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私は東京2020の通訳ボランティアが無償であることに関して、長年反対しています。外国語が使えることはその人が何年もかけて培った専門技術であり、きちんと技術に見合った報酬を支払うべきです。
ちなみに1964年の東京五輪の際には、外国語を使う業務を行った人には報酬が支払われていました。(続く) twitter.com/latina_sama/st…
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オーストラリアの「オースト」とオーストリアの「オースト」は、意味が全然違います。
オーストラリアはラテン語australis「南の」が元で、オーストリアの語源は古高ドイツ語ōstar「東」+rihhi「王国」なので、方角が違うのです。
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今まで多くの外国人と接してきた私ですが、絶対に「世界の常識」や「海外では当たり前」という言葉は使いません。
世界には様々な文化圏や国があり、1つの国の中でさえも複数の考え方があります(日本のように)。このことを考えれば、「世界の常識」のような言葉はかなり現実離れしていると分かります。
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また、「英語のsoy sauce(醤油)はsoybean(大豆)から作られるからsoy sauceと呼ばれる」のではなく、「soy(醤油)の原料だから大豆がsoybeanと呼ばれる」のです。そして英語"soy"の語源は日本語の「しょうゆ」です。 twitter.com/latina_sama/st…
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一橋大学は、中東の料理のレシピ集を無料で公開しています。ぜひ作ってみてください! www6.econ.hit-u.ac.jp/areastd/docume…
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「アマビエ(AMABIE)」を並べ替えたら"I AM ABE"になると話題ですが、ラテン語だったら並べ替えずに「ギリシャワインよ、愛せ!(AMA, BIE!)」になります。
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イスラエル大使館がクックパッドでイスラエル料理のレシピを公開してます。結構レパートリー豊富でおすすめなので、もっと広まってほしいです。cookpad.com/recipe/list/12…
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今日の「池上彰のニュースそうだったのか!!」で、池上さんが「英語のsalary「給料」の語源はラテン語で塩を指す「サラリウム」で、古代ローマの兵士の給料は塩だった」と説明していましたが、実際は"salarium"は「塩代」という意味で、兵士の給料は「塩代」という名目で貨幣で支払われていたのです。
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オーストリアにある古代ローマ時代に建設された「異教徒の門」はかなり変わってしまいましたが、そこに設置されている透明なアクリル板を通して見ると、当時の姿がはっきり分かります。すごくいいアイデア。 reddit.com/r/pics/comment…
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疲労感を飛ばす薬として昔売られていたヒロポンは「疲労をポンと飛ばす」ではなく、「働くのが好きな」という意味の古典ギリシャ語philóponos(φιλόπονος)を元にしています。実際、ヒロポンのラベルにも"Philopon"と書かれています。
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英語のbird「鳥(バード)」は大昔は"brid"(ブリド)だったのですが、iとrが入れ替わって現在の発音になりました。
こういう例は日本語にもあって、「さざんか」は昔は「さんざか」と言われていました。漢字の「山茶花」にその名残があります。