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「国運のV字回復」にはがんばってもこれからたぶん30年くらいかかります。でも、「国運の衰退」の末路は後10年もあれば(早ければ5年で)結果が見えます。多くの有権者は無意識のうちに「自分の目の黒いうちに日本の末路を見届けたい」と思っている。 twitter.com/mt3678mt/statu…
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一つは報道の自由度が低い(71位)こと。直接的な検閲や弾圧のせいというより、メディア自身が忖度と自己規制で権力におもねって「いい思い」をしようとしている。もう一つは「知性徳性において国政を議する資格があるとは思えない人たち」がぞろぞろ議員になっている「衆愚政治」度が高いこと。
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教育の受益者は「社会全体」であると考えるか、「教育を受けた個人」であると考える、この原理的対立は公教育制度導入の最初期から続いています。「個人」であると考えるなら「受益者負担」の原則に基づき、教育制度に公的支出をすることはできなくなる。一部国民への利益供与にあたるからです。 twitter.com/keizotakao/sta…
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菅、岸田の二人はこの成功体験を間近に見て、「国民の支持を当てにしない。野党の要望に応じない」というスタイルを模倣すれば国民は恐れ入って権力者を仰ぎ見るようになると信じて、そうしました。そして失敗した。次の自民党総裁はおそらく「寛容と忍耐」を掲げて登場することになるでしょう。
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「で、みなさんにご相談なんですけど、どれがいいと思いますか?」「いや、本音は(3)なんだけれど、それいま公言するとやばいでしょ」「やっぱ(2)が無難じゃないですか。これまでもけっこう成功率高いし」「ですね。じゃ、『バカのふり』ということで衆議一決しましたので周知方よろしく」
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東アジア諸国との人材確保の競争において日本はすでに大きく出遅れています。韓国や中国や台湾も人口減と高齢化でアジアアフリカからの「人集め」に工夫を凝らしています。日本政府は何もしていない。何もしていないという病識さえない。 twitter.com/JICRochelle/st…
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白井さんとの対談ゲラで「維新は加速主義政党」という話をしているところを読んでいました。「資本主義がこの先どこまで衰退するのか、結果を早送りで見たい」という欲望に駆動されて「資本主義の暴走を加速する政治勢力」に加担するのが加速主義です。「資本主義」を「日本」に置き換えると維新です。
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自分が聖書を完全に理解していると思っている人に向かった時に「このテクストはいったい人間に何を教えようとしているのか?」とじたばた思量している人はまったく歯が立たないということを骨身にしみて経験しました。
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ロシアもいよいよ「末期的」になってきました。 twitter.com/gloomynews/sta…
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各政党のみなさん、子どもたちに「バカでもちょっと知名度があると議員になれるところが民主政の最大の欠点だ」と思われているんですよ。候補者選定に際してもうすこし「知性」とか「徳性」とか配慮しませんか?
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「維新行政になって公務員や教員を厳しく縛る『職員基本条例』『教育基本条例』ができ、首長が教育目標に関与するようになってからずっと、教師は委縮し、学校現場は疲弊してきた。」 twitter.com/MatsumotohaJim…
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これからの政局の見通しについては、保守新党(自民党からの分派者と国民民主党と立憲民主党の一部に連合がくっつく)の立ち上げが焦点になるでしょうと予測しました。おそらく永田町ではもう観測気球が上がっているはずです。
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今の日本の教育行政は「学校教育の受益者は社会全体である」という前提に立っていません。だから、これだけ教育研究が衰退している。「奨学金制度があると銀行の学資ローンの借り手が減る。これは民業圧迫だ」と言って育英会を潰した連中がまだ政策決定しているのですから。
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「分派(dissident)」は語義的には「異論を唱える人・反対者」ですから、制度改革を訴えたのが松竹さん一人でも、これを「分派」と呼ぶことは可能かも知れません。でも、松竹さんは「党内での透明性の高い対話」を求めたのであって、党を割ることなんか求めていません。news.yahoo.co.jp/articles/503b7…
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政府は「万全を期す」というのは「万全であればいいな」という主観的願望のことであって、「万全である」という客観的な保証のことではないと言い逃れるつもりでしょう。そういう言い訳の文言をあらかじめ仕込んでいるような人たちにリスクの高いテクノロジーの管理を決して委ねるべきではありません。
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「ドイツは反省した」とよく言われますけれど、それは西ドイツの話。東ドイツは「戦勝国」でしたから東西統一というのは、ナチスの戦争犯罪について「一切責任はない。反省することなど何もない」という公式立場をとる人たちを国民に迎え入れたということでした。
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兵器産業がロビイストや議員を使って株価維持のために軍事テクノロジーの進化を妨害するということがアメリカでは起こり得ます。彼らを慰撫して、軍のアップデートを進めるためには「兵器の不良在庫の整理」と「大型固定基地の管理コストの外部化」が必要になります。「じゃ、日本に押し付けるか」。
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あのですね、百歩譲って国葬がプライベートなお葬式みたいなものだとしても、喪主側の人間が「来ないやつを罵倒する」ような言葉を発したら、ふつうはもののわかった人が「ばかやろう。仏の前で何騒いでやがるんだ。静かに送ってやらんかい」と𠮟りつけると思いますよ。ふつうは。
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アメリカはかなり壊れて来てるようです。ペロシ氏を襲った男をペロシ議長は国民の敵として描く陰謀論にはまっており、ネット上では大統領選は盗まれた、アウシュヴィッツにガス室はなかった、学校の教師たちは生徒をトランスジェンダーに誘い込んでいると主張していました。 twitter.com/nytimes/status…
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「共産主義」が定義可能である限り「反共主義」というイデオロギーはあり得ます。でも、「反日主義」はあり得ない。「オレ」と「日本」を同定する論理的な回路が存在しないからです。だから「反日」はいわばイデオロギー的「間投詞」として罵倒にしか使えない。
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ギリシャ、クロアチア、スロベニアは枢軸国に支配されていました。ブルガリアとフィンランドは枢軸国。ファシスト政権だけれど中立だったポルトガルを除く9位までが全て枢軸国側で敗戦を経験した国でした。共通する傷は「敗けて国力が衰微し過ぎて反省する余力がなかった」ということでしょう。
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前にある県職員の方がマイナンバー制度導入のときに「その作業のあまりの虚しさに疲弊し果てた」と泣訴するのを伺いました。マイナンバー、インボイスについては日本中で何十万人もの公務員が政府に「呪い」を飛ばしていることでしょう。政府のみなさん、呪いを侮っているとひどい目に遭いますよ。
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バンコクオンラインの課題は「民主主義のよいところ・悪いところ」です。よいところは機会の平等。悪いところは多数の専横・衆愚政治。昔はこんなこと言う中高生はあまりいなかったと思いますが、いまは中高生でも「民主政の欠点はバカがえらくなれるところ」と書いてくる時代となりました。😵💫
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信濃毎日の連載も書きました。「高齢者の集団自決」は「督戦隊」的マインドの人が思いつく「秘策」です。「戦わない人間は殺す」と脅せば戦うようになるという発想ですけれど、歴史が教えているのは「督戦隊が偉そうにしている軍隊」は最弱だったということです。当たり前ですよね。
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共同通信のインタビューだん。安倍元首相の死から一年を総括するという趣旨です。顧みると、安倍晋三という政治家が(妄想的なものでしたが)「日本はかくあるべき」という明確な国家ビジョンを持ち、深刻な対米コンプレックスを病んでいたことがよくわかります。それが多くの日本人の琴線に触れた。