雨 滴 堂(@Utekido)さんの人気ツイート(いいね順)

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児相に電話しても「まだ手をあげていないなら」「精神科へ行け」と言われるじゃないですか。 もうだめだ、親失格だ、手放すから無事に育ってくれと願ったところで、「赤ちゃん引き取ります」なんて福祉は言わない。そもそも新生児の母親に「一晩眠る」という選択肢があれば殺すまで追い詰められない
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赤子は無力で力強い混沌ですから、育てる側はどうしたって“我慢して疲れる”ことになりますが、サービス提供者側の自覚も保護者の自覚もない人は、我慢も疲れもごめんだというわけなので、ここに齟齬が生じ、負荷の高さを分かち合える相手がいるはずだった前提が覆され、妻は絶望に突き落とされます。
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『私も母親に育てられました。父親はアルコホリック。母親と一緒に暴力から逃げた』 朝の話題ではないなと思ったが、互いの傷のためにも聞くべきと感じた。彼は続けた。 『勉強して、学位を取って、就職して、ちゃんとすればするほど言われた。お父様の教えが素晴らしいんだねって。それが悔しかった。
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それをパートナーと乗り越えていこうという気概、そのための準備、共に育てましょうねという同意を拠り所に妊娠を継続し、長期の苦痛を経て出産に至るかと思います。「産後、パートナーの無理解に嘆くつもり」で妊娠・出産という大ダメージを被る事業に手を出す人は多数派ではないでしょう。
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わたしはこれからもそういう意図で、はからずも苦労の渦中に放り込まれた誰かに向けて、海に小瓶を流すように呟くつもりでいます。「残念な過去と残念な家族は変わらずとも、あなたの未来は選択で変えられますよ」と。 少しは「産まなきゃいいのでは?」への回答になりましたでしょうか。 以上です。
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「世界一可愛いお顔を見せてくれてありがとう」(ギュムー 「いつでも見せてあげるよ〜」 自分史上初の和平状態、ひるむ
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「育児を放棄してもいいから命だけは奪うな」という意見は現場を知ってたら言えない。メインの監護者が育児を5分でも放棄したら赤ちゃんは死ぬ。育児を放棄することが殺すことに直結する。安全に託せる相手がいたら「育児を休み休み続ける」という選択肢も生まれる、でもそれができないから事件になる
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お風呂に入っても自分の頭を洗う暇もない、目を瞑ったら子が危ないから体だけサッと流して終える、それを何日も続ける、頭が痒くて仕方なくなってくる、でも笑顔を作っている、腕には常に10キロ近い重みがかかっている、胸を吸われるままに吸われている、泣きたくなってくる、そんな母たちを想っている
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子どもがあまりにたびたび布団をはぐから、肩まで掛けながら「なんで寒いのにお布団はいじゃうの…」とついボヤいたところ、「ママが掛けてくれるのが好きなの」とウフウフ目を細められました。なるほど。……なるほど。
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なにゆえかプチバズりぬ
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介護は大変です。家の中で人が人を何年も介護し続けるのは困難です。社会の支援と介入、福祉の拡充が必要です。 子育ては大変です。家の中で人が赤子を死なせず育て上げるのは困難です。社会の支援と介入、福祉の拡充が必要です。 大変さを甘く見たことで失われてきた命から、学ぶべきことがあります。
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『クレバーな子ですね。お父さんがクレバーなのかな。お父さんは学者かな?』 わたしは「この子にはわたしだけです」と答えた。「父親はいません」。彼は、ああ、としぼり出すような声を出した。 それぞれ子どもたちをクラスの先生に託して外に出た。『余計なことを言ってすいません』と彼は詫びた。
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支援センターにお勤めの方には大変申し訳ないですが、実際問題として「今すぐ助けが必要」と訴えた時に「では面談のご予約を」と答えるフローが組み込まれている限り、この設問の母子は助かる前に諦める可能性が高いです。支援センターにSOSはよっぽどなので、よっぽどと捉えていただけると嬉しいです
