石井光太(@kotaism)さんの人気ツイート(古い順)

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尼崎の事件、本気で疲れる。これほど疲れる取材も珍しい。住民によれば、似たようなDVがあちらこちらであったり、「あそこのおばちゃんは殺されたけど心筋梗塞で片付けらえたで」とか、「向こうのおばちゃんは、息子に首絞めたで」とか。今回の事件は「氷山の一角だ」そうな。。。
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日本の貧しい土地で起こる犯罪が悲しいのは、お年寄りが圧倒的に多く、町が滅びていくギリギリのところで共食いをした末に起きているからなんだよな。海外でも同じような地域はあるけど、子供の数がものすごく多くてはじけるようなパワーにあふれているから希望を持てる。
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尼崎の事件で重要なのは、事件の経緯ではなく、なぜ物事があそこまで絡み合って十年以上も暴力が見過ごされてきたのかということ。ここにこそ「現代の問題の核心」がある。北九州監禁殺人事件とは意味合いがまったく違うし、洗脳云々ではない。今の日本を象徴するような現代的な事件。
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尼崎事件のニュースを見て思う。なぜメディアは被害者や周辺の住民が警察に通報できなかったことを問題視しないのか。角田グループに庭でホースで水攻めにされていたり、顔の形が変わるほどの暴行を受けているのを見たり、監禁小屋から逃げ出したのになぜ警察に訴えることができなかったのか。(続く)
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それは警察への不信感があるからだ。生保の金の強奪のために暴行死させられ、医者が適当に「心筋梗塞」という死亡診断書を書き、警察が「医者がこう書いているから運がないね」と片づける。そうしたことの積み重ねで、住民は警察を頼れない。そもそも町の長だって暴力団だ。(続く)
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メディアは警察の情報を右から左に流すばかりだからこうしたことを報じない。そして、若い茉莉子と瑠衣のことばかり報じて角田のマインドコントロールが起こした事件という。しかし、僕は町全体が「マインドコントロール」されているということを問題視しない限り事件は解けないと思う。
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まぁ、町全体がマインドコントロールにある背景を考えようとすると、日本の貧困問題、九州・沖縄からの出稼ぎ問題、朝鮮人部落などの差別問題などを明らかにしなければならない。それに二の足を踏んで立ち入らたがらないのはわかるが、ならば報道の役割とは何なのだろう?
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角田の写真が違うというのは写真が公表された時から言われていたことだった。角田のことを知っている人はみんな「あの写真は違う」と言っていた。が、和服の本人が名乗り出なかったので各社はつかいつづけた。で、このニュース。なんだかなー→47news.jp/CN/201210/CN20…
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現在、釜石の「その後」について取材中。ご遺族に話を聞いて回っているが、イタコのような「おがみ屋」に行っている方があまりに多く、驚いている。未だに行方不明の犠牲者に対して「どこで眠っているのか」と尋ねるためにおがみ屋を頼ったり。今のところ話を聞いたうちの8割が一度は行っている。
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『遺体』の映画版の予告編が公開されています。ご覧ください。youtube.com/watch?v=nkjdyN… 以下の映画HPでも予告編は見られます。 reunion-movie.jp
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体罰で自殺か。教師が悪いのは確かだけど、裏が見えてこない。前に「夫婦が子供を虐待死」とあったけど、調べてみたら夫婦が二人とも知的障害者だった。一つの事実も、裏からみると物事がまた違うように見える。体罰事件はともかくとしても、善悪の二元論で見ると大切なものを見失ってしまう。
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何年か前、女子大生が「海外の話を聞かせろ」とやってきた。生意気な子でチョップしてやろうかと思ったほどだ。そんな彼女に「アフリカ行け」とたきつけたら本当に就職せずに行ってしまった。で、今日たまたま彼女の活動を見つけた。少女よ、頑張れ~。readyfor.jp/projects/Rwiz_…
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体罰が話題になっている。大がかりなものなら、全柔連はもちろん、女子柔道の取材記者だってみんな見聞きしていたはず。なのに、問題が発覚した瞬間に「自分は知らなかった」とばかりに誰かに責任を押し付ける。記者には体罰論を書くより、これまで体罰を記事にしなかった理由を書いてほしいもんだ。
