高市大臣が「ねつ造でなければ議員辞職する」とした文書。 礒崎総理補佐官が主導した違法解釈を国会答弁すると決めた状況が克明に記録。 官僚が、発覚すれば自らも違法責任を問われる極秘文書を、何のために「悪意を持ってねつ造」するのだろうか。 高市大臣の主張は記録上も創作上も破綻している。
高市大臣が「ねつ造でなければ議員辞職する」とした文書。 高市大臣は放送法解釈について安倍総理に電話したことはないと主張。 しかし、総務省局長の目の前で「一度総理に話をしたい」と大臣秘書官にアポ入れをさせ、後日に電話した内容が同秘書官と官邸の総理秘書官の双方の発言で記録されている。
■本日の予算委 「 岸田総理、総務省の職員の方から、受け取るときにこのようなお言葉をいただいています。  私が総務省の行政官であるあかしとして、これを小西議員に託したい。  私は放送行政に携わる総務省の職員として、このような国民を裏切る違法行為を見て見ぬふりをすることはできない。
どうかこの資料を使って国民の皆さんの手に放送法を取り戻して、日本の自由と民主主義を守ってください。」
「国家公務員が公益通報を行うことは、国家公務員法の守秘義務に反せず、むしろ、積極的に法令違反の是正に協力すべき」が政府見解です。 安倍政権下で、安倍総理や高市大臣の違法行為を告発した総務省職員は、国家公務員の鏡であり、真の英雄です。 twitter.com/Bell_0930kk/st…
この高市大臣の主張は支離滅裂だ。 官僚が、発覚すれば自らの違法責任を問われる極秘文書に、わざわざ「悪意のねつ造」の記録を書き込んで、一体何をしようと言うのだろうか。 将来の内部告発の際に大臣と刺し違えるために?? 誰か分かる方は説明してください。。。 twitter.com/kokkaiwatcher1…
2015年に高市総務大臣が答弁した放送法の新解釈が違法であることは国語の問題で解けます。 「政治的公平とは、放送番組全体としてバランスのとれたもの」という解釈は維持。 ではどうやって、「一つの番組だけを見て放送番組全体のバランスを見る」ことができるのか? これは論理的に不可能です。
総務省内部文書の冒頭には、2014年11月に礒崎総理補佐官に総務省局長が呼び出され、TBSサンデーモーニングを狙い撃ちにした「政治的公平」の解釈づくりを強要され、山田総理秘書官らの反対も空しく、安倍総理の「ゴーサイン」の下に高市大臣の15年5月の国会答弁に至るまでの経緯が纏められている。
礒崎総理補佐官による解釈作成の強要の「第4R」の記録文書。 総務省が苦し紛れに作成した(できるはずもない)たった一つの番組だけで政治的公平の違反となる事例について、「極端すぎて応用が利かない」などと、よりテレビ局に委縮効果、取締り効果があるものへと要求されている。
放送法解釈の改変は、2015年1月に礒崎総理補佐官が自ら執筆した解釈文書によって強要されている。 この礒崎案が殆どそのまま、後の高市大臣答弁となっている。 礒崎氏の秘書官は、「補佐官は、今回の件で総務省が補佐官の意に沿う形では回答しずらいことは理解されており」などと発言している。
2015年の放送法解釈が違法であることの決定的証拠。 礒崎氏が突き付けた解釈案に対して、総務省は「ある政治見解の番組後に、他の政治見解の番組を放送すれば、政治的公平違反にならない」などとその違法性を懸命に意見書で訴えている。 しかし、この意見書に礒崎氏は「激高」したとされている。
礒崎氏の強要による放送法解釈は1月29日に総務省との議論を終えた。 この2月17日文書では、総務省局長の新解釈の放送事業者への「効き過ぎる可能性」について、礒崎氏は「そりゃ効くだろう」と述べている。 そして、予算審議等への影響を避ける国会答弁のタイミングを「総理と相談する」としている。