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虐待サバイバーが自身の受けた虐待を子に繰り返すことなく連鎖の最後となり全身全霊の愛と持てる全ての工数を子に注ぎ込んで子どもを慈しみ育てていても、ニュースにはならない。でもそうやって、手持ちの愛ゼロどころかマイナスから始めて、血を吐く思いで尽力している人がいるのもまた事実。
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子どもがどうしても佐野ラーメン食べたいと言って佐野ラーメンのお店に行った。具は入れないでと強く主張し、麺のみラーメンを作ってもらったのにひとくちで満腹に。わたしは辛味噌ラーメンと素ラーメンを完食。お会計で詫びたらマスターが「千円に収めましょう!」と子どもの分を破格割引してくれて。
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はい「支援センター」ありがとうございます、正答のひとつですね。そして「泣きながら」と書いておられるココ大事ですね。緊迫感ないとリアクションが「大変ですね、予約してくださいね」になります。 A. 泣きながら支援センターに電話して今すぐ赤子を預けたいので方法を教えてくださいと訴える twitter.com/dakara1013/sta…
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片っ端から作ってみて ちゃんと美味しく作れても 子はことごとく食べなくて 大きくなり 言葉を得て言うには 《白いごはん以外 要らなかった》 《匂いも色も いやだった》 《口になんか 入れたくなかった》 《白いごはんだけ 出してほしかった》 なるほど さようならレシピ本たち 正解がない時もある
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また子どもを産むことは一人で望んで叶うことでもなく、人間は単性生殖でもなく、子どもの保護者は基本的に二人以上いて然るべきとされるところ、保護者になりきれない人(多くの場合で夫)がその実すくなくないという現実問題があります。
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この瞬間、すさまじい負の感情が芽生えたにもかかわらず、それを抱えたまま我慢して生きそして老いたのがかつての女性たちであり、わたしたちはそれを嘆きの伝聞として知っています。昔は反撃も逃走も今ほど自由にならなかったことでしょう。
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子どもが1歳の冬、普段と違う声と表情で激しく泣き出した。土曜の夜だった。なにをしても泣き止まず、3時間経ったところで#8000 を経て、大学病院に繋がった。電話口で「まだ赤ちゃんでしょ、気分転換させたら泣き止みますよ。色々工夫してみて」と言われた。 twitter.com/er_ihara/statu…
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(1ツイ目だけ拡散されるとわたしのネット上の命が危ない)
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切迫する現在の責任を、過去の本人の選択に見いだすのは、冒頭述べたように技術的にはとても簡単に問題をないことにする方法です。しかし問題はすでに生じ、過去は変わらず、人間も容易には変わりません。視野が狭まるほどの悲しみと落胆の中にあっても、未来が残っていることだけは確実な事実であり、
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その問題を見ず、母親の嘆きにだけ焦点を当てれば、「嘆くくらいならなんで生んだの?(産まなければいいのに)」という発想が生まれるのも仕方のないことでしょう。 しかし大半の初産において、妊娠者は「子を育てることの負荷の高さ」を漠然と想像しこそすれ、
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本当に申し訳ございません。わたしはむしろ子どもに詫びる。一寸先が闇の日々、子どもはそんなこととも知らず楽しく無邪気に遊んでいる。どこまで逃げ切れるだろうか。この子を大人にできるだろうか。考えれば不安に絡め取られるから、言葉に託して、放流する。さよなら不安。おはよう、現実。
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でも今は、かつてよりは多少、女性の人権の扱いもマシになり、服従以外の選択肢もある時代になりつつあるとわたしは見ます。それはひとえに先人たちのおかげです。死なずとも殺さずとも、離婚することで『駄目な夫』から離れる選択肢が残されています(実現可能かどうかは個別の状況によりますが)。