奇書が読みたいアライさん(@SF70687131)さんの人気ツイート(リツイート順)

仙厓展に行ってきたのだが、牛若丸vs弁慶が良過ぎたので見てなのだw
kindleに繰り返し登録されては削除されてる謎の本「ひきこもりの手記」がヤバいのだ! 虐待やいじめを経て病んだ殺人鬼による偏執狂的暗黒手記。酒鬼薔薇な前書き、高圧的だったり拙かったりドストエフスキー風だったり分裂気味の本文と、瘴気が凄い 殺人教唆を含むせいか長く残らなそうなのだ……
映像研には「キヌ六」をアニメ化してもらいたいのだ 練りこまれたサイバーパンク設定、BLAME!やブレードランナーもかくやのクールなビジュアル、血みどろハイスピードバトルで送る、最強幼女・キヌ&サイボーグ少女・六のSFアクション逃避行 全2巻で得られる漫画体験では最高峰の隠れた名作なのだ〜!
かの北斎漫画を現代に蘇らせた京都の老舗版元・芸艸堂が手掛ける豆本シリーズは贈り物にもぴったりなのだ 所有欲そそりまくりの手のひらサイズ和綴じ本で、北斎、光琳、暁斎がずらり。印刷の色合いがまた絶にして妙! アライさんのイチ押しはヒョンとした筆遣いがかわいすぎる『鳥獣略画式』なのだ~
【booth通販再開のお知らせ】 『奇書が読みたいアライさんの変な本ガイド』 (フルカラー116頁/1500円) 奇書イさんが3年間に渡って紹介したやばい本428冊を集成した決定版ブックガイド、再入荷! 毎回瞬殺ですみません!今度はいっぱい刷ったのだ!! kisyo-arai.booth.pm/items/4303023 #booth_pm
最近教えてもらった、 「もしも磯野波平がフランシス・ベーコンのコレクターだったら」 ってコンセプトの連作絵画『I氏コレクション』、異物感だらけの磯野家に脳がぐんにゃりして最高なのだww これ本にまとまってるのかな……ユアサエボシさんという方!
乙女な君にはとってもガーリーな『ずっとお城で暮らしてる』がおすすめ⭐︎ 家族全員が皆殺しにされた家に住む姉妹。村人の迫害に遭いながらも純真な妹メアリの語りは、いつしか騙りの疑惑が混じり── 有象無象底なしの悪意と行間豊かな文学の奥行き。タイトルの印象とは裏腹の静かなる魔書なのだ…
【お知らせ】 noteに今まで紹介してきた本のまとめページを作ってみたのだ! 本探しの手助けになれば幸いなのだ(^^) 今後は半月〜1ヶ月を目処にゆるゆる更新予定 沢山の方にご反応頂いていつもありがとなのだ!いつまで続くか解らないけどコンゴトモヨロシクなのだ〜(^^) note.mu/kisyo_arai
ムーン・フーン氏という建築家が描く奇妙な街のドローイングに一目惚れしちゃったのだ…… どこか出版社様……何卒…本に……
ゼロ年代にカルト人気を博したライター・荒川工の超短編集『こいにねがいし』が電子書籍刊行したのだ 恋と、願いと、死にまつわる100の超短編は、ホラーと恋愛要素多めの絶品揃い。どこか少女マンガ的でリリカルな切なさが宿る行間を凝視めてほしいのだ! 隙間時間で読めてお値段100円なのでぜひ〜
『村の奇譚 里の遺風』は静かなる民俗学名著なのだ 目的不明の石室の秘密、贋金を作る山奥の村、サンカの現在、軒先に猿の手を吊るす地域、数千の墓が並ぶ町 考察のロマンと失われゆくものの哀しさを兼ね添えた極上エッセイは、小説を軽く凌駕する面白さ!足を使って集めた迫力の奇譚集。資料にも〜
悪魔図鑑も沢山あるが、永遠のクラシック「地獄の辞典」を紐解きたいのだ 1818年に蒐集された悪魔迷信伝承の数々(日本からも狐や天狗が登場)は、誤りも多いが胸キュン必至! そして本文以上に魅力的なのがブルトンによる銅版細密画の悪魔たち。後のレメゲトンにも採られた禍々しい御姿に惚れるのだ〜
