Hiroshi Watanabe(@Hiroshi99857672)さんの人気ツイート(リツイート順)

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以前授業でディスカッションの場があったんだけど、そのテーマが「成果主義が一般的でない米国社会で成果主義を普及させるには」で、米国人同級生は「それは米国では無理だよね...」などと皆頭を抱えており、「米国は成果主義の国」という固定観念を日本で植え付けられた私は一人で大混乱していた。
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「米国上位大は入学が簡単で卒業が困難」というのは近年全く間違いな印象で、入学は合格率5%未満で死ぬほど困難で宝くじ状態な反面、入学後は「大丈夫?ストレス溜まってない?授業ついていけてる??セラピー用に学内にアルパカ連れてきたよ!何でも相談してね!!」と唐突に怒濤の過保護が始まる。
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コロナの授業で強調された話。 「『その道の専門家』以外が発信するコロナ関連の意見は全て疑え。 たとえ発信者が他業界で偉業を成し遂げていても、誰もが認める天才でも、隣接分野の専門家でも、『この分野』については素人。 公衆衛生はハードコアサイエンスだ。素人が分析できる領域ではない」
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コーチングの授業で強調されたのは「アドバイスはするな」 他人からのアドバイスのほとんどは、実は役に立っていない。 相談者が自分で解決策に気づくしかない。 その為には、指導者/メンターは 傾聴 明確化・パラフレーズ 疑問点に対する質問 似たような経験のシェア(notアドバイス) に徹する。
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ある授業で、教授に物凄く熱心にアピールしまくった結果、入試も受けず何なら願書すら未提出なのにハーバードロースクールに合格した学生が過去に1人いたとの話が出た時、私は「え、ズルい」と思ったが、周りの米国人の反応は「素晴らしい熱意だ、見習わなければ!」で、根本的な文化の違いを感じた。
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キャリア論の授業で刺さった話。 「一分野で上位1%に入るのは才能が必要だが、複数分野で上位30%になるのは凡人も可能だ。そしてその複数を掛け合わせて繋ぐように動くと、競合がいない領域で容易に一番になれる。凡人が才能溢れる者に勝利するためには、キャリアを複数分野の掛け合わせで構築しろ」
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授業で出たValveという会社が凄い。 社員300人以上なのに「階級化は創造性を壊す」から社員は一切階級なし。上司ゼロ完全フラット。職種問わず皆やりたい業務に好き勝手従事。他社員の評価のみで給料決定。 これで推定時価総額4000億円・社員あたり売上はGAFA以上。 組織のあり方を再考させられる
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日本で長らく慣れ親しんだ℃表示を離れて米国で「93℉てなんや...」って悪戦苦闘してる留学生の皆さん、華氏から摂氏への変換は魔法のように驚くほど簡単で覚えやすい!! ℉温度からまず32を引いて、それから5を掛けて最後に9で割るだけ!!
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衝撃的なことに、UCLAやバークレー擁するカリフォルニア大学の受験でペーパーテスト(SAT)が完全廃止の流れ。 「テストは、十分準備できる金持ちや特定人種等ばかりが高得点で、恵まれない人々に差別的」らしい。 テスト一切なしで十分に受験学力が測れるのか、興味深い。 edition.cnn.com/2020/09/01/us/…
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「Stanford e-Japan」とかいう最強の講座の存在を初めて知った。 スタンフォード主催の「完全英語」「無料」の高校生用講座。 日本時間に合わせたライブWeb授業。 修了時Certificate授与。 高成績者は現地へ招待。 8月15日迄に要出願。 周りの高校生に是非お伝え下さい。 spice.fsi.stanford.edu/fellowship/sta…
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手書きノートテイクとPCノートテイク、後者の方が圧倒的に大量の情報メモれるし、後者が断然良いよね。手書きとか時代錯誤。 ....とか思ってたら、2014年のUCLA等の研究は、 「手書きとPCのノートテイキングでは、手書きの方がPCの2倍以上、人は話し手の会話内容を記憶できる」 ことを明らかにした
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授業で出たこの研究は考えさせられた。 「革新的なアイデアを一番初めに市場投入した企業のうち、後の競争の勝者はたった『9%』。しかも65%は完全に敗北。 イノベーターは大概、同じアイデアの後発企業に敗れ去る。 苦心して新アイデアを生み出すより、それに追随する方が圧倒的に成功率が高い。」