高市大臣が「ねつ造でなければ議員辞職する」とした文書には、実は、「この答弁は苦しいのではないか」「本当にやるの?」「これから安保法制とかやるのに大丈夫か」「民放との全面戦争になるのでは」といった高市氏の新解釈への不安の声が記録されている。 こんな手の込んだねつ造がある訳がない。
2015年2月17日に総務省出身の山田総理秘書官は、礒崎氏の放送法の新解釈を以下のように反対。 「放送法の根幹に関わる話」 「今回の話は変なヤクザに絡まれたって話ではないか」 「どこのメディアも委縮するだろう。言論弾圧ではないか」 「総務省も、本気でこの案件を総理に入れるつもりなのか」
山田総理秘書官を頼みに総務省は、礒崎氏の放送法の新解釈案を潰すための対応方針を策定している。 「やらないほうが良い旨を安倍総理にご進言頂く」 「メディア担当の菅官房長官とも十分なご相談が必要である旨ご発言頂く」 これは総務省も望まない違法な解釈であることの核心的証拠と言える。
放送法の新解釈が決定された安倍総理レク。 安倍総理による主導が記録されている。 「政治的公平の観点で、現在の放送番組にはおかしいものがある」 「(一つの)極端な例(だけで政治的公平を)ダメだというのは良いのではないか」 「正すべきは正す」 「予算委ではなく総務委での総務大臣答弁で」
2015年2月24日、礒崎氏は「この件は俺と総理が二人で決める話」と述べている。 これは放送法の私物化に他ならない。 また、菅官房長官に相談しておく提案に対し、「俺の顔をつぶすようなことになれば、ただじゃ済まないぞ。首が飛ぶぞ。もうここに来ることができないからな。」と官僚を恫喝している。
2015年の放送法の新解釈はTBSサンデーモーニングを狙い撃ちにしたものだったことを示す礒崎総理補佐官の発言。 「(安倍総理が)今はサンデーモーニングに問題意識を持っている」 「あんなのが放送番組として成り立つのがおかしい」「とにかくサンデーモーニング」 「けしからん番組は取り締まる」
総務省内部文書によって明らかになった2015年の放送法解釈の改変は、言論報道の自由を最高権力者が露骨に侵害した事件として、本来ならばあらゆる立場を超えて全てのマスコミが批判の声をあげなければならない。 しかし3/3読売朝刊には内部文書の報道が全くなかった。 何を考えているのだろうか。。
当時、この礒崎氏の「極端な場合であれば、一つの番組だけで政治的公平違反を判断できる」という主張は放送法違反(※)であるとの総務省の意見書が提出された。 しかし、礒崎氏はこれに「激高」することによって退けた。 ※例えば、極端の後に別の方向の極端な番組を放送すれば全体として公平となる twitter.com/isozaki_yousuk…
実は、予算委にNHK会長を通告してましたが、時間切れで質問できませんでした。 NHKは言論報道機関として自らの調査報道で、放送への権力介入を許す解釈改変の真実を明らかにしなければなりません。 それをしない限り、政府与党に身を売った放送局として国民に受信料を徴収する資格はありません。 twitter.com/AfYjpB3h5Hp0n6…
この礒﨑氏のツイートは、総務省内部文書のTBSサンデーモーニングを狙い撃ちにした礒﨑氏の放送法の解釈改変と整合している。 気に入らない番組を取り締まるために権力者が放送の法制度を私物化するのは、ロシアなどの専制国家の常套手段です。 twitter.com/isozaki_yousuk…
3月3日の予算委以降に、総務省の複数名の現職官僚の方から応援のお電話を頂きました。 文書を「ねつ造」呼ばわりした高市大臣への批判はもちろん、今も総務省でエース課長として働く職員などが作成した文書を「正確性や作成経緯が不明」などと批判する松本総務大臣を許せないといった声を頂きました。
新たな内部告発の声も頂いています。 twitter.com/konishihiroyuk…