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ミャンマー第二の街マンダレーにある精肉所。おびただしい数の骨の中で、男が斧を使って牛の骨を砕いていた。取り出した骨髄と脂肪を大きな鍋で煮て、ソーセージや石鹸に加工するという。残酷でグロテスクな場面に見えるかもしれないが、これもまた「いのちを食べる」ということの本質なのだと思う。
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「マニ車」はチベット仏教のお経を収納した仏具で、一回まわすと中のお経を一回唱えたのと同じ功徳があるとされている。インド北部ラダック地方の村には、珍しい「水力マニ車」があった。小川を流れる水の力でマニ車を回し、自動的に功徳が積めるというなかなか便利なアイテムだ。
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インド北部ラダック地方に広がる現実離れした風景をバイクで進む。一応道路が通っているが、車はまったく走っていない。異世界に迷い込んでしまったようだ。大きく褶曲した地層が、数千万年の時を刻んでいる。これは3Dゲームのテクスチャーマッピングではない。ありのままのリアルな世界だ。
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僕はジムでのワークアウトを否定してはいません。現実問題として、日本で肉体労働に従事して健康維持に必要な運動量を消費できる人は少ないですから。僕自身も毎日1時間自転車に乗っています。僕が惹かれたのは彼の「勝手についちゃった筋肉」。目的や意図を外れたマッチョだから素敵なんです。
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バングラデシュの人々が汚染されたターメリックを長年食べ続けたことによって、集団鉛中毒になっていたというニュース。ターメリックの色を良くするためににクロム酸鉛(II)という鉛を含む着色料を混ぜる慣行が広がったことが原因だったという。衝撃の事実です。
gigazine.net/news/20230627-…
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「ファミレスのバーミヤンには行ったことがないけど、アフガニスタンのバーミヤンには行ったことがある」と言ったら信じてもらえなかった。でも、ほんとのこと。本当のバーミヤンは食事は全然美味しくなかったけど、すごく美しい土地でした。
#フォロワーの8割が経験したことないこと
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44秒でラダックを旅するショートムービーが完成。標高4000mオーバー。インド北部ラダック地方のバイク旅は、この世のものとは思えない絶景の連続でした。
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インドの田舎道を走るオート三輪の荷台に、小猿を抱いた少年が座っていた。ちょっと不安げに少年を抱きしめる小猿もかわいいし、隣のおばあさんの座り方もカッコいい。おおらかなインドの素顔を垣間見ることができた。
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素早い動きでタンドリーロティを焼くパキスタンの若者。リズミカルで無駄のない動きは、洗練されていて、とても美しい。彼の身体が仕事を覚えているのだ。
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インドの移動遊園地にある「人力観覧車」は、男たちが足でこいで動かすアトラクションだ。命綱もネットもなし。万が一落ちたら、命の保証はないという命がけの仕事だが、男たちはなぜかとても陽気だった。まぁ「観覧車」と呼ぶには、あまりにも回転が速すぎるけど。
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ブログ更新。今ごろになって栗城さんのことを書いたのは、彼がついた多くの嘘が、山の事故で亡くなったことでうやむやになっていく気配を感じたから。彼の死は「英雄的な登山家の死」などではなく、「自らの嘘の物語によって追い詰められた男の必然的な結末」だったと感じます
tabisora.com/blog/travel/in…
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もちろん、外国人が普通に歩いている観光地では「チャイおごってやるから一杯飲んでいけ!」ということにはなかなかなりません。このブログ記事にも書きましたが、親切なインド人、笑顔のインド人に出会うコツは「観光客の行かない場所に入り込むこと」なのです。
tabisora.com/blog/travel/in…
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2年ぶりに訪れたインドの町で、2年前とまったく同じ格好で新聞を読んでいる老人がいたのには感動した。微動だにしないルーティーン。満ち足りた日常。「何も変わらなくたっていいんだよ」。悠然とした風貌の老人が、そう語りかけているように思えた。
#同じ場所で何枚写真撮んねん選手権
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