三井昌志(@MitsuiMasashi)さんの人気ツイート(リツイート順)

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緑の革命を指導したボーローグは、ノーベル平和賞の受賞スピーチで、「収量の多い小麦と米の新品種が緑の革命に火をつけた触媒だとしたら、革命が進むためのエネルギーを供給した燃料は化学肥料だ」と述べた。彼は化学肥料とその生産を実現したハーバー・ボッシュ法の重要性を誰よりもよくわかっていた
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山羊は「少しでも狭く、少しでも高い場所を好む」という変わった性質を持っている。天敵に襲われないような断崖絶壁で暮らしていた野生の記憶がそうさせるのだろう。わざわざこんな場所にいなくても、と思うような狭いところでも、案外居心地良さそうにしている。
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標高4200mにある湖パンゴンツォにやってきた。塩分濃度が高く、水草も魚もほとんどいない湖は、透き通るほど透明度が高くて、まるで珊瑚礁の海を見ているかのようなターコイズブルーだ。国境警備上、船を出すことも泳ぐことも許されていないので、湖はいつも静寂に包まれている。
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バングラデシュの首都ダッカでは、交差点を歩いて渡るだけでも、高難度のシューティングゲームのようにリスキーだ。リキシャやバスや車や歩行者がありとあらゆる方向から押し寄せてくる。もちろん信号なんてないから、頼りになるのは動物的勘と「気合い」だけである。
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インド北部ラダック地方のダーという村で、3年に1度行われる収穫祭「ボノナー」は、実に華やかだ。女たちはまるで生け花のようにカラフルな花を頭に盛り付け、村の収穫を祝う。ダーに住む「花の民」は、アレキサンダー大王の遠征軍の末裔とも言われ、仏教徒でありながら、顔立ちはヨーロッパ的だ。
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「世界一甘いお菓子」として知られるグラブ・ジャムン。小麦粉と砂糖と牛乳を混ぜた丸い生地を油で揚げた後シロップにつけ込んだ、インドでお馴染みの激甘スイーツだ。何をもって「世界一」なのかは謎だが、シロップの甘さが尋常でないことは確か。インドに「甘さひかえ目」という概念は存在しないのだ
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そう、問題は自信のなさだ。筋トレに熱心な人の一部には、「貧弱な自分の肉体的コンプレックスを筋肉をつけることで解消したい」と考えている。三島由紀夫がそうだったように。もちろん劣等感は大きなモチベーションになるし、それでシェイプされた健康的ボディが手に入るんだからメリットも大きい。
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なぜ、このように誤解する人がいるのか。おそらく彼ら自身の中に「ジムで鍛えた筋肉は本物じゃないのかも」っていう、うっすらとした不安というか自信のなさがあるからなのだろう。自信を持って鍛えている人は、他人の鍛え方なんてどうでも良くて、筋肉の美しさを素直に褒め称えるはずだ。
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インド西部グジャラート州で出会った猫を抱く少年。インドでは猫を見かけることが少なく、野良猫もタフで警戒心が強いのだが、この猫は毛並みもきれいで、少年になついていた。#猫の日
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インド西部グジャラート州のチャイの飲み方はちょっと変わっている。カップではなくお皿にチャイを入れて、直接口をつけて飲むのだ。こぼれやすいし持ちにくいと思うのだが、グジャラートの人々はみんなこうやって飲む。「熱いチャイが冷めやすくなる」という説明にはイマイチ納得できなかったのだが。
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標高4500mにある神秘の湖ツォモリリで目にした完璧なリフレクション。風が完全に止み、湖面から一切の波が消えた瞬間、湖全体が巨大な鏡になった。自然が見せてくれた奇跡に、言葉を失う。あまりにも完璧すぎて、CGのようにも見えるのが難点かもしれない。
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イランの羊飼いの男が乗っていたのはヤマハの400cc。使い込まれて古びた感じが素敵だった。 「バイクに信頼性を求めるなら日本製が一番」という常識は、アジアで広く共有されている。日本人として誇らしく思う瞬間だ。
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インド北西部ラジャスタン州の街角で出会った男が素敵だった。赤いターバン、青い目、アクセサリー類やマフラーまでばっちり決まっている、絵に描いたような渋イケメンだった。
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それでも、こうした突発的な軍事衝突に対しては「お互いに一歩も引かない姿勢」を見せて、国内世論から「弱腰」との批判を受けないようにしつつも、どこかで妥協点を探って、これ以上の緊張を避けるんじゃないかと思います。インドも中国もこれが戦争に発展することは望んでいないだろうから。
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自信や誇りは外見に表れる。それがこの男を圧倒的に輝かせている。経済的状況に関係なく、他人と筋肉を比較するでもなく、ただそこに立って輝いている。その輝きがある種の人にはまぶしすぎて、自分の存在を否定されたと感じるのかもしれない。
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「写真撮ってー!」と迫ってくる子供たち。この20年でインドの子供たちも外国人に慣れ、「撮ってくれパワー」もかつてほど強力ではなくなったが、それでもガイジンが歩いていないような田舎町だと、こんな風に囲まれてしまう。それにしても満面の笑顔だ。
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「塩工場で働くことで、こんな筋肉がつくのだろうか?」という疑問をお持ちの方も多いようなので、彼らの仕事ぶりを動画でご覧いただきましょう。僕は筋肉の専門家ではないので、詳しいことはわかりませんが、どの男も上半身が鍛えられていますね。大変な重労働、だけど決して暗くはない職場でした。
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インドでもっともバイク走行の難易度が高い場所はバラナシだろう。迷路のように細く曲がりくねった路地には、人だけでなく、野良牛や野良犬もいるし、ゴミも散乱している。あまりにも複雑に入りくんでいるからグーグルマップさえ役に立たないのだ。この迷宮に迷い込んだら、抜け出すのは大変だ。
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聖地バラナシもこの数年でずいぶんきれいになった。ゴミ箱も設置され、政府に雇われた掃除の女性がガートを掃き清めている。野良牛の姿も減った。ゴミや牛糞の少ないバラナシなんて「らしくない」という人もいるかもしれないが、これも世の流れ。混沌と汚濁にまみれた聖地も、徐々に変わりつつある。
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インド中部マディヤプラデシュ州で出会った渋イケメン。髪の毛を赤く染たファンキーな風貌だが、若い頃はインド伝統のレスリング・クシュティーの選手として活躍したそうだ。65歳になった今でもトレーニングを続けているので、お腹も出ていない。