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この護岸は危ない。もっと生物にも人にも優しい護岸にしなくてはいけない。ドジョウを捕りに出かけた方が亡くなるのは悲しいです。 /ドジョウ捕りに出かけ男性死亡 用水路で流されたか(テレビ朝日系(ANN))
#Yahooニュース
news.yahoo.co.jp/articles/069b8…
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人為的な生物の移動は基本的に生物多様性に悪影響を与える、という知識は持っておいた方が良いですね。特に生物を扱う人は。基本的には移動しない、という前提で色々な問題を解決するという意識、視点が重要です。
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人間の命や社会の継続が最優先だから生物多様性の保全は後回しになる、という考え方はまだまだ根強いのですが、人間の命や社会の継続が最優先だからこそ、生物多様性の保全はあらゆる課題と同時に、場合によっては優先的に、進めなければならないのです。
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これはひどい。個人的な見解を表明することは自由だけど、社会的な方針に反する見解を新聞等影響力のあるメディアがそのまま宣伝してはいけない。覚醒剤使うのは問題ない、みたいな絵本を紹介できますか。国の出している「外来種被害防止行動計画」をきちんと読んで勉強してほしい。 twitter.com/shizushin/stat…
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「外来種は自然が失われた都会の片隅で我慢強く生きている」→間違い。自然豊かな環境に侵入した外来種のふるまいを見たことがないのでしょうか。
「駆除しても在来種が戻ってくるとは考えにくい」→間違い。侵略的な外来種を駆除すれば在来種が戻ってくることがほとんど。
勉強不足で経験不足。
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駆除される外来種がかわいそう、なんて、そうした事業に関わっている人はみんな思っていることです。それでもなんで対策しないといけないのか、国の方針として対策しないといけないことになっているのか、そこを学ぶところからがスタートです。勉強あるのみです。
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この協議の「専門家」って、餌となる生物の専門家も当然入っているんですよね。餌場となる湿地帯の再生がもっとも重要だし、もっとそこを表に出してくれないと、合意形成できない。 / 国の特別天然記念物「トキ」 佐渡市以外の放鳥候補地決定へ | NHK www3.nhk.or.jp/news/html/2022…
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トキの放鳥事業については、「外来種問題」の観点からあれこれ言うのはそもそも誤りです。でも他の問題があります。という思うところを以前にブログに書いたので再度つぶやいておきます。 oikawamaru.hatenablog.com/entry/2022/05/…
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「楽しい湿地帯ビオトープ!」みたいな本を書きたいな。生物多様性保全につながる小さな湿地ビオトープの作り方、基本知識、正しい考え方を解説したい。湿地ビオトープつくってるツイッタ上の皆さんのご自慢の湿地帯を取材して紹介したい。
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都内でカナヘビが希少とかいうニュースが出るとネットで購入した西日本のカナヘビを放流するおじさんが現れるんじゃないかと心配するくらいには辛い思いを重ねています。
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遺伝的攪乱を招く無秩序な放流はただの環境破壊。カナヘビの事情を無視した暴力。場を再生して、その場のカナヘビが自力で増える状況をつくることが真の環境保全であり、カナヘビの事情を尊重した優しいやり方なのです。 twitter.com/oikawamaru/sta…
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もう一つ、外来種を駆除すると在来種が増えるという研究論文、の解説記事。宮城県の伊豆沼・内沼では、駆除により特定外来生物オオクチバスの個体数を減らしたところ、在来種を中心に他の魚種が劇的に増えた。 fish-water.jpn.org/release211115.…
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だから侵略的な外来種の駆除は生物多様性保全に大きく貢献するし、根絶できなくても(つまり低密度管理)意味はあるのです。外来種駆除しても意味ないということはないし、根絶できないから意味ないということもありません。
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これは見事な治水。絶対にあふれない治水はあり得ないということが昨今の災害で明らかになったこと。その前提の上でいかに人の命を守るか、いかに失う財産を減らすか、というのが流域治水の考え方。なのでこの記事は「霞堤が機能して町の水没を防ぎました!」と報道しないといけません。 twitter.com/asahi_photo/st…
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それで重要なのは水田所有者の引き受けた損害、これをきちんと社会で補償する仕組みが必要ということです。ここで氾濫したことで、下流での氾濫が防げたかもしれません。
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無許可でブラックバスを生きたまま運んで放流することは犯罪だから、お友達がそういうことをしようとしていたら止めるんだぞ!
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「外来種は本当に悪者なのか?」と言っている人がもっとも外来種が悪者かもしれないと思っている説。
外来種は悪者じゃありません。ただし侵略的な外来種には害があります。
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そして、侵略的な外来種の問題を人間に当てはめようとする人は、ただの差別主義者です。差別はやめよう。
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のんびりとした絶滅危惧種たちが絶滅しないよう応援しないといけない。私は慌てたアマミノクロウサギが脚を滑らせて転んだのを見たことがあります。 twitter.com/BushDo_JP/stat…
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本当にそうだと思います。治水ダムはうまくはまれば通常の大雨での氾濫は防げます。しかしそのせいでかつて危険とされた場所に家がたつことがあります。すると規格外の大雨の際に大被害が生じるのです。したがって国交省が流域治水を提言しているのです。これは人命最優先の治水対策の成功事例です。 twitter.com/Kumagawa_River…
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さらに言えば、ここで「完璧にあふれない治水」をすると、下流であふれます。下流には川沿いに町もありますので、人命を優先するならどこであふれさせるかという治水になります。もちろん氾濫を引き受けてくれた水田に対する復旧や補償は、公的に手厚い支援を行うべきなのは言うまでもありません。
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何故産地の偽装が起こるのか。根本的に国内のアサリが激減していることが理由です。干潟の埋め立てはここしばらくそれほど進んではいません。つまりそこに連なる山地、河川、水路の生物多様性が劣化し続けていることが原因です。一つ一つの絶滅危惧種を守ることは、アサリを増やすことにつながります。 twitter.com/hakuo416/statu…
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これまで同様の思考停止した圃場整備、河川改修を続けていては、多くの生物多様性の恵みを失います。これは我が国の社会存続のための基盤を失うことでもあります。どうかせめて公共事業は、生物多様性を再生する方向に切り替えて欲しいです。一石二鳥、三鳥のやり方は必ずありますから。
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アサリのような「超普通種」が各地でいなくなっているという超異常事態、多くの人にそのことを正面から認識してもらいたいです。場が悪くなっていればいくら放流しても禁漁しても増えません。解決策は場の再生です。その場は干潟だけではありません。すべての生態系と生物はつながっています。