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ロシアの博士からドジョウ新種記載論文についてメールが来た。褒められた。科学、研究に国は関係ないのだ。本当にずっとそうあって欲しい。
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某議員の「何が問題か分からない」とか信じられない発言でしたが釈明も意味不明。最後には「誤解を招いたのであれば申し訳ない」でごまかす展開なのでしょうね。こういう態度は本当に問題だと思いますよ。世の中が悪くなります。まともな見識がなくまともな議論ができない議員には退場してもらいたい。
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生物多様性が損なわれるとお金持ちしか生物多様性の恵みを得られなくなる。だからSDGsの基盤に生物多様性の保全があるわけです。生物多様性の保全は金持ちの道楽ではないのであります。 twitter.com/ganyujapan/sta…
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オオウミガラス、ステラーカイギュウ、ドードーなど絶滅した話はどれも悲しすぎるし、でも日本でもニホンアシカ、ニホンオオカミ、ニホンカワウソなどなど、結果としてしてきたことは大して変わらない。同じようなことは二度と繰り返したくないものです。
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千石正一先生がよく言われていたという絶滅危惧種を守る意義の話。生物を飛行機のネジに例えて、1つ2つ抜けても飛行機は飛ぶけど、それが10個、100個、1000個となればやがて墜落するでしょう、という話。絶滅危惧種の保全は他人事ではないのですよ。社会全体で取り組まないといけないことです。
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絶滅危惧種のタナゴやドジョウが滅ぶのを放置して、アサリやハマグリやウナギがこれまで通りに採れ続けるなんて都合の良いことはないのです。
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前にお勉強してそんなことを考えた時のブログです。筑後川では遡上するアユもモクズガニも激減しています。有明海ではガザミもクルマエビも放流しても増えません。禁漁しているアゲマキも増えません。それでも河川や水路の改修が、生物に無配慮に、どんどん進んでいます。 oikawamaru.hatenablog.com/entry/2022/05/…
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違法な密漁はほんとどんどん取り締まって欲しい。ニュース見て気になったけど、もう「放流しても増えない」段階に入ってるんじゃないかと心配。流域の生物多様性の破壊が積み重なってついに干潟にも出ているんでは。本当に生物多様性が壊れてしまったら、禁漁しても増えなくなるのです。類例は多い。
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日本の水産行政は全体的に、そもそも水産業が生物多様性が保全・再生されないと成り立たない産業である、という大前提に対する意識が低すぎると思います。もちろんその点をよく理解して奮闘している職員がいることも知っていますが。大元の水産庁様が強くその点を示していかないといけないと思います。
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放流するばかりで全然魚介類を増やしてくれない水産行政に色々と疑問を持っています。同時並行して自然産卵個体群を大きく増やすような取り組みも、国交省とかと協議して進めてみてはどうでしょうか。
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無人の里山で機械が永遠に草刈りをして美しい里山風景を維持し生物多様性を保全し野生動物との緩衝地帯を維持する。21世紀感ある。
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ちなみにお糸池は10年ほど前の一時期、放流されたコイが成長して水が濁ってガシャモクが激減したのですが、そのコイを全匹投網で捕獲してその危機を救ったのは何を隠そう、この私なのです・・ twitter.com/kame___suke/st…
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局地的に良くなっている部分はあるとしても、生物多様性は全体として危機的であり続けている。日本でも地域的な生物の絶滅は続いている。本当に強く方針を転換しないと、我々の絶滅にもつながっていくでしょう。アサリが採れなくなった、イカナゴがいなくなったという「事実」に鈍感ではいけない。
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維持管理が大変だからコンクリート!除草剤!というのは一理あるけどそうすると生物資源を失ってしまう。というところで期待しているのがやはり機械。科学に基づく技術の発展が人類には必要であります。土手や川に生き物がたくさんいることは寿司ネタの多様性維持や貝汁の安定供給につながります。 twitter.com/mizube_tomiyam…
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環境省様は水産庁様ときちんと協議して、コイの放流をすべきではない場合、まあ仕方ない場合、きちんと整理して国民に示すべきでしょう。私は庭園でニシキゴイを観賞するのもコイを食べるのも好きですが、生物多様性豊かな湿地帯にコイが放たれるのは問題ありと考えます。これらは矛盾しません。
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今日お見せしたヒメガムシ動画。健全なエコトーンにはおびただしい数の湿地帯生物がいます。そんなエコトーンを埋めたりコンクリート張りにしてこれらの湿地帯生物をゼロにする、ということを我々は何十年も続けているわけです。そうするとやがてどうなるのだろうか、ということを考えるのが重要です。
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これは良い記事なので、外来種問題に興味ある人に読んでみて欲しいですね / 想像以上だった生態系クラッシュ──「水辺の外来種のラスボス」アメリカザリガニとの終わりなき戦い(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)
#Yahooニュース
news.yahoo.co.jp/articles/4ef39…
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この100年ほどの間に日本列島から失われた生物多様性は本当に凄まじいものです。取り戻せない生物もありますが、まだ守るべき生物はいるし、がんばれば再生できます。そしてここでがんばらなければもっと失います。がんばりどころでがんばりたいものです。これは我々の社会の持続のためでもあります。
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チョウザメのような大回遊を行う大型魚の保全は難しい。ちなみに日本でも環境省レッドリストで絶滅した魚類3種のうちの1種がチョウザメ。ゴールデンカムイにもチョウザメが出てきてましたね。ほんの100年ほど前までは、北海道のいくつかの川に、あんな大魚が群れをなして遡上してきていたのです。 twitter.com/WWFJapan/statu…
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治水は必要。氾濫で命を落とす人をゼロにすることを目指さなくてはいけない。一方で、この方は老舗ウナギ屋さんだけど、治水一辺倒ではウナギはいなくなってしまう。現実にそうなりつつある。治水と生物多様性保全の両立を、今後は、目指す必要があると思うのです。/
yomiuri.co.jp/local/kyushu/n…
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どど動画ァ!日本産のキイロネクイハムシが生きて水中を歩いている・・・素晴らしすぎる・・・・ /「絶滅」昆虫が びわ湖で生息していた|NHK 関西のニュース www3.nhk.or.jp/kansai-news/20…
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ようするに、一度飼育栽培をはじめた生物は基本的に野外に放ってはならない、というシンプルな話です。
その前提の上で、色々と、人為的な導入が生物多様性保全につながる例外や問題にならない例外もあるよということです。
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例えば漁業をしやすくするためにサメを駆除したらアオウミガメが増えて藻場を食い荒らして魚が減って漁業が立ち行かなくなってしまうという仮説。生物多様性の保全という観点から解決策を考えていかないといけない。
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農林水産行政は今後ほんとに生物多様性保全のこと正面からとらえて政策にきちんと組み込んでいかないと、一次産業がめためたになってしまうんではないかと思う。いつまでもおいしい農産物、水産物を食べ続けるためにも、生物多様性保全が必要ということ。希少種の保全も外来種の対策も必要ということ。
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絶滅危惧種っていうけどたくさんいますね~ということを言われたりすることもあるのですけど、生息地にはたくさんいても、その生息地がその地域で最後の1か所だったりすることがあるので、その場で多いか少ないかだけでは希少性の判断はできないのです。ここはテストに出ます。