201
既に声が上がっているように、認知症などで意思確認が困難ないし不可能な人々にとっては、申請せずとも送られてくる健康保険証こそ必要であるにも拘らず、申請ありきの「マイナンバーカード」を事実上強制する為に健康保険証廃止を強行する岸田政権。弱者を踏み躙る政治は憲法に反する。
202
どれほど自民党政府が「アベノミクス」等で存在もしない成果をデッチ上げようが、僅か3年程度の旧民主党政権時代に責任転嫁しようが、OECDに加盟する34ヶ国の中で、この25年間で唯一賃金上昇率が「マイナス」に陥っているのが我が国の現実。その大半は言うまでもなく自民党政権。言い訳は出来ない。
203
何の問題も起きていない「健康保険証」を廃止して、他者の個人情報が表示されるという致命的事態が頻発するほど情報管理も杜撰で、システム障害一つで保険診療が受けられなくなるリスク塗れの「マイナンバーカード」一体化を強行する自民党政府。主権者より下らないカード優先など前代未聞の悪政。
204
実際にウィシュマさんを死に追いやったのは疑う余地もなく入管であるにも拘らず、ウィシュマさんの人権を守る為に動いていた支援団体を誹謗中傷した梅村みずほ氏に、憲法を遵守し権利と自由を擁護する義務を負う国会議員としての資格は無いし、そもそも「代表質問」である以上「維新」全体の問題。
205
「全額を社会保障に使う」と公言した消費税増税の後で自民党政府がやっているのは、介護施設における食費負担倍増、年収200万円程度の高齢者に対する医療費窓口負担倍増、年収153万円程度の高齢者に対する公的医療保険料増額、物価高に反比例した年金削減。ウソで税金を搾取する窃盗集団でしかない。
206
ウィシュマさんに「病気になれば仮釈放してもらえる」などと支援者が告げたという内容自体、支援団体が全否定し証拠の提示を求めているような物で信憑性は低い。そんなものを「党」を代表した質問の中で、公の議場で口にした梅村みずほ議員と「維新」の責任は極めて重い。人権を何だと思っているのか。
207
年金収入153万円程度の高齢者に対する公的医療保険値上げ。自国で迫害されている事実が明らかな人々すら強制送還出来てしまう入管法改悪案。マイナンバーカードを強制する為だけの健康保険証廃止。今国会で岸田政権が躍起になっているのは見事なまでに人権と生活への攻撃ばかり。腐り切っている。
208
G7の中で最も食料安全保障を蔑ろにしているのが自民党の農政。現に、生乳やコメなどで必要のない輸入には一切手を付けず、現在進行形で経営難に喘ぐ農畜産業を死地に追いやっている岸田首相が、G7で「食料安全保障を主導」というのは何の冗談なのか。主導ではなく指導される側だろう。
209
岸田政権は「マイナンバーカード」を作らない市民を対象に「資格証明書」なるものを新たに作ると言っているが、現行の「健康保険証」を存続させるだけで生じる余地のない全くの無駄。しかもマイナンバーカード同様「申請」が原則という、健康保険証に遠く及ばない最悪の代物。これも利権だろう。
210
医療情報は「センシティブ情報」と言われ、漏洩した場合に悪用される危険性が高く、極めて取り扱いに慎重を要する情報です。そんな情報に別人の閲覧を許した時点で「マイナ保険証」制度は信用を喪失しています。こんなものの為に現政権が推し進める「健康保険証」廃止強行は即刻停止すべきです。
211
名古屋入管で死亡したウィシュマさんの件に関し、本日の参院本会議で「維新」の梅村みずほ議員が、党を代表した質問の中で、支援者の活動が「見なければよかった夢」になったなどと発言。人権意識の欠片もない入管行政の非人道性ではなく、被害者と支援者を責める。これが「維新」の本質。
212
「岸田氏は平和主義を捨てて、日本を真の軍事大国にしたいと望んでいる」と、揺るぎない客観的事実を述べた「タイム」誌の見出しが、あろう事か岸田政権側の「申し入れ」によって変更させられていたという。事実すら許さない姿勢まで先の「戦前」を再現。寒気すら覚える。 newsdig.tbs.co.jp/articles/-/481…
213