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スタンフォードでMBAを取るのに要する費用は4000万円位まで上がっており学生は巨額の借金漬けの者も多いが、反面、卒業後の新卒年収も平均2800万円程に上昇しており、周囲は「学生時に借金しまくって卒業後にガッツリ稼いですぐ返す」というスタンスで、ここでは大学教育は発想が完全に投資である。
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コロナによりWebライブ授業に完全移行したスタンフォード大学。 Web授業ではポケモンのコスプレをする者、ビーチやスキー場から授業に出席する者、唐突に腹筋を始める者、チャット欄でなぞなぞを出し合う者などが続出するも、そんな彼らも議論には大真面目に参加しており、カオスとはまさにこのこと
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昔交渉の授業で教授から留学生に向けられた「米国は交渉が文化基盤だ。ダメ元で責任者を探し相手を怒らせない態度でネゴれ。君らの国で無理な場合もここは交渉余地がある」との言葉を忠実に実践したら、学費免除を倍増できたり飛行機に遅れたのに搭乗できたりしており、交渉社会ぶりを実感している。
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組織論の授業にて。 「『自分でやる方が早いから』と、周りに仕事を振れない人は、考えを改めろ。 自分の仕事を『自分でやる方が早い』のは当然。 辛抱強く振り続けて初めて、次第に周りが教育され、貴方一人では到底不可能な仕事が可能になる。 意義ある仕事をしたいなら、無理にでも人に振れ」
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米国では学歴フィルターはさも当然のように様々な場所に存在しており、しかも修士以上がほぼ必須の職も多く、最難関大の学部を出て経歴もピカピカの知人が米国で転職を希望した際に、学部卒との理由でそもそも応募すら出来なかった例もあり、日本社会の方が随分と学歴に関しては寛容だと感じる。
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スタンフォードのアジア系米国人学生、幼少期から死ぬほど勉強・習い事・慈善活動・留学・スポーツや芸術に全方位で打ち込んでいて、皆人生を逆算したような全く隙が無い経歴を必死で作り上げており、超学歴社会である米国の競争の激しさが伝わってくると共に、幸せの意義について考えさせられる。
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授業で今日学んだのは、「内省」のもたらす劇的な効果。 HBSの研究によると 「1日15分だけ明確に時間を作り『自分がその日に学んだこと』をしっかり振り返ると、それだけで業務パフォーマンスが10日後に23%も向上」 誰でも簡単に通勤/ジム/風呂等の隙間時間にタダ&短時間ででき、費用対効果最高。
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本校のゲーム理論の教授の研究対象はマッチングアプリで、彼によるとそこではプロフ盛りが蔓延し、相手は「どうせ盛ってるでしょ」と考えるので、内容が割り引かれるのを前提に皆プロフを盛らざるを得ず、やがて真実を載せる者はいなくなるとか言ってて、最高の頭脳で一体何を研究してんだと思った。
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プレゼンの授業にて。 「ジョブズは誰もが認めるプレゼンの天才だが、彼は、 プレゼンの数週間も前から入念な準備を行い、 最低でも丸々2日ほどを準備だけに充て、 スライドから何から全てを逐一詳細に確認していた。 彼から何か学ぶなら、表層的なテクニックでなく、彼の『努力と準備』を学べ。」
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読書家で博識な友人に読書習慣化の秘訣を聞いたら、「良さげな本は全て買い、少し読んで微妙なら容赦なく次にいく。これを繰り返して面白いと思える本だけ読む。面白い本さえ発見できれば永遠に読み続けられる。本は安い。ケチるな」と言われてその後実践しているが、これマジで無限に読書ができる。
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ここの学部生の話だと、最近の本校などは入試合格率が4%のようで、時給5万円の受験カウンセラーに無限課金し、その指南の下アフリカで慈善活動したり論文書いたり留学したりして履歴書を盛り、成績も全Aを維持してやっと戦いの土俵に立てる程度らしく、恐らくAO入試が極まるとこんな世界が実現する。
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コロナ関連で採られた政策を見ていると、時々「なぜ個々では皆優秀なはずの人たちがこんな愚策を...」と思うけど、 授業で出た研究で 「実は『集団の構成員の個々のIQ』と『集団それ自体のIQ』は特に関係がない。『優秀な個人』を集めたら『優秀な集団』になる訳ではない」 と聞いてしっくりきた。
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今年はスタンフォード大学の学部の合格率が3%台と史上最低だったらしく、皆が幼少期から早くも大学合格を目標に据えて英才教育を受け続け課外活動に必死に取り組むが、なお無限に上には上がいるため全然受からず、近年の米国の受験戦争の激化は日本での競争と比べものにならないレベルに達している。