和製クトゥルーのベストには「弧の増殖」を推したいのだ 巨石建造群とメガサーバ施設を擁する街、囁かれる都市伝説と連続殺人事件… カサカサと恐怖が忍び寄る前半の不気味さと、後半に顕現する圧巻の地獄絵図は、国産ホラー全体を見渡しても随一!重鎮・朝松健ならではの、貫禄と狂気の名作なのだ〜
過去作ほとんどプレミア価格、伝説のカルト漫画家・逆柱いみりの名作「はたらくかっぱ」が今月末復刊するのだ! 氏の作品はどれも、不思議な風景を巡るだけの行きて帰りし物語。とびきり奇妙でどこか侘びた作品世界にトリップしたら、二度と帰ってこれないのだ 本作は特に読み易くておすすめなのだ〜
今日はラブクラフトの誕生日! 「クトゥルー神話ってどこから入っていいか分からない…」って話よく聞くが、今なら断然星海社「クトゥルーの呼び声」がおすすめなのだ〜 読み易くも雰囲気満点、安心の新訳で復活するコズミックホラー。そして「窓に!窓に!」とかは旧訳のまま!(真っ先に確認したw)
とにかく面白いホラー教えて!と言われたら「抒情的恐怖群」を挙げてるのだ 食人、妖怪、ゾンビ、座敷牢、忌み地…白黒に血の赤だけが映える、暗黒文学香る短編集。微かに塗した郷愁と、祝詞のようなリズム感の銘文が、ゴシック幻想の迷宮へ誘うのだ 流行とは真逆だが、怪談文芸の"芸"の極地なのだ〜
スレイヤーズの「あとがきで作者とキャラが対話」は90年代オタク文化の徒花として取り上げられるが、 ブギーポップの「あとがきで自己対話&洋楽BGM」もなかなか……なかなかなのだ(大好きだが)
やべえSFといえば「ドクター・アダー」なのだ 娼婦に性倒錯者向け肉体欠損手術を施す技術でロス暗黒街に君臨する外科医アダーと、新興宗教団体の戦いを巡るグロテスクな物語 飛び交うSF造語と内蔵の山はまるでサイボーグのはらわた。元祖サイバーパンクながら過激すぎて刊行が10年遅れた劇薬なのだ〜
そういえばいまswitchでセールしてる「死印」ってホラーゲーム、今日び清々しいほどクラシカルなエログロ怪奇趣味全開で、アライさんが紹介するような本が好きな人には刺さるはず……よかったら是非なのだ(^^)
HELLO WORLDの原作者による「野﨑まど劇場」は最強のラノベ奇書なのだ 将棋解説、西部劇、ヤクザ、八百万の神……どうかしてる活字表現とギャグが荒れ狂う衝撃のコント集。奥付からカバー下までぎっしり詰まったネタ密度は狂気すら感じるのだw アライさんはヒッグス粒子で茶を点てる話が好きなのだ〜
「闇の自己啓発」早速読んでるが面白いのだ ビジネス書ぽい題名とは裏腹に、ニックランド、伊藤計劃、沙耶の唄、海猫沢めろん、シオラン、ウェルベック、若おかみは小学生まで、ビビッドなカルチャーと尖った言論が交わる刺激的な読書会記録 思想的距離感はキープしててご安心。邪悪なWIREDなのだ〜
今日はちょっぴり社会主義気分だなって日は「ソビエトデザイン」でキメたいのだ 低品質ながら実用性とデザイン性が同居するキッチュな製品の数々から、ソ連の生活を読み解く珍しい一冊 ソ連崩壊は思想的ユートピアが物質的豊かさに敗北したとも取れるが、グッズは意外にもときめきに溢れてるのだ〜!
夏の食欲不振は、ダリが描いた異形の料理本「Die Diners mit Gala」で乗り切るのだ 一流レストラン監修!食べることの快楽を徹底的に追求した!と豪語するダリに「お、おう…」としか言えなくなるシュールレアリズムグルメの数々 洋書のみでお高いが、詳細なレシピ(?!)もついてお買得!欲しいのだ〜
ま、魔道具……
「連射王」は死滅した2D縦スクロールシューティングが題材の小説なのだ 少年がSTGに出逢い己を賭ける物語は、シューターの生き様通りにストイック。苦難の果てに光を見出す完全無欠の青春譚なのだ! かつて修行僧のように向き合うゲーム文化があったこと、東方や押切蓮介に添えて思い出したいのだ〜