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高校生の都市伝説は発想が鋭くていい。昨日カフェで本を読んでいたら、隣の女子高生が「浜崎あゆみは整形で目を大きくしすぎたせいで、握手を求めてきたファンに『頑張れ』と肩を叩かれた拍子に目ん玉が飛び出してしまった。それ以来ファンとの交友をやめたみたい」と真剣に話していた。いい発想だ。
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「遺体」(主演西田敏行)の映画が明日から公開です。原作のルポルタージュを書いた僕としては、モデルになった方々やご遺族に「本や映画として残してくれてありがとう」と言われたことが一番の安堵でした。映画の収益は全額被災地に寄付されます。 reunion-movie.jp
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東日本大震災から2年。以前、僕のブログで、『遺体』(新潮社)に登場する、津波で亡くなった赤ちゃんのお父さんから連絡を頂いたことを書きました。(kotaism.livedoor.biz/archives/2011-…)そのお父さんのことが毎日新聞に載っています→mainichi.jp/feature/201103…
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新潮社の校閲は、あいかわらず凄い。 小説の描写でただ「まぶしいほどの月光」と書いただけで、校正の際に「OK 現実の2012、6/9も満月と下弦の間」とメモがくる。 このプロ意識! だからここと仕事をしたいと思うんだよなー。
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新潮社の校閲がすごいとツイートをしたら大きな反応があって驚いた。その校閲部にいる方が書いた本がこちら(amazon.co.jp/%E6%BC%A2%E5%A…)。こういう本を書ける方が社員としているんですね。目次とプロフがスゴイ(shinchosha.co.jp/book/610253/
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尾田栄一郎氏の「少年達の2週間がどれ程長いか承知してます」という言葉に大いに気づかされた。小学生の頃、好きな漫画やテレビ番組が2週空くなんていわれたら愕然としたものだ。でも、彼はこの感覚で漫画を描いていたんだなー。 - Y!ニュース headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130524-…
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昨年12月に美代子が自殺した途端に各社は取材から撤退。NHK一社だけ10人近い記者に取材させつづけた。NHKの体力と執念はすごい。某君、お疲れ様! @nhk_n_sp 尼崎殺人死体遺棄事件 Nスペ未解決事件ファイル 明日9日夜9時からnhk.jp/special
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今夜9時からNHKで尼崎殺人遺体遺棄事件の放送が行われる。12月に美代子が自殺した途端、NHK以外はほぼすべて取材から撤退。理由は(1)関係者がほぼ全員逮捕されるか殺されるかしており取材が事実上困難。(2)裁判で容疑者が「死人に口なし」とばかりに美代子のせいにするのは明確。→
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(3)美代子の顔写真を間違えたことで各社取材がしにくくなって及び腰になっていた。(4)地域性のようなことに言及しなければ事件はわかりにくいのだが、それをやると差別になりかねない。(5)美代子の写真や肉声などが一切手に入らない。など。→
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実際、僕もこの事件を当初から取材していたけど、ありえないぐらい困難だった。唯一つづけていたNHKも「ドラマ仕立てのドキュメンタリーにしなければ到底成立しない」というのが本音だったんじゃないかな。実際放送までこぎつけられるか微妙ななかやり続けていたぐらいだから。
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すごい調べてる。取材の裏を知ってる身からすれば驚くぐらい。けど、それぞれの家族が抱えていた問題、地域の問題、個人の問題などの真実を描かなければ、なぜこんな異常事態に発展したのか、なにも知らない視聴者にはわかりにくいかもね。けどテレビでは難しいだろうな。
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「<はだしのゲン>貸し出し禁止要請「描写過激」」のニュースには驚いた。「過激なシーンを判断の付かない小中学生が自由に持ち出して見るのは不適切」って言っているらしいけど、子供たちにその判断をしっかりとつけさせるのが教育の役割だろ。話にならない。