雨 滴 堂(@Utekido)さんの人気ツイート(いいね順)

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同僚の好青年氏、普段から「うちは家事シェアしてるのに妻がキレる」と困り顔をしておられるのだが、先ほど業務中に突然オフィスの冷蔵庫を開けたかと思ったら、所有者不明の期限切れ食品を次々に出して「ダメになってましたよ」と笑顔でなぜかわたしに渡してくれた。問題の在処を垣間見てしまった気分
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英語で赤点を取っては「さすがキコク」と先生に笑われた。部活に入らないことで、知らない生徒からは「ずるいのはダメだよ」と忠告された。学校が終われば急いで電車を乗り継ぎ、姉の入院先で愚痴を聞いた。終電で誰もいない家に帰る道々、台湾の歌手のカセットテープを聴くのだけが安らぎだった
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男も女も、ないのです。足掻くしかない中で、疲れて帰って来る愛する人のために、寝不足の心身に鞭打って、初陣の混乱を掻い潜り、赤子の投げたあらゆる物を拾い、泣くのを宥めつつ一品多く作るのです。しかし“協力方法を具体的に示されていない夫”は、言うのです。「母親ならもっとうまくやれない?」
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上司「お子の体調不良で休むのは仕方ないと思う」 わたし「ホントスイマセン」 上司「でも数時間なら置いて出て来られるのではとも思う」 わたし「それドンピシャネグレクトでかなり命が危険です」 上司「そうなのか。だから休むのか」 一つ一つ解説が必要な段階(聞く耳は持ってくれてるのが幸い)
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さて。ちょっと放っておけば落命してしまう脆い命を、二人の宝物を、大切な我が子を、なんとか手探りで生かして育てている女性にとって、この言葉は圧倒的にひとごとだというのが、おわかりいただけるでしょうか。
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我が子は温かい食事が出てくるのを当たり前だと思っている。汚れた衣類が翌日にはきれいになっているのも、柔らかいベッドで眠れるのも、欲しいおもちゃを手に入れて愛でるのも、いつ殴られるかと怯えずに過ごすのも、あまりに当たり前すぎて、きっと疑ったことがない。それらが脆いものだと知らない。
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我が子が泣いてる時に「子が泣いてるよ」と目の前のパートナーに報告だけする生き物の生態をこそサイエンスZEROとか地球ドラマチックとかでやってほしいんだけど
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ただ妊娠と出産の苦しみを経験するのは女性のみですので、男性はこの時、無力を理由に傍観者となるか、意欲的に苦痛の緩和に知恵をしぼり行動する戦友となるかは選べます。
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【補記】お読みいただきありがとうございました。ここまでの連ツイはnoteにまとめて載っけたのでよろしければご覧くださいませませ 自由のアイスクリーム、塩分を添えて|雨滴堂=Utekido= @Utekido #note note.com/utekido2019/n/…
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子どもを死なせないのはすごいことだという現実を折に触れ思い出したい [読売新聞2020.8.6]
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産後は『妻の豹変』『妻の劣化』ばかり取り沙汰されがちだけれど、『夫の豹変』『夫の無能化』についても研究や分析されたらなと思う。生存バイアスに邪魔されて、一部にしか無いことにされている現象の一つではないかという気がする
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子育て褒めてくれる人ありがとう わたしはこんなことばっかり考えてます 孤立しやすい現代日本の子育てシーンに「あったらいいな」、ワンオペ育児に関わり隊…
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この得手不得手に男女差はなく、「女だから上手いはず」という思い込みも無意味なら、「男だからわからなくても仕方ない」といった言い訳も無意味です。育児は実践あるのみです。
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「孕ませたい」というそれだけの欲のために知的障害のある女性と結婚して多産DVする男も少なくない、というのはシェルターで知り病院勤務で痛感した。地獄は身近に被虐児の数だけ存在する。穏やかで健全な家庭なんか夢のまた夢という子どもたちのことを、本気で救う気あるのかな。ねえんだろうな、国。
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こんな寒い晩の赤ちゃんの夜泣きにも頑張って応じて世話してるのに「俺は早いんだぞ明日も仕事なんだぞ母親なら早く泣き止ませろ」とか言われて寒空の下に出て悲しく切迫しながら抱っこユラユラで歩いてる各位へ 平日になったら、産後の訪問で来てくれたあの人に電話してそのまま伝えてみましょうかね
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わたしの書いた相談内容が自動で転記され、《内容から直接ご来院いただくべきと判断しました。初回カウンセリングは8万円、2回目以降は1回10万円…》と営業の文言が続いていた。その返信を最初に見たのはわたしではなく母だった。「家族のあることないこと人に告げ口して、恥かかせて…」と殴られた。
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あなたはこれまでの20年の人生の中で、なんとなく、子育ては女がするものであり、男は協力する程度のものだというイメージを作り上げてきたのかなと感じました。 日本にそういう男性はわりと多く、夫であり父である彼らの当事者感覚の欠落とお客様感覚は、長年多くの女性を追い詰めています。
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立ち去る人への寄せ書きに『早く結婚して元気な赤ちゃんをたくさん産んでください』って書いちゃう人の育ってきた環境、触れてきたコンテンツ、読まなかった本、考えてこなかった問題のことなどを想う
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初めて痴漢に遭ったとき、わたしはそれが『痴漢』というものだなんてまったく認識しなかった。満員電車で背後の誰かが制服のスカートをめくりパンツに手を突っ込み股間を撫でてきた、その一連の恥知らずな動作は、わたしの持つ語彙では『侵襲』以外のなにものでもなかった
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寝たきりになってしまった姉と、姉の治療方法を探る父、姉の進学や勉強についてあちこち調べて回る母、姉の介護に忙しいわたし。わが家は家の体をなしながらも家として機能していなかった。 ある夜インターホンが鳴った。出てみるとトレーナーにズボンというシンプルないでたちの女性が微笑んでいた。
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特筆すべき支援を必要としない子でも、生まれて5年間くらいに起こるすべての業務を事前にあらかじめ想定し分担しておくのはとても無理で、その場その場で考える瞬発力と対応力が求められるのは、非常時さながらです。
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「3月で学校卒業して家族のために稼がなきゃいけないのに風俗以外受かってなくて、家族は代案を出してくれる訳でもなく『決めるのはお前だ』って態度だし」みたいな状況の未成年者さん、家族のために稼がなくていいからとりあえず病院行こう。ソーシャルワーカーのいる大きい病院に飛び込もう。お願い
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《朗報》親や祖父母、兄弟姉妹などの同居家族が暴れる・殴ってくる・逸脱した言動をするといった場合、今後18・19歳の人も成人として医療保護入院に同意できます。家族の暴挙に苦しんでいたら迷わず警察か精神科病院へ連絡してみてください※それ以下の年齢の方は自分が保護される方向で助かりましょう
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いつか、ダブルスーツさんが誰かと、子どもをなしましょうとなった際、相手の彼女はすでに子どもを育てた経験を持っている前提でしょうか。どこかで出産育児を何度か経験した上で、あなたと子をなすのでしょうか。彼女の方が子育てについて理解が深いというのは、一体どういう理由からでしょうか。
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しかし現実に、多くの男女は自分たちの初めての子どもをなす際に、経験の無さにおいて平等でしょう。男性にとっても女性にとっても、初めてだらけの世界です。妊娠という未知の体験、出産という未知の恐怖、一度も会ったことさえない自分たちの赤ちゃんという未知の生き物。