2001
会計検査院が明らかにしたアベノマスクの余剰分115億円と、これまでに注ぎ込まれた保管費用6億円の検証は待ったなしだろう。コロナ禍でトドメを刺され、炊き出しに並ばざるを得なくなっている自国民に「まずは自助」だの「成長なくして分配なし」と豪語しながら、こんな浪費は決して許されない。
2002
安倍元首相に対する殺人が許されないという点と、安倍政権時の政策や不祥事、不法行為の責任を追及するという点と、事もあろうに「カルト」の代名詞的存在である「統一協会」に共鳴するメッセージを送っていた点に対する批判とは、全て異なるレイヤーの出来事として両立し得るものです。
2003
安倍政権下で法務大臣を務めた河井克行氏に係る買収疑惑で、買収原資は8割が政党助成金つまり市民から搾取した税である1億5000万円の可能性があるという初の証言。市民から搾取しながら税を湯水のように使っていた自民党の責任は極めて重い。何が「自助」だと声を大にして怒りをぶつけるべきだ。
2004
自治体首長がオリンピック中止に言及したり、オリンピック専用病床の確保を拒否したり出来るのも、地方自治を定めた日本国憲法のお陰なんですよね。これが自民党が改憲で欲する「緊急事態条項」が存在した場合、今ならオリンピックありきの菅義偉首相に全権が移ってしまい自治体は無力化されます。
2005
立憲・石橋通宏議員「この閉会中審査たったの2時間。であれば中身は何とか充実した審議ということで、ワクチン担当河野大臣とコロナ担当西村大臣の出席を求めました。拒否されています。今有事ですよ。所管大臣がここに来て説明責任を果たすべきではないんですか」
一言一句、その通り。
2006
自身が自宅待機になって吉村府知事が思い立ったのは、感度の低い抗原検査をPCR検査に切り替えるといった科学的な対策ではなく、何と「濃厚接触者の隔離廃止」だそうです。この人物には最早、付ける薬がありません。大阪府のコロナ死者が全国最悪なのは、府知事がこのレベルだからです。
2007
安倍氏は今や何事も無かったかのように我が物顔で持論を展開していますが、1年以上も国会を「虚偽答弁」で欺き、議会制民主主義を腐敗させ貶めた責任を今に至るまで全く取っていませんから、本来なら国会議員のイスにしがみついているのも許されません。この人物に必要なのは適切な処罰だけです。
2008
安倍政権から自民党を異様なまでに称揚して、維新を除く野党への攻撃にはデマさえ厭わなかったTwitterアカウント「dappi」が、立憲・小西洋之議員の開示請求によって法人であったと判明したようですが、安倍政権時代から既に所謂「自然人」ではないだろうと推考してきた人々の指摘は正しかったですね。
2009
つい最近まで「自宅療養が原則」という大号令の下で、13万人という夥しい感染者が自宅療養もとい「自宅放置」され、本来なら政府が最優先して擁護すべき生存権を蔑ろにし、自宅死を容認してきたのが自民党政府。また感染の波が来ると言われる中で、こんな連中に続いて政権を担わせてはならない。
2010
そもそも、仮にも「先進国」を自称しているような国で、アルバイトが無くなって学生が退学を検討しなければならない状態になるのがおかしい。学費も生活の心配もせず学業に専念できる「本物の奨学金」があり、そもそも公立大学の学費が無償または超低額なのが普通の先進国。政治が酷すぎる。
2011
総務省幹部接待問題について、菅義偉首相の長男は「私人」という理由で参考人招致を拒んでいる自民党ですが、一体どの口が言っているのでしょうか。籠池氏も「私人」でしたが、あの時は「首相への侮辱」という独裁国家ばりの恐ろしい理由で証人喚問が行われました。忘れたと思っているのでしょうか。
2012
「野党」という括りで党首や幹事長を出すのなら、野党共闘の一角たる社民党やれいわ新選組も、きちんと呼ぶのがフェアな報道です。テレ朝モーニングショーもTBSひるおびも、社民党とれいわ新選組は除外して非常に違和感を覚えます。あれだけ自民党一党の総裁選に時間を使って、それはないでしょう。
2013
国会議員の文書交通滞在費より、コロナ禍に苦しむ飲食店に一刻も早く支給すべきだった協力金の支給業務を、20億円も掛けて竹中パソナに丸投げした挙句、支給遅れ全国最悪に陥りながら、飲食店を威圧する「見回り隊」には2億もバラ撒いた維新政治の支離滅裂ぶりの方が遥かに問題だと思いますけどね。
