり手を加えた場合は元大統領であろうが責任を追求できる力のある機関。ここまで言うとどうして日本にはこういう独立した機関がないんだという声が聞こえてきそうですがアメリカにとっても国の財産である公文書を守るという意味で極めて重要な機関の一つに違いありません…。
「裸の王様」を放っておくといずれ際限なく増え、おかしいと声を上げる市民を片っ端から罰し始めほんとうにあっという間に誰も声を上げることができない日がやって来てしまったんです…そんな日が来ないとはもうとても言い切れないところまで来てしまった…。
人材派遣の原則禁止 「メキシコ、人材派遣を原則禁止に」 「人材派遣会社を経由すると解雇しやすいため、年末の解雇増の要因になっている」 与党議員「人材派遣の過度な利用で、労働者の権利や経済活動が侵されている」 日本経済新聞 2021年4月21日 nikkei.com/article/DGXZQO…
学生の頃は日本が素晴らしいと聞くたびに嬉しかった。尊敬されたのは経済だけでなく精神的なものもあった。ある日、黒塗りの文書をメディアで見て言葉を失った。文書の改ざん、廃棄、隠蔽のニュースが止まらなくなった。心の支えが崩れるようで辛かった。その時はまだ何が起こったのか分からなかった…
繰り返しますが、子供達が社会に残る多くの「理不尽さ」に気づきおかしいだろうとはっきり言える感性と強さを、大人になるまでなくさないようにすることが、社会の未来にとってとても大切だと強く思う…。
何度も繰り返しますが、搾取する側が学校で一番教えてほしくないのは、搾取構造は市民の意思で変えられるという単純な事実です…。
繰り返すようですが、自由や権利を守るには失い始めた時に声を上げるのが肝心なんですね。でも失い始めが一番気づきにくくもある。まさかそんな悪いことをするはずがないとつい思ってしまう。でも失い終えたときでは遅すぎる。恐らく声を上げる自由そのものを奪われてしまっているでしょうから。(続)
これは政治だけに限らないと思いますが。自由や権利というのは与えられて当然、では決してないんですね。全力で守ってはじめて維持できるものなんですね。一旦失われれば次はいつ戻ってくるのかなんて誰にも分かりませんから。失い始めた時こそ全力で声を上げ守らなければいけないんですね…。
繰り返しますが、「怒り」というのは必ずしも悪いものではありません。目の前で人権が侵されるのを目撃したり不正が起きるのを見た時、冷静に平和的に、しかしはっきり肯定的に声を上げなければいけない瞬間というのが人生にはありますね。こちらではライチャス・アンガー(義憤)と呼ぶ人もいます。(続)
サンダース氏をよく知らない頃、どうして彼はこんなに”怒っている”のか不思議に思いました。でもよく聞いてみたらいくら働いても飢える労働者がいることに怒っている。人権が軽視されること、民主主義が脅かされることに怒っている。要するに人の命が軽んじられることにとても怒っていたんですね。(続)
あえて言うまでもないのかもしれませんが、「ファクトチェック」というのは、利害関係のない独立した第三者が行うのでなければ、より一層信用を失うものです…。
繰り返しますが、毎年軍事費には国のお金を躊躇なくバンバン注ぎ込むのに、中では多くの市民が困窮している。多くの子供達が飢えている。世界にはそういう社会がいくつもありますね。「軍国主義」とも呼ばれますね。軍事力でなんでも解決できるはずだという昔からある考え方。(続)。
何度も言うようですが、「多少の犠牲は仕方ない」というセリフは実際に犠牲になりもがき苦しむ人々の口からは滅多に上がりません…。
いまの世界を見ていればただのジョークなどではないことがよく分かる…。 アインシュタイン「私には第三次世界大戦がどんなふうに戦われるか分かりませんが、 第四次世界大戦で何(武器)が使われるかは分かります。 石です。」
言うまでもないのかもしれませんが、社会をほんとうに「分断」しているのは、差別構造を非難する人々ではもちろんなく、差別構造に十分気づいていながら、もがき苦しむ人々からは目を背け、必死に声を上げる人々を徹底的に黙らせることで現状を維持しようとする側です…。