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ラダック地方の南にあるスピティ谷も、辺境バイク旅を愛する者には特別な場所だ。ほぼ垂直に切り立った岩山の縁に造られた道路は、まさに「天空の道」と呼ぶにふさわしい浮遊感と恐怖が同時に味わえる道だ。それにしてもよくこんなところに道をつくったものだ。
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インド北部ラダック地方のバイク旅は過酷だ。特にザンスカールへ向かう道はひどい。未舗装のガタガタ道が200km以上も続き、雪解け水が流れる場所を突破しなくてはいけない。ローギアで一気に進まないと立ち往生してしまう危険な場所だ。
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コカコーラの赤に覆い尽くされたインドの食堂
#見た人もなにか無言でインドあげる
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千葉県の山羊が線路沿いの斜面に逃げ込んで戻ってこないというニュース。山羊が持つ「少しでも狭く、少しでも高い場所を好む」という性質ゆえの行動だろう。インドで出会ったこの山羊も、なぜかエンジンの上に立って、居心地良さそうにしていた。断崖絶壁で暮らしていた野生の記憶がそうさせるのか。 twitter.com/nhk_news/statu…
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ラダックの道には信号がひとつもなく、対向車だってほとんどいないから、バイカーは自分が走りたいように自由に走ることができる。スピードを上げてもいいし、ゆっくり景色を楽しんでもいい。規則からの解放。ルールからの逸脱。バイク乗りが本来持つ「自由への希求」が行き着く先。それがラダックだ。
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そろそろインドを訪れる日本人旅行者も増えてきたので、久しぶりにコルカタの詐欺師・カーンとサダムについての注意喚起を。流暢な日本語で親切にチャイをご馳走してくれたりするこの一味に「ガヤの実家に行こう」と誘われても、決してついて行ってはいけませんよ。
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なぜ、このように誤解する人がいるのか。おそらく彼ら自身の中に「ジムで鍛えた筋肉は本物じゃないのかも」っていう、うっすらとした不安というか自信のなさがあるからなのだろう。自信を持って鍛えている人は、他人の鍛え方なんてどうでも良くて、筋肉の美しさを素直に褒め称えるはずだ。
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そう、問題は自信のなさだ。筋トレに熱心な人の一部には、「貧弱な自分の肉体的コンプレックスを筋肉をつけることで解消したい」と考えている。三島由紀夫がそうだったように。もちろん劣等感は大きなモチベーションになるし、それでシェイプされた健康的ボディが手に入るんだからメリットも大きい。
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今日は猫の日。インド北部ラダック地方の農家に生まれたかわいい子猫。ラダックでは猫の鳴き声を「ピシピシ」と表現するらしい。ところ変われば擬音語も変わる・・・のはわかるんだけど、「ピシピシ」ってあまりにも意外ですね。 #猫の日
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僕がバイク旅を勧める理由は、ラダックの動画を見ればわかると思う。自動車でも同じ場所を走ることは可能だが、ガラス一枚隔てるだけで、風景との「一体感」がまるで違う。バイクは無防備で剥き出し。だから風も光も直接身体に「突き刺さってくる」感じなのだ。リスクはあるけど、素敵じゃない?
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インド人は過剰なほどフレンドリーだ。中にはバイクで走行中なのに「How are you?」と話しかけてくる男もいる。いやいや、ちゃんと前見て運転した方がいいよ、と思うんだけど、どうしても話しかけたかったようだ。「OK, Nice to meet to my friend!」だって。会って5秒で、もう友達だ。
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コルカタの詐欺師ラージに騙されて、22万ルピー(35万円)を払ってしまったという日本人から、さっき連絡が来た。昨年12月末にガヤの実家に行ったんだそうだ。あぁ、また一人犠牲者が出てしまった。これからコルカタに行く旅行者は、このブログに目を通してください!
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インドには「ヒジュラー」と呼ばれる女装集団がいる。男性の体に生まれながら女性としてのアイデンティティーを持つトランスジェンダーであるヒジュラーは、アウトカーストな存在として差別を受けているが、同時に特別な力を持つ聖者とも見なされ、宗教儀式で踊りを披露することもある。
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インドの「人力観覧車」に実際に乗ってみた。男たちがホイールの中に入って足で漕ぐ、世にも奇妙な人力観覧車の客席からの眺め。最初はゆっくりと、徐々に速くなり、最後には絶叫マシーンへと変わる様子がわかる。動画を見ているだけでも乗り物酔いしそうだ。
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