2014
戦争反対の声を上げる行動を「クソの役にも立たない」などと一笑に付した橋下徹氏のように、民衆の声を軽んじ民主主義を傷つけるシニシズムは根強いけれども、本当に声を上げるという行為が「無力」ならば、今のプーチン政権みたく、権力が真っ先に全力で潰しに掛かる訳がない。声は紛れもない力。
2015
完全な「ブラックボックス」と化している官房機密費にせよ、コロナ対策を大義名分に9割超も使途が追えない状態にしている予備費にせよ、買収で有罪が確定した河井陣営に自民党が供給した政党助成金原資の1億2000万円にせよ、説明出来ないような税の使い方をしている政権に徴税権を行使する資格はない。
2016
オリンピック選手には毎日検査を実施すると菅義偉首相は述べたが、1000万都市の東京都ですら検査数は頻繁に1万件を割り込んでいる。翻ってオリンピック選手は1万人を超える。自国民にすら感染拡大防止に不可欠な毎日の徹底検査をせず、たかが一イベントの参加者は例外扱い。法の下の平等に反する。
2017
国権の最高機関たる国会に諮らず内閣の一存で使える「予備費」が11兆円超も使途不明という問題ですが、そもそも内閣は「官房機密費」などと称する領収書も不要にした正真正銘「ブラックボックス」の予算を、1日あたり300万円超も使っています。税は市民の財産であり、自公政権の私物ではありません。
2018
菅義偉首相が果たした公約が一つだけある。それは昨年の自民党総裁選で掲げた「自助」という市民切り捨て宣言。結果として、呼吸が出来なくなっても感染者は自宅に放置され、バタバタと死んでいる。そして、こんな人間を党ぐるみで選んだのが自民党。今さら顔を変えて誤魔化せると思うな。
2019
選挙と言えば昭恵夫人が「夫人付き」とされていた公務員を自民党候補者の応援に伴っていた件は一体どうなったのでしょうか。そもそも、閣議決定までされた「私人」が、私用で公務員を使役していたのは民主国家であってはならない私物化です。全く説明がありませんが忘れてはいけません。
2020
最初は「統一協会」と「組織的関係はない」などとして調査を拒絶していた自民党が、批判が高まる中で「調査」などと称する動きを見せている点から明らかなのは、黙って遣り過ごそうとしていたという事実。そして、その「調査」も形だけのアンケート。とても国政与党とは思えない無責任ぶり。
2021
誰も安倍首相が単に自宅で寛いでいる様子に怒りを覚えているわけではない。自国民がウイルスから身を守る為に安心して自宅にいられる政策も、予算も打ち出さずに高みの見物を決め込んでいる様子に腹を立てている。変な動画を撮ってポエムを紡ぐ暇があるなら政治家の仕事をしろと。
2022
自民党の茂木幹事長が懲りもせずコロナ禍に便乗して「緊急事態条項」を盛り込む改憲などと口にしている。何度も言うように、緊急事態条項は全ての権力を時の政権に集中させるナチスの全権委任法紛いの独裁条項。ロクに検査体制も整えず感染拡大を招いた自民党に権力が集中していたらどうなっていたか。
2023
口を開けば「改憲」と連呼する自公ですが、このコロナ禍でも改めて明らかとなったように、問題は憲法ではなく政治の怠慢です。それにも拘らず、補償などコロナ対策に取り組むよりも、改憲ありきの国民投票法改悪に執着する自公には呆れ果てます。国政から身を引くべきです。 www3.nhk.or.jp/news/html/2021…
2024
環境大臣としての職務は全くと言っていいほどこなせていないのに、靖国参拝という安っぽいナショナリストアピールには「大臣になっても躊躇なかった」と、誇らしげになっている小泉進次郎氏。不相応な大臣職の肩書きを悪用しているだけ。 mainichi.jp/articles/20200…
2025
安倍政権下で社会保障を口実に2倍にされた消費税の下で、僅かな年金収入しかない要介護状態にある高齢者に対し、利用する「特養」の食費を2倍にしたのが自民党政府です。そのせいで、介護サービスの有無が命に直結する高齢者が施設利用費を年金収入だけで賄えなくなりました。文字通りの棄民ですよ。