少子化対策の「財源」に関し、経団連の十倉会長が「消費税を例外にする必要はない」と、消費税増税を促す発言。これまで消費税増税に伴う法人税率引き下げの恩恵に浴し、肥え太ってきた経団連が、更なる消費税増税を求める傲岸不遜ぶりには閉口せざるを得ない。必要なのは応分負担で消費税は不要だ。
214
岸田首相が「来週のG7広島サミットで食料安全保障の対応を主導する」などと発言。海外からの乳製品大量輸入には手を付けず、国内の酪農家に対して乳牛を処分するよう要求し、生乳を大量廃棄させ離農にまで追い込んでいる人間が、どの口で「食料安全保障」を言うのか。厚顔無恥の生きた見本だ。
215
「マイナンバーカード」を利用した手続きで別人の証明書が交付されるシステム不具合が多発。こんな状況で自民党政府が強行している健康保険証の廃止による「マイナ保険証」一本化だが、こちらでも既に医療機関の4割でオンライン資格確認に不具合が発生している惨状。カード押し付けは害悪でしかない。
216
「維新」は「教育無償化」を「改憲」で盛り込むべきと主張していますが、言わずもがな無償化は通常の立法で可能です。それどころか、日本は国際人権規約A規約の「高等教育無償化」条項への留保を10年前に撤回しており、立法による解決は義務です。改憲の口実に教育無償化を利用するなど論外です。
217
「不当な差別」などという意味不明な文言について、記者から「正当な差別」はあるのかと問われた自民・西田昌司議員は「屁理屈」と逃げたが、そもそも「差別」自体が不当なのだから、態々「不当な差別」なるものを作り出す西田氏らは許容される「差別」があると考えている証左。人権意識の欠片もない。
218
所謂「LGBT理解増進法」に「差別は許されない」という、議論の余地もない当然の文言を盛り込むか否かという、LGBT以前の問題で膠着している自民党。この期に及んで「差別」という個々人の尊厳を踏み躙る行為すら全否定出来ないような連中が、国政を壟断している恐ろしさは筆舌に尽くし難い。
219
公文書改竄を強要され自死に追い込まれた赤木さんの妻が起こした裁判で、まさに改竄を主導して赤木さんを死に追いやった張本人である佐川元理財局長側が「裁判が長期化し、就職活動に支障が出る」などと発言。開いた口が塞がらない。こんな人物を「認諾」手続きで庇った岸田政権も同罪。怒りしかない。
220
あくまで市民の医療アクセス権本位で強制力まで有する保険料が徴収されているのだから、公的医療制度においては「健康保険証ありき」が当然なのであって、本質的に健康保険証とは異なるマイナンバーカードの押し付けを優先し、保険診療の要である健康保険証を廃止するなど主客転倒も甚だしい。
221
「維新」の吉村府知事が「高校完全無償化」などと口にしていますが、僅か2ヶ月前に大阪府へ提出された所得制限を撤廃する教育無償化条例改正案を、公明党と共に「即日否決」したのが「維新」です。そして、馬場代表が一昨年のNHKで「大阪では私立高校も完全無償化」とウソを吐いた件は未だ放置です。
222
テレビ番組で「日本は島国であるから、航空機に乗ってこないといけない」などと、航空機で来る人々は「難民」ではないかのように言い立てた自民党の宮崎政久議員。生活保護は「生きるか死ぬかが貰うもの」と言った片山さつき議員を彷彿とさせる。身勝手な基準で人々を選別する政治家は要らない。
223
難民申請3回目以降という、全く正当性のない回数ありきで強制送還が可能な人権蹂躙の入管法改定案が、自公維国の4党により衆議院で可決。難民条約を批准しているとは思えない程に低い難民認定率すら改善されない中で、保護が必要な人々を追い返す余地しかない悪法を通過させた自公維国。怒りしかない。
224
年間の年金収入が僅か153万円しかない人々に対し、少子化対策などと称して健康保険料を「値上げ」する健康保険法改悪を週内にも強行しようとしている岸田政権。世代で分断して対立を煽り、ウソで巻き上げている消費税にも、社会保険料の逆進性にも手を付けない愚劣な政権には国政を担う資格がない。
225
「マイナンバーカード」で別人の証明書が発行されてしまうという、致命的な不具合が多発している件で、政府がシステムを一時停止するよう要請しているが、こんなにも杜撰な失態が頻発している中で、事もあろうに「健康保険証」廃止強行など、カード押し付けありきで突き進む自民党政府は言語道断。