オイカワ丸(@oikawamaru)さんの人気ツイート(古い順)

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環境教育という名目で達者で暮らせよ~!と子供たちが野外に放流した生物の多くはかなり即死に近い可能性が高い。環境にも悪いし命も大事にしていないので問題があると私は常々申しているのです。環境教育でもっとも大事なのは、すでにそこにたくさんの生き物が暮らしているということを知ることです。
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子供たちがただ川に入ってそこにいる生き物を捕まえることが良い環境教育になる、とつぶやき続けているのは単なる妄想ではなくて、この12年ずっとそういうことをしてきて、アンケートなどを見ても十分な手ごたえを感じてるからです。例えばこんな(4年生。この回は何故か博士に異常な関心が・・)
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侵略的な外来種のうち、直接的に健康被害を出すような種の厄介なところは、これまで数千年にわたって築いてきた「その地域での自然との付き合い方」を根本的に壊してしまう可能性があるからなんですよね。環境省がヒアリ対策を特にがんばっているのもその点。日常をすべてひっくり返してしまう。
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これは実は食文化とも関連のあるところで、よそから持ってきた何かを放流した際に、人間に害のある外来の寄生虫も一緒に放流してしまうと、これまで生で食べられるはずだったものが食べられなくなってしまう、みたなことも起こり得るわけです。だから外来種対策は我々の社会づくりの上で重要なのです。
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例えばこの個体は久留米市の池でみつかった外来種ワニガメですが、私はこんな生き物が水中にいるという前提では調査を行ってないわけです。幸いまだ定着していませんが、こうした生き物が定着したら、川遊びの仕方なんかも全然違ったものになってしまうわけです。
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これまで我々は安易に放流しすぎましたし、ペットや植物の野外への遺棄も気軽に行いすぎていました。転換が必要です。
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水産庁様は水産資源が生物多様性の恵みであるという事実をきちんと理解して欲しい。生態系の再生にも取り組んで欲しいし、外来種対策もきちんとして欲しい。何より生態学を学んでほしい。新進気鋭の若手生態学者を講師として呼んでの職員研修をすべきではないだろうか。
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生物が減りすぎて各所でぶつかっている。そしてその生物が減る根本となっている人類の営為はまったく改善されていない。今年もこれからたくさんの生物生産場が河川改修や圃場整備に伴って破壊されていく。するなという話ではなく、21世紀の人類としてやり方を改善していくべきだ、ということです。
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生物多様性ピタゴラスイッチ良いですね。 A案 もっと海藻売りたい!→海藻干しに邪魔な鳥駆除→糞の減少→栄養不足→海藻激減 B案 もっと魚売りたい!→魚捕りに邪魔なサメ駆除→青海亀増加→海藻食い荒らし→藻場減少→魚激減 ピタ ゴラ スイッッ チ ※すべてフィクションです。 twitter.com/ulaken/status/…
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今飼っているなら飼育を続けて欲しい、決して野外に捨てないで欲しい、ということがもっとも重要なメッセージ。今回の特定外来生物指定は、ここが一番重要です!「命を大切にする」というのはどういうことか、この動画を見て多くの人に考えてもらいたいです。 twitter.com/Kankyo_Jpn/sta…
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ちなみに筑後川のアユ遡上量のデータがこちらになります。今年も筑後川流域の河川改修や圃場整備は、これまでと同じようなやり方で続きます。つまりもっと減ると予想されます。そして減るのはアユだけではないのです。公共事業のやり方を転換する必要があります。 twitter.com/wormanago/stat…
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知らない人もいるかもしれないので繰り返しつぶやきますけど、ブラックバス含む特定外来生物の無許可での放流・飼育・生きたままの運搬は罰金や禁固刑もついてくる「犯罪」です。反社会的行為です。 twitter.com/TaigaYodo/stat…
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ついでに解説しますと、来年度以降に新たに特定外来生物に指定される予定のアメリカザリガニとアカミミガメについては、飼育と生きたままの運搬は可能、放流や売買のみ犯罪という形になる方向です。なのでこれら2種は別枠。飼育し続けることは可能です。遺棄は犯罪です。覚えておきましょう。
