ゼロ年代にカルト人気を博したライター・荒川工の超短編集『こいにねがいし』が電子書籍刊行したのだ 恋と、願いと、死にまつわる100の超短編は、ホラーと恋愛要素多めの絶品揃い。どこか少女マンガ的でリリカルな切なさが宿る行間を凝視めてほしいのだ! 隙間時間で読めてお値段100円なのでぜひ〜
有名人の机汚いコンテストやりたいのだw 坂口安吾 スティーブ・ジョブズ 尾田栄一郎 冨樫義博
これちょっと流行ってるけど、廃棄本や加工用と分かっていてもしんどいのだ……
ポメラニアンがぶち切れてる写真集出してほしいのだ……
物寂しい秋の夜には『東京日記』をおすすめしたいのだ ビート文学を代表するもピストル自殺したブローディガンが、東京で過ごした日々を綴った晩年の詩集 短文ながら寂しさとおかしさが結晶したぼやきの数々は、しんと静かな場所へ連れて行ってくれるチルな読書体験。超読み易くて超良い本なのだ〜!
【低気圧の夜にそっと送る、アライさん的メンタルがダメなときおすすめしたい本3選】 ①マインドフルネスストレス低減法 ②幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない ③自信がもてない人のための心理学
仕事後はゆるふわ禅画こと仙厓義梵の筆に触れて和むのだ 江戸時代の禅僧ながら、2枚目「きゃふんと鳴く犬」をはじめ時代性を超越まくった脱力感で定期的にブームを起こす愛され和尚 『仙厓BEST100 ART BOX』がおすすめ。コアな音楽ファン的は異形の引き算ハードコアバンド・54-71のジャケ絵のあれ!
『いずれすべては海の中に』最新&最高のSF短編集だったのだ 右腕の意識が高速道路に繋がった男(としか説明しようがないw)、鯨を運転してアメリカ横断、並行世界の作者が一堂に介するなか起きた殺人事件… 奇想と喪失感をブレンドした静謐な余韻はJGバラードにも通じそう。憎たらしいほど巧い!
10月に出るBE-PALの付録、要らないけどめっちゃ欲しいのだw
『チ。』はどんな小説より台詞が良いので、言葉に食らいたい方は是非なのだ……
一話数秒!アライさん的・超短編小説おすすめ4選 一行怪談 挫折を経て、猫は丸くなった。 100文字SF 世界は蜜でみたされる (解説はツリーで)
歌集や句集って余白を買うんだと思うのだ 「幾何学の町に麺麭買ふ髭をとこπの算術今日咲き継がせてよ」 って窮屈なTwitterで見るのと、大胆に配置された紙本で読むのでは印象がぜんぜん違う 短い創作はかんたんに消費できてしまうけれど、気に入ったことばを見つけたら本で読んでみてほしいのだ(^^)
ユングが遺した伝説の本『赤の書』がお値段42000円で買えるのだ ペルソナが登場する元型論や夢分析でおなじみ精神医学の父だが、晩年は降霊会、UFO研究、錬金術にハマったアレな人w彼が16年間つけ続けた日記は、自身の幻覚体験を含む強烈な幻視! ちなみに黒の書もあるのだ~。多分ニーアの元ネタ!
乙女な君にはとってもガーリーな『ずっとお城で暮らしてる』がおすすめ⭐︎ 家族全員が皆殺しにされた家に住む姉妹。村人の迫害に遭いながらも純真な妹メアリの語りは、いつしか騙りの疑惑が混じり── 有象無象底なしの悪意と行間豊かな文学の奥行き。タイトルの印象とは裏腹の静かなる魔書なのだ…
『紙の民』は奇書版百年の孤独と言いたい静かなる傑作 紙でできた登場人物たちと、上空から見下ろす土星(=作者)との戦争を軸に、無数のメタを内包した短いパラグラフが降り積もる幻想年代史 トリッキーなタイポグラフィが最高!難解すぎず上品な余韻を残す「ちゃんと面白い本」なので、寝物語にも👍
からすのパンやさんが多角経営に乗り出してたの、知らなかったのだ……
『モーヴ色のあめふる』で8月を涼しく過ごすのだ 「人がすぐ死ぬこの世をうたいながら、ただよっていきたい」と語る響き通りの、青く幻想的な短歌集。小説レベルの奥行きで詠まれる月、惑星、四季、祈りの美しさたるや! 感性が鈍った時や汚い言葉で荒んだ時、こころを調律できるバイブルなのだ〜
次世代ラノベ奇書には『おにぎりスタッバー』を推すのだ 改行だらけのなろう系を嘲笑うかのごとくギッチギチに詰まった思考垂れ流し文体(でも超読み易い)!人を選びそうな粗筋から二転三転、きっちり伝奇&しっかり青春、鮮やかなラストに落とす謎の剛腕! 西尾維新以来の文体魔術師なのだ〜(なのか)
円城塔版ゴジラ入荷したのだ〜(^^) 冒頭からめんどくさくて最高……! ゴジラS.P、アニメも混じりっ気なしの円城塔100%で、理解が追いつかないのに超面白い大傑作!ネトフリの民はおすすめ!!
クトゥルー重要文献ながら稀覯本の『黄衣の王』は電書版がおすすめ 精神を蝕む魔書を縦糸に、病んだ軍人のキ◯ガイ主観ワールド、石化剤をめぐる悲劇、地獄のオルガン弾き、黄の印と、ゴシック薫る品の良い狂気がずらり コズミックホラー前夜に生まれた出色の大傑作!異次元からのサインに慄くのだ〜
『夏のルール』で特殊な思い出を作るのだ 去年の夏、ぼくが学んだこと。ガラス瓶を落っことさないこと。裏のドアを開けっぱなしたまま寝ないこと。せっかくの計画を台無しにしないこと── 小さい人と大きい人に捧ぐ、ショーン・タン史上最高にドリーミーでノスタルジックな兄弟奇景巡り。絶品!
入院中で絶食だが『おあげさん』で心の飢えを満たすのだ 油揚げが好きすぎて29本ものエッセイを綴ってしまった偏愛文学。内田百閒が愛した油揚げ、高橋由一が絵画に描いた油揚げ、油揚げカレー、きつね丼… 江戸〜昭和の情緒がじゅわっと染みた銘文!アライさんは豆狸のわさびいなりが好きなのだ〜
ひと夏の(恐怖)体験で大人になりたい貴方へ―― アライさん的、知る人ぞ知るホラー4選
もうすぐ出る、ネコチャンになってサイバーパンク都市をうろつく『STRAY』ってゲーム、めっちゃやりたいのだ……