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おおー・・・最近のことであるとしたら目を疑ってしまう斬新な動画・・・。環境教育としてしているのであれば、今後はぜひとも方針転換をお願いしたいです。子供たちに身近な生き物に触れあってもらいたいという思いは大事です。 twitter.com/gmbsdsh06/stat…
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これは良い記事。霞堤によって被る農家さんの被害、ここを社会で共有しないことには流域治水が進みません。 twitter.com/asahi/status/1…
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「湿地帯が増えると蚊が増える」というのはある意味事実ですが、蚊にも色々と種類があって日本で感染症を媒介するリスクの高い蚊は捕食者に弱く、ヤゴやゲンゴロウが豊富な良好な湿地帯では少数派です。感染症対策としては、捕食者がいないようなごく身近の小さな水たまりをなくすことがまず重要です。
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竹藪に無限に蚊がいるのも、あの無限にある竹筒の中の小さな水たまりが、蚊の幼虫であるボウフラたちにとっては食物豊富・捕食者皆無の極楽浄土だからです。もう乱痴気騒ぎです。写真は調査中に見かけた竹筒系の湿地帯です。大量のボウフラがいました。
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主催者が答えて謝罪してくれているので、この先の活動が良いものになるよう応援したいです。幸い取り返しがつくパターンだと思います(恐らくすでにアメリカザリガニがいる地域なので)。今後が大事です。子供たちが身近な湿地帯生物と触れ合う機会としての良い環境教育を、つくっていって欲しいです。 twitter.com/asahicom/statu…
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ほんの少し前までは川に汚水流し放題で都市の川とか洗剤の泡だらけだったのが現在はこれほどまでに改善したわけですので、生物多様性や外来種についての問題もこの先改善していくだろうと期待しています。ただ一つ重要なのは川の水は元に戻せるけど、絶滅したり交雑した種は元に戻せないことです。
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水産業と農業は我々の食物を生産してくれる非常に重要な産業であるが、というか無ければ死ぬが、生物多様性に配慮せずに水産業や農業を推進するとやっぱり食べ物が無くなって、というかあらゆる社会基盤を失って、死ぬのである。したがって農林水産省様には全力で方針転換してがんばってもらいたい。
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これももう少し丁寧な言い方をする必要がありまして、耕作放棄地でも生物多様性が豊かな場合はあります。適切な攪乱を維持して生物多様性を保全できていたのがこれまでの耕作地で、一方で、農業生産のみを追求した近代的な整備や管理をされると耕作地でも生物多様性が低下する場合があります。 twitter.com/oshou_uo/statu…
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今からでも遅くはないので、山と川と水路と干潟と、たくさんあるけど、ぜんぶ再生する必要があります。生物が増える場づくりを本気で進めないと、本当に食べ物がなくなります。握り寿司も和食も関連する文化も全滅です。生物多様性を保全・再生する方向に、すべての公共工事を転換する必要があります。 twitter.com/yanagawamaruma…
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みんなもっと本物を追求すべきです。江戸前寿司というからには江戸前の食材中心で、玄界灘の海の幸というなら玄界灘で獲れた魚介類中心で、こだわるべきなのです。それを売りにするなら、それを生み出す場を、湿地帯を、きちんと保全・再生すべきなのです。それは山も川も水路も干潟もということです。
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生物は絶滅さえしていなければ適切な場があれば増えます。だから遅くはないのです。あきらめずに今からでも始めればよいのです。それなのに壊してる場合ではないのです。この冬も、我々の税金を使って、たくさんの生物を生み出す貴重な湿地帯が、破壊されていきます。多くの人に考えて欲しい問題です。
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ついに!ヤフオクにおいて、野外採集されたレッドリスト掲載種の取引を停止というのは大きな出来事。売る場がなければ乱獲されない生物は多くいます。またこれにより情報を出しながら保全しやすくなる場所も増えるのではないでしょうか。企業としてのこの判断、高く評価したいです。 twitter.com/SciKotz/status…